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【STR DAY4】経営戦略④

テーマとケース

セッションA
【テーマ】競争優位の確立
【ケース】シマノの挑戦

セッションB
【テーマ】新規事業の戦略
【ケース】シマノの挑戦

クラスの学び

釣具のイメージしかなかったが、実は自転車部品メーカーとして世界最大の企業であるシマノのケースのレポート回。

自分にとって今回の学びは、投資の意思決定をするにあたり、「これならイケる」という経営戦略をシマノはどう描いてきたのかだった。

ここまで学んできた経営戦略構築の考え方を使って、フレームワークどおりにケースから情報を拾って想像力を働かせていけば、レポート的には大きく外すことはないケースだったと思うが、要は「自分は実戦で本当にそれをできるのか!?」という立場にたって主人公になりきることが重要だったと思う。

そう考えると、シマノの本当の競争優位性って〇〇が〇〇だったこと(秘密)なんじゃないかと自分には思えた(レポートの結論もそうした)。

正直いってKSFの特定は甘かった。
レポートでは点数に響く程度だから問題ないが、実務では致命的なミスになり得る。シマノの世界に入り込めていなかったと反省だった。

自分(自社)への落とし込み

Day1で、「自分なりの経営戦略の論理を持ち、まずはそれのVersion1を作ろう」という講師からの課題があり、次回Day5では僕が発表する番だ。

1ヵ月前のDay1が終わった時点から、空き時間を見つけては落書きしたり図を書いてみたりして考え続けている。経営戦略の論理は半分読んだ。(数ページ読んでは自分の事業に置き換えて考えてしまうので、全然進まない…。)

どんな条件を満たしていれば自分の意思決定は揺るがないのか、そこは感情ではなく論理であるべき。

脅威となりそうな情報が入ってきては焦り、売上が下がれば不安になり、キャッシュが目減りしては右往左往する…。経営者はこういう不安といつも戦っている。それでも「大丈夫だ、いける」と信じられる手作りの経営の論理とはなんだろうか?と、シマノのクラスを受けながらも考えを巡らせていた。島野三兄弟の論理の拠り所はなんだったんだろうか、自分だったらなんだろうかと。

そして、一応できた。Version1だからこの先進化していくかもしれないが、自分なりに納得できるものができたので、パワポ1枚にまとめた。しかし、「よしできた!」と思ってから時間を置いて見返してみると、そのたびに修正が加わわる。修正し「今度こそできた!」と思っても、また修正の繰り返し。

でもこうやって、自分なりの経営の論理が構築されていくのだなと思っている。そして1冊の本にまとめてみたいという欲求もでてきた。

このnoteに大学院の学びを書くようになって約1年。書いた記事は非公開含めると100本を超えた。平均1000字くらいだろうか。そうすると10万字程度アウトプットしたことになる。継続は力なり、だな。

※この記事が公開記事100本目だった。



介護サービスの会社を経営しながら、経営学を学ぶため大学院に通っています。起業前の13年間は特養で働いていました。介護現場と経営と経営学、時々雑感を書いています。記事は無料ですがサポートは大歓迎です(^^)/