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主人公になれない人々の人生にスポットライトを。

僕の大好きなバンドの新曲が公開された。
やっぱり彼らの歌詞とメロディーが表現する世界観は大好きだ。


もうすぐ、このバンドを追いかけて9年目。
中学生の時にハマって以来、ずっとファンだ。

彼らはヒロインになれない人たちの人生を主人公にしてしまう才能がある。人知れず悩んでいる人たちの心情の言語化の天才だと思っている。

僕自身も、そういう人にパッションがある。誰にも言ってないけど、本当は自分の人生は特別だと思いたくて、本当は自分の人生に充足感が欲しくて、だけども心のどこかで我慢をして生きている、そんな人の味方でありたい。そんな人の人生に寄り添える存在でありたいと思う。

back number というバンドを追いかけて、ファンになれて、今となっては、誇りに思っている。僕も彼らのように、普段は頑張って生きているけども、なかなかスポットライトが当たらない人たちに向けて、そんな人たちに自分たちのサービスを届けていきたい。


from 大阪

東京で行う予定のイベントの構想が固まってきた。
「多拠点生活」というライフスタイルVISIONと「リアルキッザニアを作る」という自分のやりたいことを叶えにいこうと思う。


人生食堂

リアルキッザニアとは言っても、まずはリアルキッザニアを求める人たちをこの社会に増やしていかないといけない。「リアルキッザニアを求める人=人生に彩りや特別感が欲しい人」という僕の中の言語化。

だから、月に一度の楽しみを作る。待ち遠しさを作りたかった。そして自分自身が何よりも欲しいと思っていた。感情が動きにくい現代社会と喜怒哀楽を忘れやすい都会の街で、この食堂に足を運べば頬が緩んでしまうような、ふと笑みがこぼれ、仮面を被って生きている人の仮面が取れてしまう、そんな場所を作りたかったんだ。

画面に映る無機質な文字とハートのいいねより、誰かの声と言葉で直接伝えてもらういいねの方が何倍も嬉しくて、「それいいね!」が溢れる、そんな暖かい場所を作りたかった。

大人になっても、感情を大事にして生きたいし、誰かを思いやる優しい心を持って生きていきたいんだ。


だけど現実はそうもいかない。


「私たちもそうですけど、私たちより下の子たちは大人になることに対してあまりいいイメージを持っていないんですよね」


つい最近、3コ下の子に言われた言葉だ。


やっぱりそうだよな。
政治家の裏金問題。芸能人のスキャンダル。インフルエンサーの自殺問題。世間の大人がストレスの捌け口として利用する、SNSでの誹謗中傷。

なぜ自分たちのためにしか生きることができないのか?もっと誰かの幸せのために生きようと思えないのか。そんな失望や大人への汚いイメージが僕らを縛り付けている気がする。

気付けば、大人の悪い部分にしか目がいかなくなったりして、人気者に劣等感を感じたり、SNSでいい部分しか映さない誰かと比べて、自分なんかと思ってしまったりして。








僕はずっと大人になりたくなかった。
心のどこかで、まだまだ社会に抗っている。
そんな思春期が終わらない大人なんだと思う。







何かと言い訳をつけて諦める、そんな大人の姿に希望を持てなかった。
やりたいことを、年齢のせいにしてやらない大人の姿が嫌いだった。
経験にモノを言わせて意地を張る大人が大嫌いだった。


気付けば心はまだまだ大人になれない、姿形だけが大人になってしまった、思春期のままの自分が今の自分なんだ。


未だに純粋で綺麗な世界に憧れるし、心を動かして感動を届けてくれる映画や音楽には生きがいをもらっていて、それでもって自分の人生は何にも代えがたい特別なものなんだって心の底から信じている。


自分なんかは脇役の人生なんだって思っていたとしても物語の視点を変えてみるだけで自分が主人公になったりする。浦島太郎は、たまたま浦島太郎目線の物語ってだけで、亀をいじめていた少年たちの視点で浦島太郎を見れば、また一つ面白い物語の世界が広がるんじゃないかな。


立派な肩書がなくてもいい。
大きな劣等感を持っていてもいい。


大事なのは、その劣等感をどう生かすか、自分の中にある葛藤をどうやって人生で活かしていくかの方が大事。よく、自分は恵まれていない、と人生を悲観的に捉える人がいるが、そんな恵まれていないあなただからこそ、今後出会う恵まれていない境遇で育った人たちのロールモデルになれる可能性があって、そんな人たちの希望になれる可能性がある。


可能性なんて探せば探すほど広がる。
見つけようと思うから見つかるんだ。
諦めなければ、必ず道は開ける。


画面上に映る誰かと比べていても、いつまでも自分の人生にスポットライトなんて当たらないし自分の人生に充足感は持てない。SNSでもらう100個のいいねよりも、誰かの心からの声でもらう言葉の「いいね」の方が何倍も価値があって、何倍も生きる糧になると思うんだ。


毎日上手くいかないことの方が多いし、そんな不器用な日々に葛藤しながら前に進む自分自身でありたいし、そんな日々に負けない強かさを持ってこれからも生きていきていきたい。そしてそんな姿に希望を持ってもらえるような存在になりたい。


こんなことを今はまだ、noteでしか発信できないんだけど、未来ではもっと自分の想いを言葉に乗せて、誰かの生きがいを作れたら嬉しいなと思っているし、そんな純粋な想いを胸に毎日を必死で生きる人と共に、リアルキッザニアを作りたいなと思っています。


今日はここまで!


ほな!


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