世界を“物語”で編む
「繭が風を手に入れ、シルクとなった」
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この文章は、わたしのマガジン『シルキーな日々』のボディコピーです。繭の生糸から、風と共にシルクへと編み上げてゆくように、ことばを紡ぐ。わたしの文章表現の姿勢の表明です。
対話とは、一対一の関係性を構築する行為である。関係性は、「物語」とも言い換えることができます。“わたし”と“あなた”が紡ぐ、ナラティブというささやかな物語。わたしは対話を通して、世界に様々な物語を編み上げてゆく。繭から糸を引き、縒り上げ、紡ぐように、ていねいに、丹精を込めて。
その小さなナラティブたちは、至るところで祝祭的な音楽を奏でます。世界を“関係性”という名の“物語”が、ポリフォニーとなって満たしてゆく。
過去に、わたしの書いたこの文章を「好きなことば」として紹介してくださった方がいます。まさしく、それこそがわたしが対話を通して築きたい世界。愛するように、世界を“物語”で編むこと。
「対話によって、世界をより良くする」と伝えてきましたが、今日でより明確なビジョンが生まれました。繭からシルクを織るように、対話を通して、ていねいに物語を編み上げてゆく。シルキーな日々を積み重ねること。それが、わたしのダイアログ・デザイナーとしての生き方です。
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。