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最近、道端に咲く花を見ましたか?

以前、インスタで友人に「最近、花を見ましたか?」と質問をされた。最近花を見ていなかったので、「見てないよ」と答えた。どうやら道端に咲く花を見ていないってことは、じぶんに余裕がない証拠らしい。たしかに花を見る余裕はなかったし、じぶんのことで精一杯だった。

どんなときも。余裕のある人間でありたいけれど、忙しくなると、ついう余裕がなくなってしまう。余裕がないときに限って、言わなくてもいいことを言ってしまったり、ちょっとしたことでイライラしてしまう。そのたびに反省と後悔を繰り返しはするけれど、また同じことを繰り返してしまうそんな自分が嫌になる。

だから、じぶんに余裕がなくなりそうなときは、花を見るようにしている。

春は桜にチューリップ、夏は紫陽花にひまわり。秋はコスモスにキク。冬はシクラメンにスイセン。季節によって違う花を楽しめるし、花はそこにあるだけで、癒しをくれるし、優しさをくれる。ありがたい存在でもあるし、今後も愛でていきたい存在だ。

でも、道端に咲く花を見て、そのたくましさを羨ましいと思うときがある。花はじぶんから枯れることはないし、雨にも風にも負けず、凛とした姿で輝きを世界へと振り撒いている。誰の目も気にしていないし、誰かのためにではなくじぶんのためだけに生きているのだ。

花を羨ましく思うたびに、花のように堂々と生きたいし、立派な花を咲かせて死んでいこうと決心するようにしている。今世で満足して死んでいけば、来世は人間以外になってしまえばいい。。できれば道端に咲く花がいい。たとえ花が咲かなかったとしても、花は嘆かないし、言葉を伝える手段がないののは少し寂しいかもしれないけれど、言葉のない人生を楽しむのも悪かない。

花はじぶんから枯れることはないし、雨にも風にも負けず、凛とした姿で輝きを世界へと振り撒いている。道端に咲く花になって、通行人に「わぁ、綺麗」って言われたときには、もう嬉しいんだろうな。


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