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ことばの装いと、肌との境界線と、ボンヌ・ソワレと【CafeBarDonna vol.43】

さて、二月がしとやかに過ぎていくかと思いきや、ぎっこんばったん、慌ただしく駆け抜けて二十日。

ようやく、もろもろの原稿が整いました。「書くこと」について、ピュアに考えた数日間でした。いやぁ、文章を書くって奥が深いですね。「ことば」のニュアンスや響きで、内包される情報量や余韻の長さは変わってくるわけで。つまり、「ことば」は意味だけのマテリアルではない、ということで。

そこに、誰彼の美意識や、〈わたし〉の思考を融け込ませていく。そこで、「その人らしさ」が帯びていく。オードトワレに包まれるイメージです。その人の香りが漂う。

このテーマには、これからも取り組んでいきたいと思います。

〈オンラインCafeBarDonna vol.43〉
ボンヌ・ソワレ
~真夜中の哲学講義~

2月25日(木)
21:00~23:00

さて、お知らせです。

本日のシルキーラジオ(ライブ配信)で、ユニークなテーマが生まれました。人は「複数の自分」で成り立っている。平野啓一郎さんの「分人主義」にも通ずるお話ですが、環境や状況、組み合わせやデバイスに合わせて人は微調整しながら適応します。それぞれの「自分」は違うけれど、そのどれもが「自分」であることに変わりはない。

「肌」という境界線の内側と外側の世界。さて、「肌」の外側は、自分ではないのでしょうか?洋服は、アイデンティティになり得るのでしょうか?記憶を共有したプロダクトは、「自分」ではないのでしょうか?

「自分」とは何か?

に、ついてみなさんと対話したいと思います。

ぜひ、遊びに来てください。

参加ご希望の方はTwitterのDM、あるいはメールアドレスまでご連絡ください。

▶donna.the.primal@gmail.com

※こちらのイベントはサークル&マガジンメンバー対象です(メンバーはどなたでも参加いただけます)。

不思議なものです。

仕事でも、プライベートでも、ぼくはたくさんの人とお話をさせていただくのですが、テーマはいつだってピュアな「つくる」についてです。対話を通して、お互いのこころやアイデアが豊かになっていく。価値のある空間や時間をしつらえる。まだまだできることはたくさんあります。

ぜひ、一緒に対話しましょう。

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「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。