![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146169527/rectangle_large_type_2_06464ea6e4103b53f2c5dfee6d8a36d5.jpeg?width=1200)
琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで〜Vol.2 コミュニティ形成&デジタルノマド〜
こんにちは、りょーたです。長いようで早かったBansko Nomad Festも日曜日で終わりました。
バンスコを離れて、次の都市ポルトガルに向かっています!もうバンスコが恋しいです、、、
今回は、ノマドフェスで学んだ、見聞きしたことをまとめていきます。
そして、次回は今回のイベントを経て、琴平町で何をしていくか・個人的にどうするかをまとめていきます。
(Coliving Semcovoについてもどこかでまとめます)
コミュニティ形成(チェンマイの事例)
![](https://assets.st-note.com/img/1720076611683-Xvmfs9RQ5K.jpg?width=1200)
タイのチェンマイで2つのコリビングを経営している香港人のJohnが「Community First」についてプレゼンをしてくれました。
コリビングを作るにあたってのコミュニティの形成、オープン後のコミュニティとの向き合い方がすごく参考になりました。
コリビング設立とコミュニティ形成について
創業者のJohnはもともとSNSで色々情報発信をしていて、奥さんとの結婚を機にタイのチェンマイに移住をしたそうです。
※コリビングをしようと思ったきっかけまでは聞けてないので、また別の機会に、、、。
コリビングを作ると決めたJohnは、デジタルノマドでもなければ、コリビングの運営もそんなに詳しくない。そこで、取った行動は、「既にあるコミュニティに入ること」だったそうです。
Facebookなどでデジタルノマドのグループに入り、コリビングの設計段階から聞いていったそうです。「コワーキングスペースはどうあるべきか?」「部屋についてはどうあるべきか」など。そうすることで、コミュニティの人たちがコリビングを設立前から自分ごととして捉えていったそうです。
※もともとインフルエンサー的な人だったJohnはコリビングの資金の一部をクラウドファンディングで集めたと言ってました。海外のクラウドファンディングの事例って全然知らないから、調べてみよう。
現在のAlt_Chiang Mai
現在のAltにはアジア人50%,欧米人50%の割合で来ているそうです。そのAltの取り組みでいいなと思ったものを紹介します。
・Onbording
コルクボードに今滞在している人の情報が掲載されている。(任意)
写真、名前、どこから、何をしているなどなど
・Family Meeting
毎週月曜日に滞在者(多分スタッフ含め?)同士でどうやったらもっといいコミュニティ、スペースになるかを話し合う場がある。
・Pizza Night
みんなが定期的に集まる機会を提供するために、毎週金曜日に無料でピザパーティーをやっている。
日本デジタルノマド協会主催のコミュニティマネージャーアカデミーでも、Johnが発表で来てくれるそうなので、詳しい話はそこで聞きたいと思います。そして、9月にチェンマイに行って、Altに泊まるぞ!
デジタルノマドが日本に感じている壁
![](https://assets.st-note.com/img/1720076638315-hnwALVNF34.jpg?width=1200)
さて、Bansko Nomad Festで出会ったデジタルノマドから聞いた日本に感じている壁をいくつか紹介します。
言語の問題
日本人自身も感じている言語の壁。やはり海外の人から見ても、言語ができないイメージがあるらしく、コミュニティを求めている彼らは、コミュニケーションができるか不安だそう。
という僕も、通常の会話はできるが、今回の旅でビジネスの会話や深い会話ができないという挫折を味わったので、頑張らねば、、、!
文化の問題
韓国人の女性がプレゼンで、西洋人と東洋人の違いについて話していたのが印象的でした。もちろん一概に言える話ではないので、大きなくくりの話です。
長い時間いろんな国の人達が一緒に過ごすので、タイ、韓国のコリビングも色んな経験をしてそうでした、、、。(Restpect the local)
西洋人=Individual First
東洋人=Group First
お金の問題
昭和、平成のはじめのイメージのせいか、。ご飯や住まいに対しても「日本=高い」というイメージがまだあるそうです。
このイメージが払拭できれば、もっと日本に来やすくなるかもしれないですね。(タイまでは来ているので、、、。)
Colive Fukuokaの取り組み
![](https://assets.st-note.com/img/1720076666588-Db2w1nIzJl.jpg?width=1200)
Colive FUKUKAは、今年も福岡で開催される日本初そして日本最大のコリビングイベントです。オーガナイザーの大瀬良さんがバンスコでもプレゼンをしていて、福岡の魅力を伝えるとともに、日本の現状の課題とデジタルノマドとの共創による可能性を語ってくれました。
昨年のColive FUKUOKAの参加者もバンスコに10名程度来ていたみたいで、福岡でも会えるかすごく楽しみです。
※福岡市役所の方も来ていて、行政のサポートが素晴らしい、、、!
大瀬良さんが最後に日本の課題として語っていたのが、下記のとおりです。
・人口減少
・地方の若者減少(消滅可能性都市)
・空き家
デジタルノマドのように、知識があり、お金も持っている彼らと地方はすごく相性がいいなと改めて思いました。(不動産投資に興味がある人が多い印象でした。)
デジタルノマドが求めているものとは?
![](https://assets.st-note.com/img/1720076719311-TrRorsOn3P.jpg?width=1200)
そして最後に一週間デジタルノマドと交流をしてみて、彼らが求めているものをまとめてみます。あくまでも個人の感想です。
Community
いろんなプレゼンや会話で何度もでてきた「Community」という言葉。コミュニティがある場所にデジタルノマドは集まる、これは間違いなさそう。
コミュニティと言っても、一度会った人にまた会える可能性が高い場所とも言えるかもしれません。
上記のコミュニティはデジタルノマド同士のコミュニティ。なので、あまり場所は関係ない。(もちろん寒さを凌ぐためにあったかいところに行く、スキーしにスキーリゾートに行くなどもあります)
さあ、琴平の強みである、「Local Community」はどうか?
こちらもデジタルノマドが求めているものになりそう。琴平のコミュニティがデジタルノマドに何を提供できるかが大事になりそうです。
Inspiration
コミュニティと同じくらい求めているのが「Inspiration」でした。新たな刺激、知識を求めカンファレンスに来て、何かのスペシャリストである友人との意見交換をして、お互いの成長に繋げる。Bansko Nomad Festはそういう場でもありました。
何かお互いに刺激しあい、成長できるコミュニティを琴平で作ることができれば、デジタルノマドにとっての行き先にもなれそうです!
※琴平でどうしていくかって話はまた次の回にするので、ここらへんで軽く止めておきます。
まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1720076950639-lsrafYM9iW.jpg?width=1200)
初めてのヨーロッパ、初めてのデジタルノマドの世界、僕にとってはいい意味で悔しい思いをして、琴平に帰ることになりそうです。
英語で深い話ができず、聞いているだけになったり、デジタルノマド界隈の産業(AIや不動産などなど)も全然知識がなく、意見がそもそもないので伝えられなかったりと、、、。
ですが、同時にコミュニティやコリビングについての知識、そして友人ができたり、新たな世界を見れたことは本当に貴重な機会で琴平に帰って色々取り組むのが楽しみで、待ち切れないです。
いい意味で挫折をしたこの経験は、間違いなく自分のLife Changing Experienceとなり、これからさらにインプットとアクションをやっていきます!
楽しみにしていてください!
現地でお会いした皆さん、また会えるの楽しみにしてます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?