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データ関連の推薦図書3冊を読んでみた

会社のデータ関連部署で若手向けに推奨している本のうち、3冊を簡単にまとめたいと思います。
私は若手でもその部署の人間でもありませんが、推薦図書にハズレは少ないと思い読んでみました。


①データ分析人材になる。目指すは「ビジネストランスレーター」

データ活用プロジェクトの失敗事例や成功事例を示し、成功に導くフレームワークを提唱しています。他の書籍同様、解くべき課題や目的を明確にすることが強調されています。
特に参考になったのは、データ分析の結果をビジネス部門に伝える際のストーリーです。まず、データ分析の結果がこれまでの経験的な知見と一致していることを説明することで「納得」を得る。その上で、新たな発見を伝える。という流れにすることがポイントとして示されています。
相手に動いてもらうことがゴールなので、こういった受け手の立場を踏まえたストーリーで説明することは大事だと思います。


②ビジネスマンのためのデータ分析&活用術

「たった1日で」とあるように、コンパクトにまとめられていて読むだけあれば1日で読めます。実事例に基本的な統計学の知識を活用するケースと、そのためのExcelの操作方法が具体的にまとめられているので、Excelを使って簡単な分析業務を行いたいけど何から始めれば・・と言う人に向いている本かと思います。

③文系AI人材になる

私は理系で機械学習を研究していた(といっても約20年前)人間ですが、Kindle Unlimited対象だったのでこちらの本も読んでみました。
結論としては、理系でも十分楽しめました。
というのも、文系で中身が理解できなくてもとにかく使ってみよう!と言うのがコンセプトで、そのマインドや具体的なサービスが紹介されているのですが、理系だろうが関係なく、そこは一緒だと思ったからです。
昔は、ほぼ全員が表計算ソフトを使う時代が来るとは思っていなかったと思いますが、今後はAIを使うのが当たり前の時代が来ると言われています。
その中で新たな技術をどんどん使っていきたいと思わされました。

以前記事を書いた「経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン」でも、AIは21世紀のExcelであるという表現がありましたが、ではどうアクションすればいいのか?を知るためのとっかかりとなる書籍と思います。



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