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明日はきっといい日になる

昨晩は東京でできた友達と浅草橋で飲んだ。美味しい鳥料理のお店に行ってた。店内では急にカラオケ大会が始まったり、店員さんと一緒にお酒を飲んだりするなど、店内はまさにカオスな状態だった。それでも友達と飲むお酒はやっぱり楽しい。お酒があまり強くない僕は、普段は飲まない量のお酒を飲んだ。そして、今日は想像通り二日酔いになっていた。

翌朝、雨の音で目が覚めた。そういえば洗濯物を取り込んでいなかったと、急いでベランダに出たのだけれど、もう手遅れで洗濯物はずぶ濡れになっていた。思わず出たため息に、幸せが逃げちゃうという言葉が思い浮かんだ。洗濯物を乾かすためにベランダに干していたのに、まさか濡れてしまうなんて誰も思っていないだろう。

天気予報を見ていないかつ洗濯物を取り込んでいない自分が悪いのだけれどと、やり場のない想いだけを胸に再びベッドで眠りについた。次に目を覚ますと、お仕事の5分前だ。急いで起きて、zoomを立ち上げる。ミーティングの終盤に「サトウさん、昨日お酒を飲んでいたみたいですが、大丈夫ですか?」と聞かれたので、お酒にやられたガラガラ声で「大丈夫です」と答えると、みんなから「いや、大丈夫じゃないですよ」とつっこまれた。

続けて別の人が「まあ、ちゃんとミーティングに出てきただけ良しとします」と言ってくれたたため、その言葉に救われた。洗濯物がずぶ濡れになった、二日酔いで苦しむというダブルパンチを食らった僕はミーティングに出ただけでえらいんじゃないかと錯覚していた。

ミーティングが終わり、二日酔いで苦しむ僕は死んだ魚のように眠りについた。気がつくと16時を過ぎていて、頭に浮かんだのは「終わった」の4文字だ。朝から出鼻をくじかれたのに、16時まで寝るという失態を犯す。そこから仕事をするために外に出たのだけれど、帰る間際に大雨が降り出した。散々である。

今日はいい日だったと胸を張って言えるわけではないけれど、たまには1日を無駄に終える日があってもいいのではないかと思えたから、もうそれでいいのかもしれない。今日はダメだったけれど、明日からちゃんと頑張る。明日やろうは馬鹿野郎なのかもしれない。それでも明日はきっといい日になると信じている。

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