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胸をときめかせた夏、いざはじまる

川のせせらぎの音に夏を感じた。どこまでも続く青と気ままに浮かぶ白。ジメジメした暑さに、汗ばんだシャツが体にへばりつき、喉もカラカラと乾く。夏が好きな日もあれば、嫌いな日もあって、それは気分によって左右されるから、どうしようもない。

海や花火、風鈴の音や虫の声。夏の風物詩はいつだって、どきどきとわくわくをセットで運んでくる。今年の夏はどんな夏になるのだろうか。楽しい夏になったらいいし、君がそばにいたらもっと楽しいんだろうなと、迫り来る夏に、溢れ出す君への想い。

世界の誰もが展開を読めない2人の物語。あるかわからない急展開に胸をときめかせ、ないかもしれない結末にただ怯え続けている。眼前までやってきた来たる夏。結末は夏の終わりに知ることになるのだろうか。青春なんて言葉では片付けられない令和の夏、いざはじまる。

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