見出し画像

フィアンセになりました。

【ご報告】


皆様、ご無沙汰しております。
井手陵仁です。
ご報告がありまして、久しぶりに投稿させていただきます。
結論からいうと、お付き合いしている方と婚約いたしました。
ありがたいことに色んな方から最近どこにいるんだ、まだ海外にいるのか、仕事は何をしているんだ、彼女はいるのかなどしばしば訊いていただくことがあります。
そういえば、ここ何年も自分の近況を全く報告していなかったので、1つの節目ということでご報告させていただきます。
誰得なんだということなので、もしご興味あれば読んでみてください。

【自分の人生と向き合う】


遡ること2016年。
当時就活をしていた私は内定が決まっていた会社もありましたが、これで本当にいいのかとまだ就活を続けていました。
そこで自己分析を繰り返し、自分のミッションステートメントを見つめなおし、人に感動を届けることができる人生にしたいと思うようになりました。
自分自身が感動することが好きだったこともあり、この先の人生では人に感動を届けることができる人になりたいと思ったことが始まりでした。
その時は業界研究も偏っていたため、他の選択肢を考えることも視野に入れました。
そこで合同説明会でとある結婚式場さんの説明会に行き、そこで見た映像に感銘を受け、結婚式の素晴らしさに圧倒されました。
そして、まずは結婚式で感動を届けていこうと思いました。
縁あった会社は全国展開をしていて、研修後は石川県の金沢に配属されました。

同期の仲間たち
卒業式

【ウェディングプランナー時代】


ウェディングプランナーとなり、幸せや感動について向き合うことが増えました。
幸せのお手伝いができた数は少ないですが、異動の話がきたので周りと相談して、そのとき決まっていた最後の担当で卒業しました。
店舗の方には次は船旅に行ってくると伝えました。
次も軸はぶらさずに別の方法で、感動を届けることにチャレンジしようと思っていました。

送別会

【映像との出逢い】


貯金の無かった私はお金を貯めるところからスタートしました。
まずはリゾートバイトで旅館の仲居さんをやりました。
そこでは従業員用の温泉があったため温泉に入りたい放題でした。
温泉に浸かって、次はどうやって感動を届ける人になれるかと日々考えていました。
私はスポーツやサブカル、アート、音楽など昔からいろんなことをやってきましたが、次はやってみたいことではなく、自分がこれまでやってきたことや得意な事で何か感動提供できることはないかを考えました。
温泉に浸かりながらこれまでのことを思い返していると、これだなと思ったものが映像でした。
それまで文化祭やサークルの広報、友人の誕生日、送別会、会社のイベント、両親の結婚記念日、周りの結婚式、旅動画などでたまに動画をつくることがあり、自分がつくったもので泣いて感動してくれたり、喜んでくれたりしたことが、とても嬉しかったことを覚えています。
そこで映像って凄く力を持っているんだなと考えるようになりました。
これならまた熱意を持って取り組んでいけるかもしれない。
自分も心豊かで、深みのある人になりたい。
そのためにも久しぶりに旅にでて感動体験と自分の気持ちを整理しにいこうと思いました。
リゾバを辞めてからは、お金を貯めるためにアルバイトや派遣などいくつもの仕事を掛け持ちし、船に乗る前に久しぶりの貧乏バックパッカーの旅にでました。

実家の近くの散歩コース

【バックパッカーと船旅の始まり】


そのときの旅はロシアをシベリア鉄道で横断し、ヨーロッパや北欧を周りました。
大学時代に中南米を一緒に旅した友人と途中合流し、彼と2度目の旅の約束を果たしました。
そこでもたくさんの感動がありましたが、船に乗る日が近づいて来たので帰国しました。
船で世界一周の航海にすることは中学生からの夢でした。
中学生のときにピースボートの資料請求をして、長い年月が経ちました。
大人になって自分で旅するようになってからは正直船旅から遠ざかっていましたが、大学時代の友人が乗っていたこともあり、もう一度目指してみたいと思いはじめました。
帰国後お金もなかった私は、そのバックパッカーをする前から少しだけ活動していたボランティアスタッフを再開しました。
ボランティアスタッフとは乗船前に居酒屋などによく貼ってある、あのポスター貼りなど、乗船前に活動して船賃を割引できる制度です。
短期間でお金を貯めてバックパッカーをした経験が何度かあったので、今回もやれるという見えない自信がありました。
大阪のボランティアセンターで活動し、そこで出逢ったスタッフさんや仲間たちに支えられ、無事全額割引で乗船することができました。

見送りをした先に乗っていった仲間たち
ボランティアセンターで遠方に出張する直前

【乗船と下船】


念願の地球一周の船旅。
そこで出逢ったのが今の彼女でした。
共通点も多かった僕らはすぐに意気投合しましたが、お付き合いを正式にスタートしたのは下船した日でした。
その後は縁もゆかりもない埼玉で一緒に暮らすようになり、2年ほどは平日仕事をしながら、夜は編集や勉強をして、休日は撮影を繰り返し、実際に現場に行かせていただいたりして、気づけばフリーランスになれました。
現在はビデオグラファー、フォトグラファーとして活動しています。
少しずつですが、お客様からも感動しましたと言っていただいたり、ご連絡をいただくことも増えてきました。
これからも映像を通して感動をお届けできる人生にしていきたいと思います。
何かお手伝いできそうなことがあれば、いつでもお声がけください。

船から見た様子
横浜出発の夜

【これから】


彼女は私の夢も応援してくれて、僕をずっと支えてくれました。
まだご紹介できてない方もたくさんいますが、いつか一緒にお会いできることを楽しみにしています。
長くなりましたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
まだ入籍は先になりますので、特に何か変わることはないですが、これからもよろしくお願いいたします。

【出逢ってから3年間をまとめた動画です】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?