就職活動Part5
こんにちは、サダイです。
前回は、自己分析の重要性について書いていきました、
内容としては、夢、目標を持つことが幸福感、充実につながるという話でした。
今回は、もちろんやりたいこと(夢、目標)を自己分析して見つけることは大切だけれども、それよりも大前提として大事な事があります。
それについて書いていきたいと思います。
結論から言うと、一番大事なことは
人選び
です。
なぜ人が大事なのか?
この点から深ぼっていきたいと思います。
会社とはチーム
です。就職活動は会社選びです。
僕は会社に属して、夢を実現していきます。
つまり、僕だけの場所ではないということです。
僕の力だけではどうにもならないことがあります。
例えば、会社が時代に応じた経営戦略を選択するのは、社長です。
自分が絶対に成功すると思って、事業を立案するとしても、それは自分だけでするものではありません。
これがチームです。
チーム=人です。
就職活動において、社長、社員などの人、そしてチームは自分では変えられないのです。
それを踏まえたうえでチーム(会社)の選択を誤ると
・倒産
・夢が実現できる環境(お金、成長、人)がない
などのリスクが考えられます。
自分のしたいことはもちろん大事ですが、それよりもまずそれが実現できる環境にあるのか、将来性があるのか、安定しているのかという観点で企業を探すことが重要となってくると考えました。
今の時代、安定はない、将来が見通せないなんて言われている時代ですが、
会社、ビジネスの根本は人です。
だからその人選びをすることで、安定や将来性は把握できると思い僕は会社を選択してきました。
今回は、人選び(会社選び)をする上で重要視してきた3つのポイントについて書いていきたいと思います。
理念の浸透度
一つ目は理念です。
これは論理的ではなく、直感的に感じる必要があります。
理念とは、会社の掲げる夢です。
前回、夢を持っている人は、充実度が上がるという話をしましたが、これを持っている人は充実度を上げるために努力を惜しみません。きらきらしています。
つまり野球選手になりたいと思える小学生のような気持ちを持っているひとがどのくらいいるかということが大事になってきます。
ではなぜ理念が浸透(社員が夢を持っている)していることが大事かというと、
何か大きなことを成し遂げるためには、たくさんの人が必要です。
例えば、ある会社(チーム)で1000万稼ぎたいと思っているAと、世の中の人々を幸せにしたいと思っているBがいるとします。
その会社が万博で大きいラーメンイベントを立ち上げるとします。
ではAはどうするかというと、お金が欲しいので利益のことを最優先します。なので、おそらく利益率が高いラーメン屋にアポを取りに行くでしょう。
それに対して、Bは顧客を幸せにしたいと思っています。
なので、本当においしい、顧客が求めているラーメン屋にアポ取りに行くでしょう。
こういったように、最終的な目標が違うと選択が変わってきます。
これで理念が浸透していると、最終目標が一緒なので、取る選択も一緒になってきます。
ばらばら(理念が浸透していない)のチームはビジネスにおいて、大きなことを成し遂げようとしたときに必ず成功しません。
スポーツにおいても同じです。
みんなが共通の夢や目標を持つから成功、達成することができます。
結論として、理念が浸透していることによって、人(社員、社長)がとる選択が共通していきます。そうするとぶれなくなり間違った選択を取らなくなり、大きな力になって会社の成功につながります。
つまり、理念の浸透が高いと、将来性があると考えることができます。
IR
2つ目は、IR(経営状況や財務状況などの情報)です。
ビジネスは人が行うと前文で言いました。会社は利益を生むため、社会に貢献するため、この時代に生き残るために人が選択をします。
IRはその選択を数字の観点から見ることができます。
それはつまり将来性のある経営戦略なのか?意思決定なのか?ということを選択できる人がいるのか?ということがわかります。
その中でも見るポイントが3つあります。
①売上②利益率③投資
①売上
まずお金が生み出されるビジネスモデル(仕組み)ができているか、という大前提に一番大切な部分です。
②利益率
次に、正常な経営ができているかという内部的な所です。もちろん売上が高くても利益がないとそれはよくありません。
その原因としてそもそも利益が少ないビジネスモデルなのか、財務管理ができていないのかの2つの理由が考えられます。前者はもちろん使えるお金が生み出せないので、何もそこから生まれません。後者も人が誤った経営選択をしているという事なので良くありません。
後者の部分でもう少し詳しく言うと、経常利益などから、固定費(人件費や経費)がちゃんとうまく運用できているかという点を見ることで財務管理、つまり経営(人)がちゃんとしているのかというのを把握することができます。
③投資
これは、一番大事なポイントです。今の時代はビジネスが加速して変化が激しくなってきています。そういった中でどんどん新しい事業投資や何か変化、挑戦をしていかないといけません。
投資状況などを見る事で挑戦をしているかという点をこの企業の投資観点から見ることができます。
つまり、成長できる、将来性がある企業なのかを見る事ができます。
これら3つを見ることで、経営状況を把握することができます。
それはイコール適切な選択が取れる人がいるかという点を見ることができます。
KSF
KSFとは重要成功要因と呼ばれるものです。
重要成功要因とは、経営戦略を達成するために何が必要か定めることを言います。
例えば、化粧品メーカーはブランド力や認知度を高めることがKSFです。
コンビニで言えば、品ぞろえの幅広さや店舗の多さがKSFです。
つまり、僕なりの解釈としては、その企業が絶対的に成功している要因のことを指します。
これがある企業は僕は将来性、安定があると考えています。
その中でもプラットフォームというKSFを持っている企業はほとんど崩れないと考えています。
例えば、GAFAが良い例だと思います。
アマゾンは巨大倉庫を抱えて巨大な物流網を持っています。
フェイスブックは世界一のユーザー数を誇るSNSを持っています。
グーグルは巨大ブラウザの超巨大ネットワークを持っています。
アップルはスマートフォンというライフにかかせない端末を持っている。
今挙げたように、どの企業も超巨大なプラットフォームを持っています。
これは他社が崩そうと思っても崩せませんし、土台になっているのでこれを覆すことは難しいでしょう。
こういった風にKSFを持っている企業は将来性、安定があるといえます。
それは言い換えると、強固なKSFを作ることができる人がいるということです。なので、もし崩れてしまったとしても、また創り出すことができる可能性は高いと思います。
そういう意味でもKSFが確立されている会社は将来性があると思っています。
以上の企業理念、IR、KSFを見ることで、将来性のある企業(人)を見つけることができると僕は思っています。
これはあくまで今僕が思う就職活動なだけであって、これが自分でも絶対の正解だとは思っていません。しかし、就活を進めるうえでこういった自分の考えを持って進めることは非常に大切だと思っています。
今回も長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。
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