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対面せずとも一緒に仕事できる時代

※目安:約2600文字

こんにちは、梅本龍です
ジブンリテラシーの文筆部門として
2021年11月にnoteを開設し
細々と文章を発信しています

そんな中で
読切短編小説の連載をしている
「日向荘の人々」というコンテンツを
フルボイスのYouTubeアニメにしてみたのですが
その作業の中で感じた事です
ご興味ありましたら
最後までご覧くださると嬉しいです

日向荘のひとびと

YouTubeでは
連続アニメ小説「日向荘の人々」
として
現在『出会い編』を全章公開していて
2/24から『日常編』がスタートします

そこでご協力いただいている
キャストさんやスタッフ陣を通して感じたのですが
・まず年齢層が幅広い!(最年少の方〜自分(たぶん最年長?)の幅)
・お会いしたことがないのに良好なやりとりをしてくださる!
という部分にとても驚いています

同時に、今の時代ならではというか
これからはこうした仕事のやり方も増えるのかな
といったことを感じていました

個人情報を出さずに活動されている方も多いので
みなさんの詳細は存じないのですが
HPの情報やご本人からの直接開示などによると
なんと、10代の方が数名いらっしゃり
学生さんもいらっしゃるのですよ
若い力が多い!
自分も含めて、本業がありながら
ネットでの活動をしている方もいらっしゃいます

様々なひとびとに協力していただき
「日向荘の人々」という
一つの動画作品が出来上がっています

ネットで活動するということ

世界的な感染症が発生してから
リモート対応での仕事や
学校での端末配布も一般的になり
ネット活用の進化が
グッと早まった印象です

強制的に家の中で過ごす期間があったのも
影響しているのか
外での顔とは別の活動を
自宅で行う人も
増えてきたのかもしれません

「日向荘の人々」でも
鳥海拓人や金森友太などが
ネットでの活動をしている設定ですけど

現代の現実世界でも
バーチャルな存在になったり
ハンドルネームを使ったりして
本業とは別にネットで活動される方は
結構増えているのではないかと思います

そういう流れもあってか
自分が活動している界隈では特に
本名や身の上は公表せず
バーチャルな存在として
本来やりたかった事を
果たされている方が多いようです
(※実名を出して本業にされている方もいらっしゃいます)

そこで思うのは
「対面をせずともチームを組むのは可能」
(一時的かもですが)ということです

例えば協力して何か仕事をする際
お互いにそうした活動をしているために
相手の身の上を詮索することもなく
配慮したやりとりが可能になっています

性別や年齢、境遇、職業、住む地域など
ネット上の仕事で協力する際には
あまり必要がないんですね

既出した
「幅が広い」「さまざまな」ひとびとが
集まることができている要因のひとつに
このような背景も影響しているのではと
考えています

「みんなの前で褒めないでほしい」

世代別感覚の違いとしてよく耳にするのが
「Z世代は◯◯だから」という言葉

その代表的なワードの一つとして
「みんなの前で褒めないでほしい」
というのがあるようなのですが
こちらには「目立ちたくない」という
別の意味も込められているそうです

一概に「世代」という言葉でくくるのは
個人的に抵抗を感じる人間なのですが
Z世代の人たちを象徴するこのワードは
感覚的にとても理解できます

結果・成果に対しての評価はありがたいけど
それをそのまま自分の評価に適用されても
反応に困る
それを学校とか職場とか
みんなの前でされると
変に目立つのでもっと困る

実際言われている「目立ちたくない」という
感覚とは違うかもしれませんが
個人的には昔からずっとそう感じていたので
できれば自分自身の存在は見えないところで
活動したいと考えていました
(今もそうですがあまり言った事はない)

なので今
自分自身のガワを知られる事なく
中身が作り出した成果物だけをみていただける環境は
とてもありがたいと感じています

今の自分の状態を知っている少数の方には
・本業のほかに活動している人ですよね
・どうやって時間管理をしているのですか
・切り替えはどうしているのですか
と思われたり、実際に質問されたり
することがあります

でも自分のしたいいくつかの事を
ある一定の期限の範囲はあるものの
やりたいタイミングで並行してやっているだけなので
正直この質問にはうまく答えられません

仕事と個別時間をオンオフで隔てる感覚もほぼないし
周囲から見ると、自分の活動としては
「寝る時以外は仕事している人」になるんだな
という事を知らされて驚いたりしています
(なので、わかりやすく言うと仕事人間なのだと思います)

スマホ世代やデジタルネイティブと言われる
現代の人々の中では
ひょっとすると複業という概念はもはやなくて
自分と似たような感覚を持ちながら
現実とネットで複数の活動をされている方も
多くいるのではないかなと思うようになりました

とはいえ実際にお会いできれば嬉しい

自分自身への自信のなさというのも
大前提にあるのかもしれませんが
なにしろ昔から人を避けがちです

直接対面を要する環境で
今みたいな活動ができたかというと
おそらくできなかったと思うので
生きている間にこのような時代になって
とても嬉しです

とはいえ、いざ活動が進み
ある程度文面での交流ができたのちに
実際お会いして感謝を伝えられる機会に恵まれれば
それはそれで嬉しいものです

実は先日
あるキャストの方にご挨拶できる機会に恵まれ
お礼と感謝を伝えて参りました

文字だけで感謝を伝えるよりも
対面で言葉として伝えることで
それに対するリアクションも
受け取ることができるのが良い点です

そのほかのキャストスタッフの方々とも
もし機会に恵まれるのであれば
積極的にご挨拶させていただきたいな
と、感じました
(今年のテーマの一つが「積極性」なので笑)

つまり

時代背景の移り変わりが先なのか
人間の感覚の変化が先なのか
よくわかりませんが

その人が持つ属性に左右されず
作業の結果であったり
作り出した成果物であったりに
評価の優先順位を求める感覚が
広まってきたのかもしれません

個人的にはとても理解しやすい感覚です

その結果働き方も
いろいろ変化してきていて
それぞれが持つ価値観によっては
理解されない事もありますが
自分自身が活動するエリアでは
少なくとも不自由がないので
楽しく活動して行けるかなと感じています

「日向荘の人々」も
そんな多様な価値観の中で
ワケを抱えた青年達の物語です
このような青年たちの日常を描く中で
変化していく時代環境に触れることができたのは
不思議な気持ちです

連続アニメ小説(アニメ版)としては
出会い編の続き「日常編」もいよいよ開幕

物語も動画制作も、もう少し続きますが
キャストスタッフの皆様には
もうしばらくご協力いただき
視聴し、応援してくださっている皆様には
引き続き楽しんでいただけましたら幸いです
今後ともどうぞよろしくお願いいたします


最後まで読んでいただきありがとう
ではではまたまた

梅本龍

日常編第一話は2/24公開です

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