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フランス留学週記#08

前がき

フランスまで飛んでいても日本のコンテンツを享受できるのは
まさに至福だと噛み締めています、Ryuです。

前回の記事はこちらから(いよいよ留学記ではなくなってきましたね)

あいも変わらず授業がなくて
膨大な暇と時間と余暇に押しつぶされそうです。

そんな時にふと考えたこと。
留学中のお金について少し書きます。

では、ごゆるりと

金欠

金欠。大学生なんてものをやってるとよく聞く言葉です。
おそらく世代によってその程度や度合いは違うんじゃないですかね
学生からすると、生活費は問題ないけど遊びに行ける頻度が少ないよと言う状態。
社会人からしたら、もうほんとにゼロ。
人によるか、こんなもの。

なんでこんな話をトピックに持ってきたかというと
現在進行形でこの状態だからです。
もう本当に金がない。

先ほどの例で言うと前者です。

理由を挙げれば色々とあります。
物価がそもそも高い。
友達とのコミュニケーションに使うご飯代。
新生活を始める費用。
(ここでコミュニケーションを出費だと言ってるあたり陰の者だってバレそうですね、あぁ怖い)

でも一番大きいのは
「留学中だから、何事も経験だね!」で使いすぎるその精神。
これがどうしようもないくらい大きな原因ですね。

確かに結構いますよね、留学中旅行しまくる人。
どっから金出てるんですかね。これもうわかんねぇな。

留学行く人にアドバイスです。
留学は生活の場所が変わるだけ。
贅沢していいボーナスタイムなどでは断じてないのです。

そんなことをしていたらもうすぐに首が回らなくなりますよ。えぇ本当に。
それでも遊びたい人は冬ごろに老婆から着物でも奪ってどうぞ。

経済資本と文化資本

そんなことを書いていたら思いました。
留学における充実度って経済資本と文化資本である程度決まるのでは?

まず、もちろんですが留学に行くにはある程度の経済資本が必要です。
場所や期間、目的にもよりますが目玉が飛び出るような金が持っていかれます。

ここでまぁ反論したい方もいますかね。
「いや、安く行ける方法あるよ」
「奨学金とか支援金出してくれる団体も多いよ」
確かにそうです。

ただ、こういった情報を仕入れてこれるコミュニティに入るにはまたある程度の経済資本が必要だったりします。
大学であったり、余暇にそういった情報を調べられる生活の安定をもつことであったりとか。

さらに、ここの条件に文化資本も追加です。倍プッシュだ。
・そもそも留学行こうという気になるか?
・留学において必要な情報をどこで集めるか?
・目的をどう決めるか?
・何を楽しみにするか?
こう言うのを決めるには、その人の文化資本がものを言うわけです。

要はある程度の経済資本、あるいは文化資本がないとそもそも留学なんて選択肢は出ないわけですね。
留学中についてもう少し書こうと思ったのですが興が乗らないのでやめときます。暇な時間に考えてみてください。ソシャゲの遅いローディングを待つにはちょうどいいのでは。

留学の意義

そこまでの話を踏まえた上でちょっと大層なテーマについて
片手間に書きます。
留学の意義、意味ってなんだろね?

自分は、好きに過ごせばいい、なんてことを考えてました。
自分のやりたいこととかやんなきゃいけないことやって、
その国でしかできないことでなくてもその時にやることをやる。
そんな感じでいいのかな、と思っていました。

ただ、改めて文に起こして
自分に投入された様々な資本のことを考えると
どうにもこれじゃあいけないような気がしてきます。

資本を投入されたと言うことは、
要は投資をされたということです。
うちの場合、親が金銭や文化について全体的に援助をしてくれているので
親は、自分のことを成長株だと考えて投資をしているわけです。

これに対して、
「とりあえず好きなことをしてました」
では株主に対してあまりに失礼なのではないか、そんなことを思います。
年いくつの配当金は返せないまでも将来的にリターンのあることを
決算書類でも用意して証明しなければいけないのではないか、と。

自分が返せるリターンとは何か?
お金はそうでしょう。
健やかな成長もあるかも。
幸せな人生送ってほしい、みたいなのも願われてるかもしれませんね。
堕落してほしい、はないと思いますが。
親のPixivの検索履歴に曇らせとかないことを祈ります。

まぁ、要は自分が何か成長することが必要なわけです。
好きなことをした結果でも、我慢して努力した結果でも。
帰ってきた後に、「投資してよかった」と思わせられなければ。

自分で自分に投資したわけでない以上、これは義務ではないですかね。

無知は罪ですが、期待されてもしなかった努力も罪なように感じます。
何かを得ることは権利ではなく義務なのですよ。
こういうことに早いうちから気づける人は、これを糧に努力できるんですかね。2週目人生が強いわけだ。

自己満足的な悲劇的な終わりを演出するには、スポンサーや関係各所への清算を終わらせなくてはいけません。
人生を使い潰すのは借用書をシュレッダーにかけるときだけですね。

享楽的に生きることを謳うアーティストが好きなせいかな。
もっと納税の義務とか労働とか、家族思想とか親への恩みたいなこと歌ってる現実主義バンドがあってもいいんじゃないかな。

パリはこないだ行きましたが一部燃えてたみたいです。
翼は使いませんでした。夜間飛行とは行きませんね。

ではぼちぼち。

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