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第三話 青年時代


地元で重機の部品を作る会社に入社して
しばらく真面目に働いていました。

その頃マイブームでずっと聴いていた音楽
みなさんご存知ですか?
伝説のロックバンド

「BOØWY 」


私はCDをかけ彼らのビデオを見て
女の子にキャーキャー言われる
彼らに釘付けに
なっていたのです!

いつのまにか沸々と私も女の子に
キャーキャー言われる世界に行ってみたい
と鏡を見て

俺ひょっとして
「いけるんじゃねぇ」


そんな根拠の無い自信が湧いて

そうだ
「芸能人になろう」


浅はかな私は思い付きで行動したのです。

そんなキャーキャー言われる芸能人を
夢見て、ある日養成所のオーディションを受ける事にしたのです。

ファンキーな刺青の入った親父の息子 思い付きで行動でいつもツメが甘い

結果は、合格‼️


不真面目でなかったか私は週一回の
レッスンに通い始めました。


2年ほど通い俺は思ったのです...

俺は「BOØWY」になれない。



志し半ばに徐々に限界という言葉が
私の心を蝕んだのです。

TVの中でスターには慣れないがもしや...

私がのめり込んで行った世界、新しい世界が私の
目の前に開けてきたのです。

私のそうファンキーな両腕に刺青が入った祖父
そして私の親父も地元の祭りでは
神輿を担いでプチスターだったのです
‼️

そうだ「神輿を担ごう」
ここなら俺もスターになれるぞ‼️



いつも外ばかり回りばかり見てて
気付かなかったですが、改めて色んな世界を見た後、目の前を見た時自分の
望んでる世界が有ったのです
‼️

私は地元の神輿會に入り夏は毎週日曜日は
神輿を担ぎに行くようになりました。

そんな神輿道も気が付けばもう
キャリア20年のベテランです。


スターになりたかった、今では
間違っても口に出せません
😅

私に見合った私の活躍出来る場が
地元にあったのです
‼️

プロローグ
第一話 誕生
第二話 学生時代の私
第四話 転機
第五話 出会い

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