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モテ論

仕事をしたり、文章を書いたり、誰かの話を聴いたりする中で気付いたこと。世の中には「モテる人」が存在します。

「モテる」という現象をぼんやりと眺めていたのだけど、ある一定量の発見が蓄積されたので、ぎゅっと圧縮して論じてみたいと思います。まずは「モテる」定義ですけれど、「外見が美しい」や「圧倒的な才能を誇っている」ということではなく、僕の中では自然と周囲に人が集まってくるイメージです。プライベートでもビジネスシーンでも「なぜかこの人の周りには人が集まる」という人を見かけますよね。今回の記事では、そういう人のことを「モテる」と定義します。

それは異性に限られた話ではなく、同性からも親しまれている状態。「人間」単位でモテている人。一般的によく言われる「清潔な服装で」とか「ていねいな話し方で」というような内容でないことはお察しいただけると思います。もっとコアの部分。彼らは、中核となる要素を自在にコミュニケーションに落とし込んだり、文章に落とし込んだり、振る舞いに落とし込んだりします。それはまるで、石油という資源からあらゆるプロダクトが生まれることに似ています。

それでは「モテる」について書いていきます。


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「繭が風を手に入れ、シルクとなった」 対話のこと、文章のこと、考えるということ。

「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。