【生きること】言葉を紡ぐことについて
[言葉を紡ぐことについて]
言葉を使えば使うほど美しいものは美しくなくなってしまう。それでもやはり言葉にしなければならない状況はあるわけで。そういうときはひたすら言葉を紡ぐ。原因/結果では語りきれない何かを語るために、感性を研ぎ澄まして言葉を探す。そして繋ぐ。そのうち伝えたい美しさを忘れてしまっていることに気づく。嘆く。その時にはもう感性は疲れている。しかしふっと頭のなかで美のかけらが光る時が一瞬あるので、それを逃さず、もう一度感性を復活させる。そうすると言葉が降りてくる。