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マクロレンズで梅と桜を撮るアイデア7
春を感じられる写真をZ7+105mmマクロレンズで撮ってきたので紹介します。
1.逆光で色数を少なく
![](https://assets.st-note.com/img/1675215574996-ehMSHrFu7m.jpg?width=800)
コンディションの良い花を主役に、しっかりピントはしべに合わせて撮るシンプルな撮り方です。こんなふうにアップで撮る時はピント位置が重要なので風で揺れるときは多めにシャッターを押したりその場で確認してピントが合ってなかったというミスを防げるようにしましょう。背景には枝か何かがあったのですが、逆光なので光を感じる雰囲気になりました。色味はとても地味なのですがシックな雰囲気に仕上がっていると思います。
2.逆光でピンクとグリーンを合わせる
![](https://assets.st-note.com/img/1675215580740-iEhIrl7Koy.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1675216084513-b49RwJqF2f.jpg?width=800)
ピンクとグリーンはとても春らしさを感じる色の組み合わせで個人的に大好きです。写真でこの2色を見せるためには花の奥にグリーンの植物が入るよう画角を調整します。さらにそのグリーンがある方から光の当たる逆光のため、このように光が溢れるような暖かい日差しが当たっている雰囲気が出てきます。大きめに撮っているので、「この辺」ではなく、しっかりと主役を「これ」と決めておくこともポイントです。
3.逆光で花を多めに入れてみる
![](https://assets.st-note.com/img/1675215585958-lPXhrnX8f8.jpg?width=800)
こちらは少し考え方を変えて、一輪の花でなく、多数の花が咲いている雰囲気を主役にしています。先ほどと同様、逆光で背景にグリーンがあり、かつその距離も遠かったので丸ぼけが出来ました。春っぽい感じというか、ふんわりとした日差しを感じる質感になります。
4.早咲の一輪を主役にする
![](https://assets.st-note.com/img/1675215593626-CH0gJPV7qa.jpg?width=800)
こちらは早咲きの河津桜が一輪だけ咲いていたのを見つけたので撮影しました。大きく撮ってみたのですが、どうも面白味がなかったので、あえて引いて撮ることで「この一輪だけが早めに咲いたよ」というのがわかる雰囲気にしてみました。背景も暗い色ばかりなので花のピンク色が目立つと思います。
5.順光で、青空と花を背景にする
![](https://assets.st-note.com/img/1675215599369-y7Y039H0K3.jpg?width=800)
こちらは早咲きの桜を見つけたので撮ってみました。ポイントとしては光の向きとフレーミングです。順光気味になるようにしているので空が青くなり、背景にも花を入れたのでお花がたくさんある感じになっていると思います。実は実際には満開には程遠い3.4部咲でしたが、花の多いエリアを撮ることで満開に近い状態に見せるよう演出をしています。
6.順光で空を多めに入れる
![](https://assets.st-note.com/img/1675215611956-ssLlxkcOk2.jpg?width=800)
こちらも同じ桜ですが、この写真は空の色がある意味主役の写真です。花も綺麗でしたが、左上部分に多めに空を入れることで、対比を見せたいと思ってこのような構図にして撮っています。冬の天気が良い日というのは本当にこんな感じで雲ひとつない青空になりますよね。その爽やかさみたいなものが伝わればいいなと思ってこんな撮り方をしています。
7.逆光で一輪の花をアップにして、背景に花を入れる
![](https://assets.st-note.com/img/1675217609627-SdUvpG07Eq.jpg?width=800)
こちらも実は同じ木の花です。この木は大きくて比較的低い枝もあったので、近づいて撮ってみました。先ほどとちがい逆光でアップにして、背景を暗くなるようなフレーミングにしたのでこのような仕上がりです。背景にある枝や花にも光が当たっていたのでそこがまるボケになります。この場所は日差しがあって風もなく、とても暖かかったので撮っていてとても楽しかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1675217874770-s0YP6c4yQu.jpg?width=800)
桜や梅を撮るときのポイントとしては枝の入れ方も重要だと思います。
こんな感じで一定の面積にどーんと枝が入ってしまうと結構存在感があるのでなるべくこのような感じで枝が邪魔にならない画角を探してあげると良いでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1675217985671-cBEB9lDmTA.jpg?width=800)
この辺りはとにかく「現場で探す」「慎重にシャッターを押す」しかありません。その際に自分にいかに厳しくできるかがポイントの気がします。おそらく初心者の方は「花がキレイ」だと「即シャッターを押す」その結果、見た後で「あれ、なんか変だ」ってなってしまうパターンが多いようです。それはそれで必要な経験かもしれませんし、実際に私も写真を始めたばかりの頃はそんな感じでしたが、今の私の場合は花が良かったのを見つけたとしても、シャッターを押すに値する光、フレーミング、構図なのか、というのを結構シビアに観察して考えて、撮ったらよさそうだなと思わない限りシャッターを押さなかったりします。なので、結構歩き回っているだけの時間や、カメラを構えるけどシャッターを押さないみたいなこともよくあります。
とは言っても最初からシャッターを押さなすぎたら何も気付けないと思うので、最初の頃はそういう経験も必要だと思います。だんだん、慣れていくと無駄に撮ったりしたり、こんなはずじゃなかったみたいなものが減っていくと思います。参考にしてみて下さい。
今回は7つの方法を紹介しましたが気に入ったものがあったらぜひスクショを撮るしてもらって全然大丈夫なので、真似してみて下さいね。
もしサポートいただいたらいつも他人に譲ってしまう傾向のある心やさしい旦那さまと、彼の大好きなカニを食べに行きたいです。応援よろしくお願いします。