【25歳がストリートスマートになるために自然と触れ合う】#14

自然に触れ合うことは、メリットが多く、重要な場面での決断力や柔軟性を身につけるためにストリートスマートとして凄く効果的な手段です。
自然と触れ合うことで、ストレスが減り脳の活動に良い変化をもたらします。海や山といったレジャー目的で訪れる自然でなくても、身近にある自然に触れることで効果が期待できるというのが自然の素晴らしいところです。
これから、自然に関する科学的な研究結果を元に、自然がどのように良いのか具体的に解説していきます。

自然に触れることでストレスから自由になる

具体的に、どれくらい自然と触れ合う時間を持てば良いのでしょうか。研究によると、週に120分を超えてから効果が出始めるという結果があります。1日に20分程度自然と触れ合うことで、運動不足の人は、週に150分も運動したことに匹敵するとのことです。
自然と触れ合うことで現代にはびこるストレスから自由になり、友達や家族との時間が濃密になります。また、自然に触れ合うことで、凝り固まった思考や感情がほぐれ新しい視点を持てるのです。

参考: 国立医学図書館 国立バイオテクノロジ情報ーセンター

自然に触れることで自分の性格や人生が変わる

週に120分自然と触れ合えない、という方も多いのではないでしょうか。しかし、自然に少しの時間触れるだけでも、効果があるという研究結果があります。この研究は、ハイファ大学にて行われたもので「自然に触れ合い、ピークエクスペリエンスを体験したことがある人？」という募集をかけ、男女合計15名の参加者が集まりました。

ピークエクスペリエンスとは、自然に触れることで自分の人生や性格が変わった経験を持つ人のことを指します。ある女の人は、「森のなかを歩いていた時に、なぜ自分は向上心を持って毎日をすごしているのだろう」と思い、ピークエクスペリエンスを体験したそうです。こう思ってからというもの緊張から解き放たれ、リラックスした状態を保てているとのこと。少しの時間でも自然に触れることで、人生に大きな変革をもたらす力があるのです。

参考: SAGE jounals

自然音を聞き観葉植物を見るだけでも脳は変わる

しかし、忙しすぎて海や山、公園などに出かけられない人もいると思います。そのような人には、自然音を聞くことがおすすめ。サセックス大学の研究によると、自然音を聞く前のストレスが大きければ大きいほど、リラクゼーション効果が期待できるという論文があります。
日常的にイライラしている人は、交感神経が優位に働いていることが原因かもしれません。自然音を聞いて、副交感神経を活性化しましょう。
もし家に観葉植物がない人は、ぜひ取り入れることをおすすめします。とある会社に観葉植物を置いたところ、従業員が病気にかかる確率が減ったという研究データや、アイデアが15％も思い浮かびやすくなったという結果も。ストリートスマートは、アイデアを思い浮かべる能力が必須です。手軽なので、是非取り入れてみましょう。

参考: 国立医学図書館 国立バイオテクノロジ情報ーセンター

まとめ

ここまで、ストリートスマートに生きるために、自然と触れ合うことが大切なことをお伝えしてきました。科学的にも自然に触れ合うことが良いという研究結果は、たくさんあります。自然に触れ合うことで脳が最適化され、ストレスに強くなることが期待できますし、他にもさまざまなメリットがあります。観葉植物を部屋におくところから始めてみませんか？

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