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20世紀ハイツ〜那覇・浮島通りのアンティークショップでタイムスリップ

那覇・浮島通りの壺屋近くにあるアンティーク&ヴィンテージショップ「20世紀ハイツ 那覇ギャラリー」。店内に一歩足を踏み入れると、まるで大正時代にタイムスリップしたような感覚になる。

勇気を出して店内に。。。ここは大正時代!?

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外観からすでにオシャレ!窓から少しのぞく商品を見ても、こだわりが詰まっているのが一目で分かる。以前から気になっていたが、何だか敷居が高くて入る勇気がなかった。

けれど、通っている専門学校で「取材に挑戦しよう!」という授業があり、思い切って足を運んでみた。

勇気を出して店内に入ってみると、大正時代の洋館に入ったかのよう。想像した通り、店内もやっぱりグッとくるおしゃれな空間だった。

こだわりの内装、レトロなアイテムの数々

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チョコレート色に塗られた天井には、むき出しのままの太い梁が通してある。店長の須藤さんによると、内装にはこだわり抜いたそう。

「壁を漆喰調にして、大正時代の内装を意識しました」

個人的には特に床の赤いパンチカーペットが、お店の雰囲気をより引き立てているように感じた。

奥に入ると、食器やテーブルウェア、古い蓄音機、フィルムカメラ、古着など、高価なものから手ごろな商品まで、そのどれもが他の店ではなかなか探せないような物ばかり。大量生産された商品とは違う、こだわりの逸品を求める人にぴったりの店だ。

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宜野湾店ではアンティーク+カフェも!

須藤さんは以前、東京で店を出していたという。結婚相手が沖縄出身だったことから、ご夫妻で「沖縄に店を出そう」となったという。

「20世紀ハイツ 那覇ギャラリー」とは別にもう一件、須藤さんご夫妻が手掛ける素敵な店がある。宜野湾にあるアンティークショップ+カフェ「20世紀ハイツ」だ。

宜野湾のお店は海を見下ろす場所にある。「外人住宅」を改装したオシャレな空間で、店主が選んだこだわりの食器でカフェタイムを楽しめる。

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ホームページもぜひ覗いてほしい。レトロな雰囲気を放つ、素敵な女性のイラストが目に飛び込んでくる。

「『何かいい物はないかな』と探しているお客さんをイメージして、イラストレーターの友人に描いてもらいました」と微笑む須藤さん。

時代を越え、大切に受け継がれてきたアンティーク雑貨や骨董品、ヴィンテージ商品の数々。須藤さんとおしゃべりをしながら店内を歩けば、きっと素敵な商品と出会えるはずだ。

(編集後記)

「20世紀ハイツ」を初めて訪れたのは2021年11月半ばのこと。本当はこの日、取材のお願いに行くだけの予定でした。けれど、企画書を見せると須藤さんはすぐに「今日でもいいよ~」と笑顔で答えてくれ、すぐ取材に。嬉しかった半面、「どうしよう。。。まだ質問を考えていない!」と募る不安。でも、須藤さんの温かく優しい対応のおかげで、色々と話を聞かせてもらうことができました。皆さんも足を運んでみてはいかがですか?(富盛恵菜)

店主の須藤さん。丁寧に対応してくださり、ありがとうございました。

(店舗情報)

◆住所:那覇市壺屋1-6-4  
◆電話:090-1369-0258
◆営業時間:午前11時〜午後6時(水曜・日曜は定休日)
http://www.20century-heights.com/

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(おことわり)

本記事は、琉美学園沖縄写真デザイン工芸学校の1年次学生が2021年11月、ライティング講座の課題として取材・執筆しました。取材対象者の年齢や営業時間、電話番号等は取材当時のものです。ご了承ください。


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