プロフィール
自己紹介
ライターの加山竜司です。
雑誌やwebサイトなどの様々な媒体で、漫画をはじめとするエンターテインメント系の記事を書いています。「週刊文春エンタ+」(文藝春秋)や「このマンガがすごい!」(宝島社)のオトコ編(2011〜2023)など、漫画家へのインタビューを数多く担当してきました。
おもな編著作としては『「この世界の片隅に」こうの史代 片渕須直 対談集 さらにいくつもの映画のこと』(文藝春秋)などがあります。
また、文藝春秋のオピニオン誌『論点100』にも寄稿しています。
2022年版は文化「似て非なる「萌え」と「推し」の現在地」、2023年版は政治「漫画家・赤松健の当選で表現の自由は守られるか」。
web上で閲覧できる記事は、以下のとおりです。
文春オンラインで書いた記事
Yahoo!ニュース(個人)で書いた記事
このnoteで書くこと
「漫画と落語」
漫画のなかには、落語を題材とした作品があります。
代表的な例では『昭和元禄落語心中』(雲田はるこ)や『あかね噺』(原作:末永裕樹、作画:馬上鷹将)など。
そういった直接的に落語を扱うものと別に、
・落語から影響を受けた作品
・落語表現に影響を受けた作家
もあります。ちょっと思いつくだけでも『のらくろ』(田河水泡)や『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)、『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦)、『ONE PIECE』(尾田栄一郎)など、メジャータイトルが挙げられますね。
このnoteの記事では、大衆に受容された作品や作家に落語からの影響を見出し、「落語由来の漫画表現」を明らかにしていきます。
それらの作品や作家を個別に見ていきますが、通読したときに、大衆文化としての漫画史を俯瞰できるようなものになれば、と考えています。
漫画も落語も、日本では広く大衆に支持されてきた文化です。
漫画は「映画からの影響」は語られますが、落語との接点はあまり語られる機会がありません。その両者の結節点を探っていく……と言ったら大仰ですが、意外と近い関係性にあるよ、ということがわかるんじゃないかと思ってます。
キン肉マン全巻レビュー
『キン肉マン』の再アニメ化が決定しました。
それを記念して、旧シリーズ(1〜36巻)を1巻ずつレビューしていきます。社会現象にもなったメガヒット作『キン肉マン』は、当時、何が受けたのか。時代背景を探りながら、論じていきます。
再読のきっかけになれば。
それでは、少しのあいだお付き合いください。
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