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【未来のFinatextメンバーへ】創業からのこだわりを紹介します

何かを徹底する時は経営者のこだわりが必要だ

「ザ・会社改革」by 三枝匡

ミスミ会長の三枝さんの名作「ザ・会社改革」で特に心に残った一節です。会社を経営していく上では実行が大事だなとあらためて痛感しています。それも徹底的に実行すること。その時に「経営者のこだわり」があるかどうかが大事だと、この本にかかれていました。考えてみれば、どんな会社でもなにかしらのこだわりをもって創業されて運営されていますよね。

採用にフルコミットしている僕ですが、Finatextを選んで入社してくれるメンバーから、制度や働き方、カルチャーや雰囲気が良くて入社して本当によかった!というフィードバックをちらほらもらえるようになりました。これ自体はむちゃくちゃうれしいことなんですが、逆に候補者にはまだ魅力を伝えれてないんだなということにもなります。

ちょうどいいタイミングなので、創業者としてどういうこだわりをもって会社を経営しているのか?というのを言語化してみるいい機会だなと思い、僕のこだわりをいくつか紹介してみたいなと思います。

1. 家族ファースト

僕の父親も起業家だったのですが、物心ついたときからいつも夕食は家族みんなで食べるというのが日常でした。当時小さい僕には起業家がどれだけ忙しいかはわからないので、振り返るとあらためてすごいなと思っています。

その影響を多分にうけてか、仕事を理由に家族を犠牲にしないというのは day 1からのこだわりでした。そして、メンバーみんながそれを実現できるように会社として支援していこうと。

そのこだわりが制度になっている例が子育てについてです。Finatextの育児手当はベンチャーとしては驚くほど手厚いです。これは僕がまだ独身で子供がいない2015年頃からの設定しています。↓はFinatextグループの採用デックから福利厚生・ライフサポートを一部抜粋したものになります。

出産・育児周りを特に手厚くしています。

子育ても仕事も全力で!!ただ、どうしても子育てをする人はいろいろとハンディキャップもあるだろうから会社でできるだけ支援しようというスタンスです。そのおかげもあってか、2022年度で東京オフィスだけで150人中12人のメンバーに新しい家族が授かりました。想像以上でしたが、それだけメンバーが安心して出産・子育てもできる環境になっていてうれしく思います。

子育てに限らず、僕はメンバーに対して仮に仕事で大事な打ち合わせがあっても家族に何かあったりしたら遠慮なくリスケしてくれと言っています。たしかに重要な仕事をタイムリーにこなすことも大事ですが、家族をケアする以上に大事な事はありません。もちろん、それによって周りのメンバーにその時に迷惑もかけることにはなるので、後でしっかり巻き返せるという信頼に基づくものでもあります。

ただし、成果に対する評価はあくまでフェアに。仕事を家族との時間のいいわけにもするべきでないと思っているし、家族を仕事のいいわけに使うべきでもないと思っています。

2. 笑いや雑談が飛び交う職場にしたい

すごい成果を出している企業で、会社とはあくまでプロが仕事をする場所であり、私語は慎むべきという感じの会社を結構見ます。それはそれで立派なことだと思うのですが、僕はそうは思いません。雑談が飛び交って笑いがあふれる職場にしたいなというこだわりを持っています。

一例として、会社のチャットツールでは各人がtimesという自分のつぶやき部屋みたいなのを用意していて、まじめに会社の課題に言及することもあれば、プライベートの話や、ネタをつぶやいたりします。それに対してメンバーが反応して結構盛り上がったりします。例えば、ここ最近でおもしろかったのはデザイナーのtimesで僕がドラマ大奥の登場人物に似てるということをつぶやかれた時です。

著作権の関係上画像が見せれないのが残念でなりません

真剣に仕事をするのも大事ですが、僕はこういうちょっとした笑いや雑談が毎日あふれる職場にしたいなと思っています。ひりつくような会議でもちょっとしたアイスブレークや、突然のネタを言うみたいなのが日常茶飯事です。そうすると、普段仕事でからまないメンバーでの交流も自然発生的に生まれるし、また役職に関係なく気軽に相談をしていける雰囲気もつくれます。

3. 常に勉強してレベルアップするのが当たり前

仕事が忙しくて勉強する時間がないというのはよく聞くフレーズだと思うんですが、僕はいつもメンバーに「勉強することこそが仕事」だと伝えています。安定した基盤がないベンチャーが大企業と戦っていくためには、メンバー1人1人のレベルが高くないと勝ち目はありません。

このこだわりは創業時から根強く、われわれの行動規範の「Update」という形で記載されています。

なので、創業後の早いタイミングからアカデミックとキャリアの両面を追求したいメンバーの博士課程や修士課程の授業料を全額出したり、それなりにお金がかかるセミナーや講義への参加や資格の勉強など会社として支援してきたり、希望者は英語のレッスンをオフィスで受けることができるといった様々な取り組みをしてきました。

最近ではUpdateサポート制度という名で、一定の予算を全メンバーに付与して自分をレベルアップするのを会社としてサポートするという制度として確立しています。

最近だと、この制度を活用してAWSの資格を取るメンバーが増えて重い腰をみんなで挙げれるようなslackチャネルが立ち上がっていたりします。ちなみに僕もこの流れで12月にAWS Cloud Practitionerを取得しており、5月に向けてSolution Architect Associateの取得を目指していたりします。

試験チャレンジした人でお疲れ会なども開催しています

うちのメンバーには仮に、Finatextグループを卒業したとしてもどこでも活躍していけるようになってほしいものです!

制度や福利厚生で言えば、大企業に総合力ではなかなか太刀打ちできないのですが、こだわりがある領域に関してはがっつり投資するなど強弱つけながら全体的にレベルアップしているのが今のFinatextになります。

あとがき

最近、Finatextを卒業した古参メンバーが戻ってきてくれる出来事が何回かあって、とてつもなくうれしかったことを思い出しました。メンバーが楽しく働けるような環境づくりにこれからもこだわりつつけていきたいなとあらためて決意を固く思いました。

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