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「書くこと」が続かないひとへ

今日は「書くことの続け方」について少しだけ。

日常の中でnoteを活用している人は、きっと「文章が好きな人」なのだと思います。それは、書くことも、読むことも。「好き」ということは人よりも長けているわけです。

文章を書くことにはたくさんの利点があります。たとえば、気持ちを伝える手段だったり、自分の心を見つめ直す時にも有効です。それに、創作の一つの表現法でもあります。あらゆる目的で「文章を書くこと」は役立ちます。

ただ、この手紙を読んでいるということは、日々文章を書くことに疲れを感じている人だと思います(あるいは、辛い気持ちになったことがある人かもしれません)。文章を書くことが好きであるにも関わらずに、です。


そういう時は、僕からおすすめの方法があります。それは「誰かのことを書くこと」です。それも、文章をあまり書かない人について書いてみてください。あなたが想像する以上に喜んでもらえます。

日常的に文章と距離が近い僕たちは忘れがちですが、世の中には「文章を書くこと」について、びっくりぎょうてんするくらいこだわりのない人がいます。それも、思っている以上にたくさん。

そういう人たちは、僕たちのちょっとした工夫や頑固の欠片に、敬意の眼差しを向けてくれます。もちろん、それが全てではありません。ただ、自分が書いたものを喜んでもらえたら、しばらくはやる気満々になるはずです。



書くためのモチベーションを上げたかったら「誰かのこと」を書いてみてください。身近な人でもいいし、有名人でもいい。少なくとも本人は読んでくれますし、喜んでくれます。

だって、noteに文章を書いている人は基本的に「書くこと」が好きで、人よりそれが上手だから。

常日頃から文章が生活の一部になっている人の中で「あの人みたいにたくさんの人に読んでもらいたいな」「みんなどうしてこんなに上手に書けるのだろう?」と、書き手の誰かと比べて悶々とするよりも(それも大切なことだけど)、文章に興味ない人に向けた方が深く届きます。


「誰かのことを書く」というのは基本的にラブレターです(「好き」や「愛してる」なんていう言葉を使わなくても)。相手のことを想い、観察し、言葉に変換することで愛の火花が起こることを文章を書く僕たちは知っています。

それは時々、音楽や絵画というスペシャルな表現よりも相手の心にクリーンヒットすることがあります。誰でもできる技術なのにね。
ヒットしたらエッヘンって思えばいい。それくらいのかわいい自慢ならみんな大目に見てくれます。

「あ、人のためになっているかも」

そう思うことができるはずです。そうしたらまた、切磋琢磨する書き手たちの戦場へ向かえばいいんです(おっかない言葉ですが、書くことに疲れたあなたにとってそこは戦場のように映る時もあるでしょう)。そこでの体験もまた、「書くこと」を洗練させる上で大事なことだから。


僕はこの大好きな「書くこと」を、誰かに喜んでもらえる道具にしたいなって思います。ぜひ、試してみてください。

とりあえず、あなたのその特別な力を、目の前の人へ向けてみてください。



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