見出し画像

おやしらず

7月6日
おやしらずを抜きました。

奥歯の治療をしていく中で、おやしらずが邪魔なので抜くことになり、
地元の歯医者さんから紹介状を書いてもらい、
どでかい大学病院に行きました。

一階のロビーにはおじいちゃんおばあちゃんの大群。
二階待合席にも大群。
どんだけみんな身体わるいんだ、と思うほどの人だかり。

紹介状を受け付けに出し、診断書などを記入して待つこと1時間
やっと名前を呼ばれる。

歯科医の部屋に入ると診察台が30席ほどあり、
先生も沢山いて看護師も走り回っていてとにかく忙しそう。

担当の小太り大柄な先生がぶっきらぼうに話を進めていく。

もう慣れた口調で、毎回おやしらずぬいてます、任せてください。
はい、じゃあ来週抜きましょう。てな感じで一回目の検診は終わり。

いざ抜歯当日。

まぁ、大丈夫だろう。
抜歯日は水曜日だったので一応週末にある飲み会の予定だけはキャンセルして、
歯科医の部屋に向かう。

流れ作業のように椅子に座らされ、麻酔を打たれ、歯茎を切られる。

おやしらずが歯茎から出ていなかったため切って削って抜歯をする。

その途中、

「あれ、お、おかしいな」

小太り大柄な先生がつぶやく。

患者が病院で一番聞きたくない言葉
「あれ、おかしいな」

麻酔で感覚はなくても歯を削る振動は伝わる。

明らかにてこずりまくっている先生。
看護師にもきつくあたりはじめる。
「もっと、吸引して、血が出すぎて見えないよ」

聞きたくないし想像したくもない。
その後信じられない言葉が、、、

「すいません、ちょっと上司呼んでくるんでおまちください」

患者が一番不安になる言葉
「上司呼んでくる」

その間、切れた患部から流れ出る血をひたすら吸ってくれる
看護師さん。

10分ほど放置。
気絶寸前で上司到着して再開。

今度は小太り大柄な先生が吸引にまわり上司が執刀。

言葉遣いが丁寧で歯の状態をみたら一発でどうすればいいかを見つけ出す。

明らかに先ほどとは違う手さばきで5分ほどで抜歯完了。

「はい、ごくろうさまです」

なんだったのか、最初の時間は。

そして本日14日。
術後1週間たっているが強烈に患部が痛む。
ほっぺたの裏側から切られたみたいで口の中、奥側全部痛い。

ロキソニンのんで抑えるが効き目が切れるとまだ激痛。

歯医者さんはほんとに大事。
ちゃんと選ばないと。
いい歯医者さん見つけたらどんなに遠くても
足を運ぶことをお勧めします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?