整体師としてうまくいく人、そうでない人

骨の話がひと段落しましたので、ちょっとコラム的なもので休憩としましょう。この記事を見てくださっている人は整体師になりたいという人も多いかと思いますので、ここでうまくいく人とそうでない人について触れていこうと思います。

以前、独立に向いている人とそうでない人という形でも記事を書いたのですが

今日は整体師としてというテーマで話していこうと思います。

株式会社カラダリリース代表として日本初の自費整体院フランチャイズをすすめている立場からいろいろな人を見てきて、こういう人は整体師としてうまくいくなあ。あ、こんな人は難しそうだなあ。というのがわかっていますのでそれについて。

ランキング形式で発表していきます!

まず、第3位!

「清潔感」です。

これはなんとなくイメージつきますね。整体師として施術に当たるということは近い距離感で30〜60分以上同じ空間にいないといけません。その時に「なんか汚い」と言う人はそれだけで、どんないい治療をしても、もう来たくないな。となります。

こればかりはリピートトークをいくら練習しても、治療技術を高めてもどうしようもない部分になります。

チェック項目をいくつか考えましたので当てはまっていないかチェックしてみましょう!

・口臭、体臭は問題ないか ・髪型、色は清潔感があるか ・爪は伸びていないか(白いところが見えていないか) ・無精髭や鼻毛は整えられているか ・施術着にシワやシミはないか ・治療院は綺麗か ・タオル等の備品は汚れていないか、臭くないか

などです。

僕自身、食べ物の中でもニンニクをこよなく愛していて、毎日ニンニクを浴びるほど食べたいのですが、次の日に施術が入っている場合は食べません。タバコも絶対吸いません。

整体師として患者さんからお金をもらうと言うことは、「プロ」として認識されている。と言うことに他なりません。プロとしての身だしなみ、清潔感を心がけましょう。リピートされない理由はそこにあるかもしれません。


第2位!

「優しさ」です。

かなりざっくりしていますね。しかしやはり大切なのが、優しさ。

患者さんに対してどれだけの愛情を持って関わることができるのかです。この患者さんが自分の家族だったらどんなサポートがベストか?を考えられるか。

整体院で施術に当たっていると自分の管轄外の患者さんも来院されます。椎間板ヘルニアの急性期で病院に行ってもらったほうがいい人、脊柱管狭窄症で神経症状が強く出ている末期の人、いろいろなパターンの人が来院されます。

その時に自分本位の人は直せないかもしれないけど、とりあえず回数券を買ってもらおう。とか、今月売上低かったし通ってもらえないかな。といった発想になり、誤った方向へ患者さんを誘導してしまうことになります。

実際に整骨院とかでは不正請求、水増し請求の事件も多く、逮捕事例も起きています。そういったことができてしまう様な保険診療等の仕組み自体に問題があるとも思うのですが…

不正請求等の所業は置いておいても、患者さんを愛して家族の様に接することができるかは重要なのではないかと思います。


最後は第1位!

「学習意欲」です。

今まで骨の学習を進めていただいたかと思いますがいかがでしたか?全くつまらんし、わかりにくかったというのであれば僕の責任かもしれないのですが、自分で学び続けられるかどうかというのは重要な要素になります。

整体師として施術を続けていると、単純な腰痛や肩こりだけではなく、頭痛や自律神経失調症などの不定愁訴に悩んでいる患者さんも多く来院されます。その時に、自分が今知らないこと、わからないことだからといってほったらかしにして聞かなかったことにするのか。

整体師として、体のプロとして自分で新しく書物を読んだり、論文を読んで学習を続けることができるのか。ここが大きな分岐点になります。

患者さんが困っているタイミングでわからないこと自体に問題はないのです。次に来院してくれた時に、「あの話なのですが…調べてみるとこうで…」というサポートができるかどうか。その姿は患者さんはみてくれています。

深い優しさと、高い学習意欲をもって、自分の知らないことでも対応できる様に努力できるか。うまくいく整体師とそうでない整体師の違いはそこではないかと思います。

学び続けることができるかどうかというのは整体師としてだけでなく、市場価値のある人間になるという意味でも重要になるので、そもそもそれができないということであれば、どこかでバイトとかをしていたほうが幸せだとも思います。

ちなみに僕は自分の意思はあてにしていないので、学び続ける必然性のある環境を用意し続けていたり、コミュニティの力を借りて続けていますが、その辺りの話はまた後ほど。

今日は整体師として必要なものについて話していきました。

次回は筋肉の解説に戻ろうと思います!お楽しみに!


独立して頑張りたい!という人はこちらをチェックしてみてください^ ^


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