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キャリアの頭打ちを感じている人が、次のステップに進むために読んで欲しい記事

このタイトルをタップした方はきっと、「今の環境でやれることはやった」、「自分はもっとできるから、次のステップに進みたい」「でも、具体的にどうしようか定まっていない」そんなことを思っているのではないかと思います。

この記事は、

  • それなりに順調にキャリアを歩めていて、成果も出せていて、ある程度自信がある

  • でも、どこかで限界を感じ、「このままでいいのか」「何かを変える必要がある」と漠然と感じている

  • とはいえ、具体的な目標やこれといってやりたいことがあるわけでもないので、アクションが起こらない

そんな方に向けての記事です。

僕が実体験を通じ、確信を持って言えることがあります。もっとできると思っているということは、「もっとできる」のです。やりたいことがないのではなく、「見えていない」だけなのです。

まさに1年前の僕自身がこの状態でした。この記事では、現状に満足できずもっとできると思っていた人間が、口だけでなく行動がどのように変わっていったかを記していきます。

<プロフィール>
タイ/バンコク在住、海外在住歴は8年目。Roll Model Inc / CEO(海外転職/キャリア支援)、スタートアップ役員、プロコーチ。
新卒NTT(インド駐在)→戦略コンサル(タイ/ベトナム)→外資系人材紹介(タイ)→現在


もともとどんな状態だったか?

それまでの僕は一言でいうと、「もっとできるはずなのに、全然自分のポテンシャルや生命力を出しきれている感じがしない」状態でした。仕事でもやれるだけの成果は出しやり切った感があるものの、具体的にこれからどうしていけばいいかがわからない。

  • 現職の人材業界(キャリアコンサルタント・法人営業)は社内で成績トップも達成してやり切った感があり、正直飽きていた。でも普通に稼げるので、辞める理由はない。

  • 転職するという選択肢もあまりピンとこない。自分で事業を作り、いずれ独立・起業することになるとは漠然と思っていた。でもこれも正直まだ自分ごと化できておらず、全然臨場感が湧いていない

  • 自分で全てゼロイチをやらなきゃいけないと思い込んでいたため(あるものの質を上げるのは得意だが、ゼロイチに苦手意識があった)、行動が起こらなかった

自分のエネルギーをどこにどう向けたらいいか、出しどころや方向性が見えない状況でした。

変化の大きなきっかけ

そんな背景もあり、いろんな手段を探ってもがいていました。その中で出会ったものの一つがコーチングです。現役のプロコーチにセッションをやってもらう機会があり、たった30分の時間でしたが、大きく自分の世界観に変化が起き、一言でいうならば「自分で自分を縛っていた抑圧を解放し、やっていいんだよ、と自分に許可を出せたこと」でした。

かけてもらった言葉の中で、特に自分に刺さったものは以下。

  • 「リアクティブ・プロブレムソルバー(受動的に課題を解決する人)じゃダメなんじゃない?自分がやりたい、してあげたい、できると思っていることを、あなたはもう自分から解決しにいく存在なんじゃないの?」

  • 「そもそも全部ゼロイチでやる必要はない。Willはあるけどリスク計算が苦手な起業家と組んで、"参謀として、兄貴分として" やればいい。めちゃくちゃなハードシングスが来ても、どうにか整理して形にできる人なんだから。」

  • 「何が足りない?戦略コンサルで2年働いて、MBAでも取りに行く?」
    僕「いや、そんなのいらないです。もうできます」

  • 「もう既にやれる経験も実力もあるんだから、それをやりたいと意思表示するだけなんじゃないの?そうすれば自分を必要としてくれる起業家も企業も確実にいる。今日からスタートアップのCXO、CHROと名乗る。」

本当に自分が解放された感覚でした。制限をかけていたのは、紛れもなく自分自身。自分のことを客観的に見れている方だと思っていましたが、全然見れていなかった。やりたいのに、できるのに、視野が狭くて盲点だらけで、できない理由ばかりに目がいっていた。「やっていいんだ」と許可が出せた時間でした。


<その後のアクション>

まず、ゴール設定をしました。

「海外で生きていきたい、意思と能力のある日本人」が活躍できる機会を創出し、構造を整備する(自身が最前線でロールモデル化)

自分はいち人材紹介会社で、キャリアコンサルタントとして転職を支援するだけの人間ではない。

狭かった視野を広げ、低かった視座を上げ、今のままではまだまだ厳しいけど、自分はこれをやりに行く人間なのだと認知が書き換わり、行動が変わっていきました。

<実際にやったこと>

❶ 海外在住のCxOプロフェッショナル。参謀としてWillある起業家と事業をトップに引き上げる
・東南アジアの知り合いの起業家/経営者に声をかけ、10件以上アポを取り、今後やっていきたいことを伝えた。
→「週1日で僕をレンタル」1ヶ月無料キャンペーンを提案したら、「マジ?それはありがたい。こういうことをやってくれない?」と具体的な話が出てきた
❷ 海外で自分を輝かせて活躍する日本人を輩出する、唯一無二の「海外キャリアプロデューサー」として、人々の記憶と記録に残る
・自身でサービスを立ち上げる(海外キャリアコーチング等)
→ 共感やサポートを得られそうな人とたくさん壁打ちして解像度を上げて、10名限定無料相談をやってみた。喜んでくれる人がたくさんいて、自信がついた。
→ゴールを設定したことで、本業の仕事への向き合い方、意味づけが変わった。自分は問い合わせしてきた人の転職支援をするただのキャリアアドバイザーではなく、海外で活躍できそうな人を見つけ、実際に活躍できるまで支援するプロデューサーなのだと認知が書き換わった。 

そうして立ち上がったサービスがこちら。

今まででは考えられなかった決断

<会社を辞める決断>

自己認知が変わり上記のように行動していたら、気づけば知り合いの起業家や経営者と時間を過ごすことが多くなっていました。何人かに声をかけてもらった中で、「この会社、経営者、自分が参謀として入ればもっと伸ばせるイメージがある」と直感的に感じた会社がありました。事業の相談に乗り、気づけばリードを獲得し、受注まで取り(まだ社員でもなんでもないw)、結果的にその会社の外部役員として、事業の統括ポジションになっていました。(やるべきことが明確になり、自分の進む方向性に確信が持てたため、退職を決意)

この行動も結果も、ゴール設定により自分の認知が書き換わらなければ起こり得ないものでした。「参謀としてWillある起業家と事業をトップに引き上げる」。このゴールに向かって脳が情報を集め、体が動いていたからです。「人材企業のトップキャリアアドバイザー」ではなく、「スタートアップのCXO」と自分のIdentityが更新されていました。

<ボディメイクコンテストに出る決断>

ゴールを設定することで認知を書き換えれば、行動が変わることを感覚的に掴めていた僕は、他の領域でもこの理論を適用し、ゴール設定していきました。

数年続けている筋トレも、何か目標がなく惰性になっていると感じ、まずはパーソナルトレーニングに通うことを決意。そのトレーナーから、「3ヶ月後ボディメイクコンテストがあるんだけど出ませんか?」との誘い。

実は前から興味がありました。でも、さすがに言われた直後はやらない理由と言い訳がドバドバ出てくる。でも、ここで言い訳したら結局いつもの自分。一旦全て言い訳をカットし、「やります」と答えました。もう、手汗が滝汗状態です。

結果、確実にトレーニングへ向き合う姿勢が根本から変わり、会う人会う人に「体デカくなったね」と言われるくらい成長曲線が爆上がりしました。

<10日間、山籠りする決断>

半年前から「タイの山岳民族の村で10日間ホームステイ」という計画を立てていました。しかし人生というのは不思議で本当にいろんなことが同タイミングで起こる。

会社を辞めて独立の準備、新しい仕事もスタート、ボディメイクコンテストに向けた体づくり、めちゃくちゃ忙しいのに、10日間電波もない環境で仕事休むの?またやらない理由が溢れます。今回は前日まで航空券取らないくらいモジモジしてました。

でも結果的に本当に行ってよかった。自分の人生レベルで大きな気づきが得られました。そして、仕事もなんとかなりました。改めて「決断が先、プロセスは後」なのです。できるかできないか、どうやってやるかを考える前に、本音でやりたいならやると決めること。決断を先にするから、どうやったらいいかが見えてくるのです。この順番。

なんなら将来、「半自給自足の山での生活」も本気で目指してもいいんじゃないかと最近思っています。今の自分から考えてできるかできないかじゃない、ゴールがあるからやり方が見えてくる。(最近は気づけばほぼ東出昌大の YouTube観てます。無意識の力ってすごい)

決断して生きている人の心象風景

1年前までの僕は、何かに決断して毎日を本気で生きている人が眩しく見え(眩しすぎて目をそらしたくなるくらい)、自分はそうじゃないな、と指をくわえて見ている人間でした。そんな人と比較して、また悩む。そんなことの繰り返しです。

でも、怖い決断を重ねてきた今は、その人たちの心の内側がどんな風になっているかがわかってきたような気がします。できるかできないかじゃない、やりたいからやるんだ、やると決断することが全てなのだと。

自分で蓋をしてきた扉を開けて、本来の自分のゴールに生きていたら、それに関係がないことにはあまり心を奪われなくなる。自分でもスイッチが入っているのがわかる。スーパーサイヤ人。

そしてこうやって生きていたら、それは周りにも伝わり、存在するだけで、関わっただけで影響を与えていることもよくわかります。

自分の脳みそで思いつくこれまでのパターンを手放す

自分の頭で考えつくことを自力でやってきた結果が現在の自分です。でもその現在の自分に満足できていないのならば、これまでのパターンを変える必要があります。僕はコーチングというきっかけを通し、人間のマインドのカラクリ・原理原則を理解し、自分の脳みそで思いつく範囲のこれまでのパターンを手放してきたからこそ、これだけ1年で変化することができました。

今後やっていきたいこと

自己変容の経験を通し、人間のマインドの仕組みを身をもって体感できたため、今度はそれを人の人生の変容に携わりたい「実力もあって本当はもっとできるのに、知らぬうちに現状維持マインドに陥っている人」。僕がコーチにしてもらったように、自分に許可を出し、認知を書き換え、ブレークスルーを起こせる存在に、今度は僕自身が回る番です。

キャリアの頭打ち、現状維持を突破して突き抜けていきたい方。自身の挑戦を妨げているものを認識し、

「本音に許可を出し、清々しく挑戦している自分らしい未来」

にお連れします。

何かピンと来た方は、以下のDMまたはフォームまでご連絡ください。

連絡先:XのDM


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