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22/23 CL決勝解説!(マッチプレビュー)

チャンピオンズリーグはヨーロッパNO.1のクラブを決める欧州で最も権威ある国際大会で、決勝の視聴者は毎年1億人を超えるほどの大会です。
今年の決勝は、日本時間で6月11日の早朝4時開始ということでギリギリではありますが今回この試合の見どころをまとめました。
最後までお付き合いしていただけると嬉しいです。

今回出揃った2チームの紹介からです。 


イタリアのリーグ「セリエA」のインテルと
イングランドのリーグ「プレミアリーグ」のマンチェスターシティ。

まずは、インテルから紹介しますが
このチームには日本を代表するサイドバックの長友選手が在籍していましたね。
そういったこともありこのクラブの存在を認知している方は多いのではないでしょうか。
青と黒のストライプがかっこいいですよね。

昔は数々のスター選手が在籍していて世界一のリーグだったイタリアの「セリエA」ですが近年はチャンピオンズリーグのタイトルからは遠ざかっています。インテルは僕にとってライバルチームではありますが(僕はjuventino)、 
大好きなイタリアの復権を見たいので是非とも勝ってほしいと思います。

監督はシモーネ・インザーギ。あのフィリッポ・インザーギの実の弟ですね。

イタリアらしい硬い守備からのカウンター攻撃を得意とする戦術を展開するこのチームは
3-5-2のフォーメーションで来ることが予想されます。

攻撃時の3-5-2


近年では珍しくないですが、可変式のフォーメーションを採用しており、
サイドの選手(ウイングバック)が
守備の局面でディフェンダーになり5ー3ー2の陣形になります。

守備時の5-3-2


この可変により中央に人数を固めてゴールを守ることを強化できます。
攻撃の局面では、センターフォワードの選手が鍵を握っています。
相手の守備が前がかりになっている場合は、早いタイミングでCFにボールを供給、
じっくりとボール奪取を狙いに来る場合は、GKを含み自陣深いエリアでボールを回し
人数をかけてボール奪取に動き出したタイミングでCFにボールを供給し前方で素敵有利を生み出します。
相手の出方によってCFへのボールの出し方を変えることが出来るため、個人的には非常に器用なチームだと思います。
また、目的がわかりやすいため試合を見るとこの説明がスッと入ってくると思います。

そしてマンチェスターシティ。
現在プレミアリーグは世界最高峰と呼び声高いリーグになっています。
そんなリーグで今シーズンこのマンチェスターシティはリーグ優勝を収めて、プレミア3連覇を達成しております。
しかしながら、シティは過去一度もチャンピオンズリーグの優勝を経験してないんですよね。
正直してない方がおかしいくらい強いんですよ。今世界で最も強いクラブは?
と質問を受けたとしたら僕は間違いなくシティと答えます。そのレベルです。
その強さから日本での人気もここ数年で急騰しましたね。
水色のユニフォームが可愛らしいのもポイントですね。 

監督はジョゼップ・グアルディオラ。愛称はペップ。僕の大好きな監督の1人です。
彼のことを語るとどうしても長くなってしまうので、今回はなるべく割愛して話します。

ペップはポジショナルプレーの使い手で、相手陣地でボールを動かし圧力をかけながら守備陣形を崩す攻撃的な戦術を展開するチームであり、基本的にフォーメーションは4-3-3を使用します。
攻撃の局面では、インテルとは違い明らかなポイントはありません。
正直どこからでもゴールが狙えます。選手のクオリティが高いことはもちろん、戦術的にポジションごとの役割を果たし主導権を持って守備の綻びを生む計算された攻撃です。
守備の局面では、即時奪還を強みとし奪われた地点からボール奪取を開始。
数人で囲い込みボールの保持率を高く保ち続けます。
4-3-3のフォーメーションはフィールド全体に選手を配置することが出来るため、このような戦術に非常にマッチしていると言えます。

ですが今回インテル相手の決勝では、3-4-3のフォーメーションを採用する蓋然性が高いと僕は考えています。   


インテルの戦術を振り返りましょう。
攻撃の局面ではほぼ確実にセンターフォワードにボールを預けてカウンターを成立させようとします。ということは、最も使う攻撃エリアは中央。さらに守備の局面ではサイドの選手(ウイングバック)をディフェンスラインに含めるため、サイドの選手はカウンター攻撃への参加はタイミングが遅くなります。
このような状況が考えられるため、守備の選手をサイドに配置するよりも中央に多く配置する方が対策としてはベストですし、シティは今シーズン度々3-4-3のフォーメーションを使用しているためこのような考察をしました。

外れていたら、ごめんなさい。
正直ペップの脳内は僕のはるか先を行ってますからね。急に5バックとかチョイスしてきそうで怖いです。

さて、最後に個人的な見どころを2つ紹介をします。

1つ目は「GKのスーパープレー」
戦術面はよくわからないという方でも楽しめる部分です。
近年とてつもなくGKのレベルが上がっており、守備だけではなく攻撃の参加も求められており、
今回対戦する両チームのGKも非常にテクニックの高い選手です。
綺麗なロングフィードやハイレベルなビルドアップを披露してくれるでしょう。
また、破壊力抜群の攻撃陣のシュートを止めるスーパーセーブも連発するのではないでしょうか。
乞うご期待。

2つ目は「インテルの描くシナリオ」
サッカーの戦術を用意するにあたってゲームプランを考える必要がある。
(ゲームプランやゲームモデル等はいつか投稿しようと思います)
思いつくのは2パターン
・守備の国イタリアらしく1-0で勝つ
・失点覚悟で撃ち合いを制する

まずは前者のゲームプランについて考える。
前述した通りインテルは硬い守備からのカウンター攻撃が魅力であり、個人的には世界最高のカウンターだと思っている。CFに名を連ねるのはルカク、ルウターロ、ジェコとボールキープに長けたタレント達。彼らのキープから運動量の豊富な中盤の選手が攻撃の厚みを出す戦術的に無駄の無い完璧なカウンター攻撃。
シティはプレミアリーグでハイレベルなカウンター攻撃を常日頃から体験しているが、ここまで組織されたカウンターを受ける機会はそう多く無いはず。
インテル側からするとそこに勝機があると思う。
そう考えたときに、試合中に何回厚みのあるカウンターを仕掛けることが出来るかが鍵を握っている。
無失点に抑えて勝つというのは当然不可能ではない。
ただし、シティを相手には非常に難しいミッションになると考えられる。
戦術面で素晴らしいのはもちろん、デブライネ→ハーランドというホットラインもありとんでもないところからゴール奪ってくる。あれこそサッカーのカオスな一面だと思う。
正直にいうとサッカーにおけるカオスをコントロールするのは不可能(ある程度対策をしたりは出来るが…)。
それに加え無失点に拘りすぎてしまうと、どうしても中盤の選手を守備に回さなくてはいけなくなる。
これではカウンター攻撃に厚みはでない。

では、後者のゲームプランはどうだろう。
先ほど出たカオスから生み出される失点を許容し、戦術的に取り所を設定しておく。
こうすることで、得意のカウンター攻撃を存分に活かして撃ち合いに持ち込めます。
ただし、一歩間違えれば多量失点をしてしまうリスクが伴うため選手達は精密な仕事をこなす必要がある。
無失点が目標であれば、大胆にクリアーをしたりリスクをあまり冒さずに戦えるが、
点を取りに行くことを考えると、狙ったところでボールを奪いリスクを冒して攻め上がることをしなければならない。

インザーギ監督がどのような選択をするか注目です。

ここまでこの記事を書いてきましたが、もう朝です。
おそらく誤字脱字もすごいでしょうし、文末の表現もぐちゃぐちゃだと思います。
もっと簡単にまとめたかったし、もっと親切な解説をしたかった。
本当はもっといい文章かけますんで、今後に期待していただけると嬉しく思います。
今回はお許しください。思いつきでやったもんで時間が足りませんでした。
最後まで拙い文章でしたがお付き合いいただき誠にありがとうございます。

ちなみスコア予想は3-2で〇〇の勝利…心の中では決まってますが言わんとこうと思います。

では、ci vediamo


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