「良い文章(魅力的な文章)」とは【#言語化れんしゅう】
「良い文章(魅力的な文章)」について考えてみました。
これは、わたしの考える「良い文章(魅力的な文章)」の印象。他の人はどういうことに「良い文章(魅力的な文章)」と捉えているのかと思って、Xで問いかけてみました。
日々、Xにいるあなたにぜひとも聴いてみたいこと。あなたにとって「良い文章(魅力的な文章)」とは、どんな文章ですか?
以下、届いたみなさんの「良い文章(魅力的な文章)」をご紹介します。
*
みなさんのお答え
【1】
借り物の言葉じゃない自分の芯で語った文章。その人のスタイルが圧倒的である。唯一性を感じることば。
【2】
さまざまな意味、解釈を内包した一文。圧倒的だ。
【3】
その人自身が素直に現れている。反対に承認欲求などを感じると苦手意識が芽生える。
【4】
素直な気持ちで書かれた文章。その人の純度の高いことば。
【5】
ことばの身体性を感じる文章。五臓六腑だから内臓に効く感じだ。
【6】
「言葉にすると別のものに思える」っていいなぁ。「書く」という行為に意味が生まれる。
【7】
何度も読み返したくなる文章。一度だけでなく、繰り返し読みたい気持ちになるような。
【8】
型ではなく、自分自身のことば。その人の美学が現れ、香る文章。
【9】
生き方、含蓄、ユーモア、皮肉など散りばめられた文章。リズムがあり、端的かつ想像力を誘発させるもの。
【10】
体感のレベルで想起されような文章。ある意味、その文章を読むと体内のスイッチが入るような。
【11】
音楽のような文章。もうそれだけで祈りのようだ。声に出して読みたくなりますね。
【12】
自分の体験を伝え、読み手にも体感を共有するような(それを実現しようとしているような)文章。
【13】
清々しいほど潔い、熱を持って強いことば。技術とかそういうものは度外視した、その人の信念。
【14】
狂気的なまでの熱。わかりやすさの功罪、ありますね。純度の高い狂気、魅力。
【15】
かき氷や綿菓子みたいに読んだそばから溶けてゆく。それでいて触感が残る。うー!いいなぁ。
【16】
嘘のない文章。確かに、それが最も書き手にとって恥ずかしくもあり、難しい文章なのかもしれない。タイトルが誇大なもの、うんざりですよね。
【17】
魂に響く!文章が残響し続ける。いいなぁ。
【18】
余計なものを削りに削った心からの文章。彫刻のように芯を取り出すようなものでしょうか。
【19】
まだ輪郭のないものを言語化してくれる文章。知らない世界が広がっている文章。いいなぁ。
【20】
程よく文脈を共有しつつ、期待を裏切る。くーっ!たまらないですね。楽しいおしゃべり、対話と同じだなぁ。
【21】
「これを言わずにはいられない」文章。そう思うと、言わずにいられない文章以外は、書かなくてもいいのかもしれませんね。
【22】
硬く重い心の鎧の存在。それからの解放。
【23】
素直が伝わる文章。書いた人の人柄がありありと。
【24】
血が通っている、と感じる文章。確かに「この人はほんとのこと書いてる(嘘がない)」と感じる時、あります。
【25】
色や温度を感じる。共感覚が促されるような文章。受け取る側の感度も高めたいですよね。共感覚を豊かにしたいなぁ。
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全てではないですが、このようなコメントが届きました。
ことばには、人それぞれにイメージがあり、定義がある。それらを読ませていただいていると、わたしの中でも「良い文章(魅力的な文章)」のイメージがすくすく育っていきました。
これからも皆さんのお知恵をお借りしながら試していきたいと思います。Xのスペースでは、みなさんからいただいたことばを感想を述べながら紹介させていただいております。ぜひ、お気軽にご参加ください。
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。