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質問:クラスで流行ってる漫画が面白くないです。

クラスで流行ってる漫画が、どうしても面白いと思えません。
周りはみんな面白いって言ってます。
でも自分には何が面白いのかわかりません。
でも言ったら空気が悪くなるので、言えません。
周りのノリに合わせています。
正直しんどいです。
どうしたらいいでしょうか。
本当のことを言ってもいいでしょうか。

回答

「あー、あるね」
「ありますか」
「おもしろいとかおもしろくないとか、人によるからね」
「それを周りに言うべきかと」
「言わない方がいいんじゃない」
「そしたらこの質問終わりですね」
「まあ、それだけじゃあれなんでね」

「ネガティブなことって、基本言わない方がいいですよね」
「ネットでもよく炎上してますよね」
「あれはワザとなんですかね」
「ワザとって言うと」
「バズらせたいとか」
「あー」
「ワザとみんなと反対のこと言ってね、注目されたいってあるじゃないですか」
「ありますねぇ」
「楽しいんですかね」
「注目されたいんでしょうね」
「注目されると気持ちいい、みたいな」
「気持ちいいんですかね」
「さあ、ちょっとわかりませんね」

「質問に戻りますけど、クラスって高校だよね」
「クラスでは微妙ですね」
「空気大事ですもんね」
「でも、この子は言いたい。空気悪くなっても」
「言いたいんですか」
「言いたいでしょ。だから相談してるんだし」
「あー」
「何で言いたいんですかね」
「理解してほしいんでしょうね」
「理解」
「共感とか」
「あー」
「自分だけ周りと違うと、やっぱり不安なんですよ」
「不安ですか」
「でも、言っちゃって余計に浮いちゃったら本末転倒じゃないですか」
「じゃあ言わない方がいいですかね」
「でも、同じように思ってる人がいるかもしれないし」
「いるかもしれませんね」

「言い方とかにもよりますね」
「というと」
「面白くない! っていきなり言ったら空気悪くなりますよね」
「なりますね」
「空気悪くしたいわけじゃないんですよね」
「どう言えばいいんですかね」
「わかんないw」
「おいw」
「わかればプロになれますよ。言葉のプロに」
「じゃあ、ライター目指してください」

「ネガティブに共感されても、結果的にはいいことないと思うんですよ」
「まあね」
「悪口で盛り上がるわけで」
「楽しそうw」
「それはそうwでもね、そうすると嫌な気持ちになる人いるでしょ」
「そら好きな人もいますもんね」
「けっきょく言わない方がいいんですかね」
「んー」

「迷うぐらいなら言わない方がいいです。どうしても吐き出したいなら、文章に書いて誰にも見せないでおくのはどうでしょう」
「文章に書くんですか」
「気持ちを文章にするのはいいですよ」
「いいですか」
「モヤモヤを形にするとね、それだけでスッキリするもんです」
「ただ、人に見せるのは気を付けた方がいい」
「ネットに上げるのは注意しましょうね」
「バズるかもしれないですからね」
「それだといいことみたいじゃないw」
「w」


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