アウトプット大全 Chapter2 TALK
さて、今回はchapter2 伝わる話し方について。
◯「何を話すか」より「どう話すか」
皆さんご存知のとおり、コミニュケーションにも言語、非言語があるが、メラビアンの法則によると、人間は視覚情報、聴覚情報を重視しており、極端に言えば、言葉の意味、内容はそれほど重視されない。印象、記憶に残るのは話し方、身振り、服装、髪型などだ。
たしかに、言われてみれば強烈な視覚情報、聴覚情報があればあるほどその人のことをよく覚えている気がする。
教育学部の授業で、ピコ太郎の踊りをしながら人権教育について講義してくださった先生のことは、今でもよく覚えている笑
何を話すか、よりも、どう話すか。
人に伝えたいときはここに立ち返ろう。
◯コミニュケーションにおける勇気
他人に伝える上で様々な勇気が必要になる。
話しかける勇気。
打ち明ける勇気。
叱る勇気。
謝る勇気。
その中で自分にとっての最大の勇気は、「断る勇気」だ。
自分は他人に頼まれると嫌でも引き受けてしまう時がある。これを改善するためにはどうしらたら良いか。
答えはシンプル。
「優先順位」を絶対基準にすること。
自分の人生の中での優先順位を決めておくと
それが脅かされそうならNO、支障がなければYES。
断るか引き受けるか迷う必要もなくなる。
自分が本当にやりたいことをする。
何よりも大切だ。
◯ポジティブは正義
ノースカロライナ大学の研究によると、ある職場で話される会話のポジティビティ比(ポジティブな言葉とネガティブな言葉の比率)と業績の関係の調査結果が以下の通りになった。
3:1以下→会社への愛着低、離職率高
3:1→業績が良い、チームメンバーの評価高
6:1→最も業績が良い
また夫婦間で見ても、結婚生活がうまくいっている夫婦は5:1を上回るそう。
では具体的にどうすれば良いか。
むやみやたらに褒める、持ち上げると逆に言葉が薄っぺらくなるため、感謝の言葉をかけるということが良いかもしれない。
「いつもありがとう。」
「助かった。」
「サンキューな」
↑(サッカー部に口癖にしてるやつがいたような)
何気ないことに感謝の言葉を伝える。
これだけで自然と相手も嬉しくなる。
◯実践テクニック
人間関係をより良くしたい、打ち解けたい人向けの
実践編。テクニックとして是非活用してください。
・雑談は内容よりも、回数
→途切れずに話すより、ちょくちょく話す。
(ザイオンス効果が関係
→接触回数が多いほど好感を持たれる)
・自己開示
→自分の心の中を打ち明ける
その人との関係によって「実は〇〇なんだよね」と秘密や想いを伝えると信頼してくれているんだなと相手も自己開示してくれるかも
・ギブ&テイクではなくギブ&ギブの精神
→見返りあるよな、の考え、一旦捨てましょう。
とにかく尽くすことで相手も返さなくてはならないと自然に想いが湧き立ちます。
・クッション話法
→良くないことを伝えるときに役立ちます。
ダメな話法 NO But 話法
「遅刻多いな。せっかく業績UPしているのに。」
クッション話法
①Yes But
「業績UPしているね。ただ遅刻に注意してね。」
②Yes And
「業績UPしているね。遅刻がないとさらに良い!」
③Yes How
「業績UPしているね。どうすればもっと良くなる?」
今回は話し方についてまとめましたが、難しく考えず、とにかく雑談してみよう、という精神、ポジティブな声かけなど少し気をつけるだけで良好な関係づくりはできるとわかりました。これからも様々な人と出会うでしょうが、是非ここで学んだことを実践してみたいです。
今回はここまで。
次回はchapter3 write について書きます。
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