星の旅人
サンチャゴ・デ・コンポステラへの巡礼に近いうちに行きたいと思っていたので、予習として観ました。
マーティン・シーン演ずる父親が、巡礼すると言って仕事を辞めて旅立った息子が嵐で亡くなったと聞き、遺体を引き取りに行くも、自分が息子の代わりに巡礼するというお話。
息子役は、エミリオ・エステベスですが、てっきり二人は実の親子かと思うぐらい感じが似ています。
生前は分かり合えなかった父親と息子が、多分、息子が亡くなってから、ようやくお互いを理解し合える時間を歩きながら持てたということと解釈しました。
とはいえ、元バックパッカーとしては、旅は一人でしないと。結局、おんなじ4人の中年で歩いていて、まぁ、お互いの心情をセリフで語らせるために仲間と旅したんでしょう。
でも、ラストシーンは、主人公が一人で歩いていて、しかも表情がとても良くなっていると思いました。
さすが名優と思いました。
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