![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96529679/rectangle_large_type_2_966ac78456975fbdb510cc162e0808ce.png?width=1200)
【商品考察】金融系コミュニティ ~リベラルアーツ大学の大いなる野望~
年初に、すごい動画を見てしまった。
この動画のザクっとしたロジックは、
生活費を5万下げ、
副業で5万追加し、
得た月10万円を5%運用して、資産5000万円の小金持ちになる。
なんだけど、アグレッシブにスコープ拡大していて、1コトでは表現できない。
リベシティの野望
リベラルアーツ大学が運営するコミュニティのリベシティへは、昨年、夏に体験入会してみた。
面白い仕組みはいろいろあったものの、
100万部突破!の『お金の大学』も読んだが、
倹約系投資グループの印象を持ち、心に刺さらず、
学長のイラストも声も相性が合わないと判断し、
継続しなかった。
いまでは、
金融系コミュニティの域をはるかに超えている。
体験入会では、こんな方向性まで打ち出すとは、
まったく想像できなかった。
ほんとにすごい。
・クリニック事業
・不動産事業
・税理士事業
・中部、九州へのオフィス新設
・幕張メッセでのイベント
さらに
転職サービスに、バイト斡旋、フリーマーケット。。。
まさしく、
昨年、妄想したライフラップに近い世界観を、
ボトムアップ型で実現しようとしている。
岸田内閣はスタートアップ企業への税金バラマキを宣言しているが、
こういうグループにこそ資金注入して欲しい。
リベシティの組織運営
ところで、このリベシティは、
どんな組織を目指すのだろうかと思う。
志のある頭の良い人たちが基盤を設計し、
前向きで幅広い世代の人を巻き込みながら、
トライ&エラーしながら、
コミュニティとして成長していく。
でも、そんなに簡単じゃないハズ。
小さければ自由に、機動的に何でもできるが、
組織が大きくなると、
全体のバランスが難しくなるのは、世の常。
コンプライアンス維持にも大きなコストがかかる。
リベラルアーツ大学の学長さんが不在になったら、
簡単に崩壊することもありうるだろう。
たとえば、
20年前に話題になった、オルフェウスプロセスはどうだろうか?
私は、新米プロジェクトマネージャーだったころ、
組織論の本に救いを求めていた時期があった。
オルフェウス室内管弦楽団には「指揮者はいない、しかしリーダーシップがある」
マルチリーダーシップ
という魅力的な言葉を知って、
プロジェクトの重い責任の肩の荷を、少しだけ下ろしてくれた思い出がある。
共有されたリーダーシップとは、
コアのメンバーがチームを作って曲作りを進め、曲の解釈をコアメンバーが提示し、全員合意を得ながら曲を作りあげる。コアメンバーは曲ごとに異なり、指揮者はいない。
そんなリベラルアーツ大学の意欲的な試みは、
既に関西のある業界で炎上しているらしい。
なかなか深い手数料ビジネスの話だ。
どのビジネスでも利益を得ることは簡単じゃない。
それにしても、
リベラルアーツ大学の挑戦はスゴイと思う。
もし、このグループの方向性が、
資産5000万円越えの小金持ち達成
ではなく、
ウクライナ復興や、拉致問題解決などの
社会問題解決のワンイシューに変わったら、
是非参加したいと思った。
【今日のひとこと】
前に出ること。
それだけでサッカーは即座に美しくなる。
少しリスキーではあるが美しい。
(サッカーコーチ イビチャ・オシム)
「走力」と「哲学」を備えた「賢く走る」スタイルを掲げ、リスクを意識しておかす「危険なサッカー」を指導されたオシム監督の教えと、
大きく前に出た、
リベラルアーツ大学の挑戦を見習って、
「危険な投資家」を目指していきたい。
この記事が参加している募集
読んでいただきありがとうございます。サポートいただいたお金は、大和ネクスト銀行の応援定期に投資し各種団体を支援します。