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アウトプット大全 Chapter4 DO

今回は圧倒的に結果を出す人の行動力について。

◯「自己満足」から「自己成長へ」

インプットして、アウトプット、そしてフィードバックを行う。この一連の流れにより自己成長と繋がるが、ここでいちばん重要な要素となるのはDO(行動)である。
いくら本を読んで得た知識を紙に書いても、実践しなければ意味がない。少し賢くなったつもりの、いわば自己満足に終わるということだ。
行動に起こすことで、初めて現実世界が変わり、自己成長につながる。まず行動が大事。

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◯マルチタスクの罠

人間の脳はマルチタスクができない構造になっている。別にあれもこれもと手を出すこと事態が悪いわけではない。しかしそれを同時並行で進めだすと1つ1つのクオリティの低下、ミスの増発を引き起こすため、タスクとして行うのであれば1つのことに集中して取り組むべきだ。

◯やる気

「行動するにしてもやる気がでない」
こういう人もいると思うが、ではやる気を出すためにはどうしたらよいか。

それはまず行動することである。

は?と思った人もいるかもしれないが、
やはり行動を始めるしかないのだ。

これには作業興奮というものが関係している。
作業興奮とは、作業を始めるとだんだん気分が盛り上がってくるというものである。作業に5分取り組めばこの現象は起こるため、スタートは簡単な作業から入ればよいだろう。
車のエンジンをかけ、エンジンを暖めてから車を動かすように、作業することでやる気を徐々に起こし仕事や勉強に取り組む。
やる気が出ないからといって行動しなければいつまで経っても変わらない。

◯結果を出すために

何事も結果を出すためにはやはり続けること
日々の積み重ねがものをいうが続けるための5つのテクニックがこちら。

1.今やることだけを考える
先のことを考えると、続けることにブレーキがかかる。そうではなく、今やることに集中する。

2.楽しむ
どうせやるなら楽しいほうが絶対にいい。
楽しければ自然と続く。
もし楽しむポイントがなければ発見する。

3.目標の細分化
最終的な目標を細分化し短期間で達成できそうなちょいむず目標に。
例:3キロ筋肉量増加!
細分化→2か月で1キロ増加を目指す

4.結果の記録
やりっぱなしだとこの取り組みがあっているのか?と不安に。
記録をつけて効果の実感、取り組み方の見直しなどモチベーションの管理と調整を。

5.自分へのご褒美
何か報酬があるとそれだけで嬉しいもの。
当然モチベーションも上がる。

◯30点で完成させる

これは卒論でも活かせると思ったことだ。書類や原稿の作成に取り掛かる際、最初から100点のものを完成させようとするとあれこれ考え、結果行動に移せなくなる。そうではなく、まず30点の出来でも完成させること。その後からいくらでも修正はできる。「通し」よりも「直し」に目を向け、ブラッシュアップに時間をかけたほうが結果としてよいものが完成するだろう。

◯目標よりもビジョン

この情報はリーダーシップを取りたい、経営者になりたいといった人におすすめである。

「海賊王になる!」
「ひとつなぎの大秘宝(ONE-PIECE)を手に入れる!」
どちらに協力したい、あるいは自分もついていきたいと思うか。
おそらく海賊王!の方ではないだろうか。

目標は、大きくなればなるほど「大変そう」と大抵の人のモチベーションは下がる。最悪、「勝手にやれば」と放置される。
しかし夢や理想といったビジョンについては、「おもしろそう」「ワクワクする」と共感されやすく、ついていく人のモチベーションも上がりやすい。
人に協力してもらいたい、ついてきて欲しい、共有してほしいと思うのであればビジョンを語ることがおすすめである。

(こういう意味では体育会系はどうなのだろうかと疑問に思った)


今回は行動力ということについて見ました。
まず行動しなければ何も起こらないし、何を改善すればいいのかもわからない。まず行動する。これに尽きると思いました。また、チャレンジ、自己成長という面では、失敗を失敗ではなく、エラーとして捉えた上でそのエラーにどう向き合うかが重要になってくるとわかりました。
どんなことでも楽しむこと、ワクワクすることを忘れずに行動に移していきたいと思います。


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