ヤマナカ リョウ

佐世保出身→東京経由→福岡在住。40代、獅子座のAB型。日々の記録・雑記。

ヤマナカ リョウ

佐世保出身→東京経由→福岡在住。40代、獅子座のAB型。日々の記録・雑記。

最近の記事

ひとり旅のすすめ

次男をダンス教室に迎えに行った帰り、夕暮れ時を2人で歩いた。 今年のゴールデンウィークは、長男のサッカークラブの遠征や試合で詰まっていて、家族揃っての遠出は難しそう。 ただ次男はどこか連れて行ってあげたいなと思い、合間動けそうな日に一泊で僕の実家がある佐世保に行こうかと提案した。 「一泊で佐世保で遊ぼうか。ママとお兄ちゃんは福岡残って車使うから、俺と2人で電車行動になるけど、まぁええやろ?」 すると次男、僕の方を見向きもせずに言った。 「全然大丈夫だよ。まぁ、ひとり

    • キュートすぎる

      天神地下街を歩いていたら、韓国人観光客と思わしき男の子が、スマホを片手に、リクルートスーツを着た女子3人組と話をしていた。 何気なく見ていたが、道を尋ねているようだった。 3人組のうちの1人が対応していたのだが、真摯に説明はしてあげているんだけど、めちゃくちゃ日本語というか、博多弁で話していた。 ただ趣旨は通じたようで、韓国人の男の子は「アリガトゴジャイマシター」とお礼を言っていた。 すると別れ際、女の子が「わからんかったら、また別の人に聞きーよ」と言っていた。 そ

      • not so sweet memories

         久しぶりにFacebookをのぞいてみたら、高校のときの同級生が、当時の部活の顧問の先生が還暦を迎えて、そのお祝いをしました、という書き込みをしていた。  私は同じ部活じゃなかったので呼ばれてもないのだが、高3の時の担任の先生だったので、比較的関わりは深い方だった。ただ、もしその席に呼ばれても行かなかったと思う。  その先生に限った話ではなく、自分の学生時代、特に中高を振り返ると、理不尽が本当に溢れていた。そして教師からの体罰はごく当たり前に行われていた。  こちらに

        • JUST A 友達

           10年来飲み友達だった女の子から、結婚の報告。  JUST A 友達なのだけど、自分にとってはなかなかに大切な友達だったので、とても嬉しいし、ちょっと寂しくもあり、少しだけムカつく。 信号が 青に変わって 渡りだす 背中に手を振る 虹が出ている

          ウータン

          長男(小6)が、寝る前に日課のストレッチと体幹トレをしながら、Spotifyで音楽を聴いてきた。 Creepy Nutsが入り口だと思うが、最近ヒップホップをよく聴いている。しかしそれにしてもゴリゴリの曲を聞いてるなと思い、だれだっけこれ?と聞いたら 「ウータンクラン」と答えた。 ウータンクラン…?学生のときに僕も多少かじったが、小6の息子が聞くようになるとは思わなかった。なんてこった。 「お前、ちょっと前まで『いないいないばあっ!』の『うーたん』大好きって言いよった

          ハイライト

          大学生の時に、年下の子と東京⇆福岡間の遠距離恋愛をしていたことがあった。 美大を目指している絵が好きな女の子だった。当時カリスマ的人気だった椎名林檎が好きな子で、彼女と同じハイライトを吸っていた。 しょっちゅう電話をして、手紙を送りあったりもしていた。けど、当時お金もなかったし、会えるのは長期の休みのときくらいだった。 ある日、大学から帰宅したタイミングで、彼女から電話があった。手紙が今日届いているはずだから、見に行って、と言われ、エントランスの集合ポストまで降りていっ

          HER REVOLUTION

           家族で車移動中、昭和な曲をシャッフルで延々とかけていたら、渡辺美里 の「サマータイムブルース」が流れてきた。  自分の趣味ではないが、懐かしくはある。そして聴きながら、学生時代の女友達のことを久々に思い出した。  「ヤダ」とは大学生のころ、秋田出身の友人が開いた合コンで出会った。ヤダも秋田出身だった。  そこからよく皆で遊ぶようになり、ヤダは僕の友人と付き合うようになった。  きっかけは友人宅で、ヤダが持ってきた「きりたんぽ鍋」をつつきながら皆で飲んでいた夜。調子を

          人の悩みも多様

           この数年で髪の毛がだいぶ薄くなってしまった。長らく長髪だったので多少なり誤魔化せてた部分はあるが、最近気分転換に短く切ってみたところ、より顕著になった。  さらには40代になったくらいから、髪質の変化も起きて、めちゃくちゃ天パーになってきた。幼少期は天パーだったが、小学生に入ると直毛に変わり、それからずっとそうだったのだが。赤ちゃん返りしているのか、年々チュルチュルが激しくなってきている。  薄毛の進行と、天パーの進行が、同時に繰り広げられる。  このまま行くと、どう

          人の悩みも多様

          これも1つの PERFECT DAYS

          今日、久々に予定のない週末で、子供達は各々遊んでおり、妻と2人で遅めのランチに出かけた。 家から少し離れてはいるのだが、前々から気になっていた、老舗の店構えをしたビストロ。 平日はディナー営業のみらしいが、日曜は14時からやってるとのことで、14時に予約。 我々の「なんか気になるな」という予感はいい意味で的中した。 60代くらいのマスターと女性スタッフ2人で切り盛りするお店は、とても良い塩梅の雰囲気。 そして本当になにを頼んでも美味しい。これは久々見つけてしまったな。

          これも1つの PERFECT DAYS

          懐かし消費

          「懐かし消費」というのがあるように思う。 特に学生時代にハマっていたものや、欲しかったけど買えなかったものを、小銭を持った大人になって懐かしさのあまり、ついつい買ってしまう消費形態。 例えば、スニーカーや、ゲームや、プラモデルや、エアガンなど。スーパーにビックリマンが売ってあったらついつい買ってしまうのもそれだろう。 そんな自分を昨今のアドテクノロジーは的確にターゲティングする。この前Instagramを見ていたら、このoutdoorのボストンがレコメンドされ、ついつい

          いいじゃんおばさん

          志村けんはドリフや自身のコント番組で、数多のキャラクターを演じたが、僕が1番好きなのは「いいよなおじさん」である。 山はいいよなぁ〜。 ポップコーンはいいよなぁ〜。 待合室はいいよなぁ〜。 ストーリーもクソもなかったように思うが「いいよなおじさん」が、いろいろなモノコトに対して「いいよなぁ〜」と言い続けて、周囲の女性を気持ち悪がらせる。 ただそれだけの狂気じみたキャラであり、コントである。しかしめちゃくちゃ印象深い。 昨年末、会社の同僚と4人で飲んでいて、2軒目行きつ

          いいじゃんおばさん

          ベススタで飲む理由

          アビスパ福岡の応援に、本格的にスタジアムへ通うようになって3シーズンほどになる。 その中で決めていることとして、基本飲食はスタグルで調達するということ。 Jリーグのチケットがそもそも安くはないし、スタグルも家族分買うとバカにならない。僕は長男と2人で行くケースが多いのだが、長男は食べるし、僕は飲むし(ハイボール3杯以上は確実に飲む)、2人で4000円以上は使う。 決して金にものをいわせているわけではない。ただ自分にとって、スタグルに金を使うのは、自分なりの「クラブを応援

          ベススタで飲む理由

          めんちゃんこ亭にて(Kids are alright)

          次男が毎週火曜日に最寄駅近くのダンススクールに通っていて、19時に終わるので、仕事帰りに僕が迎えに行くことになっている。 早く会社を出ないと19時には間に合わないので、火曜日はもはや18時過ぎには会社を出て、18時30分ごろには最寄駅につき、そこから30分弱、近くのめんちゃんこ亭に入って、ひとときのひとり酒を楽しむことにしている。 めんちゃんこ亭は、福岡ではわりとメジャーな「めんちゃんこ(ざっくり言うと鍋焼き麺)屋」である。食事としてめんちゃんこだけを食べに来る人も多いけ

          めんちゃんこ亭にて(Kids are alright)

          おいたちはみんな大人になれんかった

          気づけば43歳になった。 若いころ想像していた40代は、もっとしっかりした「大人」だった。我、40にして惑わず、なのかと思っていた。 身体は順調に加齢し、薄毛になったし、老眼が怪しいし、酒に弱くなったし、酒が抜けなくなったし、健康診断にはなにかしら引っかかる。「老い」は確実に感じる。 一方で「精神」や「生活」はどうか。 43歳。まだ週刊少年ジャンプを読んでいる。なんなら近所のコンビニで立ち読みしている。 買い物かごに酒をたくさん入れた状態で、ジャンプを立ち読みしてい

          おいたちはみんな大人になれんかった

          誰誰に似ている

          芸能人、著名人に似ていると言われることが少なからずある。僕の顔面スペックからして、いわゆるイケメン俳優などに似ていると言われた経験はなく、決まってなんだか「コミカルな人」がチョイスされる。 あるときは「韓国の3枚目俳優に似ている」と、非常に抽象的な「似ている」を提示されたこともあった。「似ているってなんだよ?」とは思ったが、自身でも謎に納得してしまう部分はあった。 今年の正月、地元に帰省し、元旦から初詣に行った。結構な人で混み合う中、家族でお参りをして、あまり長居せずに駐

          誰誰に似ている