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対話の「場」をデザインする

対話の「場」をデザインしています。

マガジン・サークルメンバー向けに「CafeBarDonna」というオンラインバーを開いています。当初は、コロナ禍によるこころの疲弊をやわらげるセーフティネットの役割として立ち上げました。鳥が羽を休める、やさしい止まり木です。オープンしてから一年が経ち、58回目を迎えました。

「続けること」は偉大で、回を重ねるごとにオンラインの空間にも個性が現れてきます。現在はフランスにおけるサロン文化のように、ユニークなメンバーが夜な夜な集い、テーマを決めて語り合う「対話の場」に育っています。

いくつかのテーマは継続して開かれる夜会となり、固有のアクセントとしてにぎわいを見せてくれています。

ボンヌ・ソワレ
~真夜中の哲学講義~

ユニークなテーマを元に、タカーシーさんの哲学の見識と、たなかともこさんの医学の見識を重ね合わせ、対話を通して「日常」に落とし込みます。月に一度のペースでこれまでに六回開きました。

うたうことば
~短歌を語ろう~

「まいつき短歌祭」など、短歌をテーマに精力的に企画を立ち上げていらっしゃる武田ひかさんを中心に、集まったメンバーと短歌の魅力を語り合う会です。短歌を読み解くことで、ことばの魅力をあらためて感じます。とてもロマンティックな会です。これまでに三回開催しています。

空気の研究
~DJ Night~

音楽で対話を盛り立てる。クリエイティブな空気を構築する実験の場です。クリエイターのカジサキモトキさんが、そこで繰り広げられる対話に、即興的に音楽を添えてゆきます。チルな時間を過ごします。これまでに十回開催しました。

「雑」を愛す「談」義

「オリジナリティは無駄から生まれる」という思想で日々を過ごしています。ゆえにテーマは掲げません。何でもない中から、何かを発見できるといいな。発見できなくとも、それはそれで楽しい時間になればいい。そのための時間です。

推敲クラブ

「推敲」について、みなさんと語り合う場です。推敲の考え方をシェアし、時に議論して理解を深め、推敲をライフワークにする。それぞれの課題を、発表し合ったり。実践的な推敲を磨きます。文章を洗練させたい人にオススメです。

と、こんなところでしょうか。

他にも「写真」や「おもてなし」、バーらしく「カクテル」など、様々なテーマの回を開いてきました。インタビューや企画会議もあります。海外在住メンバーが集う会を開くことも。ここに来ると、誰かがいる。刺激的で、やさしい、止まり木。

ぜひ、遊びに来てください。

※オンラインCafeBarDonnaではメンバーのみなさんから、テーマの募集をしています。「こういうテーマで話したい」「このテーマでホストをしたい」などありましたら、お気軽に問合せしてみてください。おもしろそうなテーマであれば、一緒に「対話の場」をつくりましょう。



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。