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広沢タダシ@JANUS【コロナの中に希望を】

シンガーソングライターの広沢タダシさんによるライブが開催された。

ぼくは今までに広沢さんから、たくさんの音楽とことばを聴かせていただき、多くのインスピレーションと心を揺さぶられる体験(それはこよなく静かに、そしてきわめて激しく)をもらってきた。

コロナ禍の下で生まれた『NIGHT SONGS』は多くの人に生きる希望と、人が関わり合い、互いに支え合う喜びを与えた。

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今回のライブは、コロナ以降はじめての観客を迎え入れたバンド編成でのライブであり(複数の観客を迎え入れての)、開演前から会場は言い知れぬ期待感に満ちていた。観客もまた、音のダイナミズムを求めていた。

ステージには飛沫防止ようの白いクロースが張られた。広沢さんは、そこにカラフルなペインティングを映し出した。オペレーションは松井智恵美さん。今まで聴いてきた楽曲たちに新たないのちが吹き込まれた。

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バンドによる音の厚み、奥行き、グルーヴ。ライブペインティングによる躍動、ときめき、色彩の洪水。それは魔法のように、その場にいる者を魅了した。広沢タダシは、コロナウィルスによって置かれた不利な状況をも、観客のこころを揺さぶる力に変えてしまう。

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音と光に包まれた空間はファンタジックで、芯の強さと透明感のある広沢タダシの歌声が流麗に流れていく。この異次元への旅は、ライブでしか味わえない。

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ゲストで登場したシンガーSinonさんの軽やかでキュートなことば。そして、場を圧倒する歌声。天使という存在がいるとするならば、きっと彼女のようなチャーミングさ無邪気にマジカルな力を見せてくれるのだろう。それは不安を抱えるぼくたちへの「救済」となる。

ぼくはこの日、コロナ禍の中の希望をこの場所で確かに見た。芸術にこころ癒され、アイデアで逆境を乗り越え、行動力に励まされる。アーティストの可能性を実感した。

ここからは、ライブの模様をぼくが撮影した写真でお楽しみください。セレクションのテーマは「色気」です。

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また、ライブの場で会える日を楽しみにしています。

Vo,Ag:広沢タダシ
Bass:岡本陽一
Dr:橋爪拓
Gt:高井城治
Live Painting:松井智恵美

Guest:Sinon

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〈ライブ後のお話〉


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