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今は過去にすがりたい気持ちなんだよ。だって君より素敵な人なんて現れないんだもん。君との思い出に勝るものなんてないし、忘れるまでは浸らせてくださいよ、是非に。地下鉄の帰り道。君と電車に乗って、同じ家に帰ったことを思い出す。部屋にまだある君の使いかけの歯ブラシ、バスタオル、全部全部ただのガラクタに成り下がる。

「女は初めての女になりたがり、男は最後になりたがる」って聞いたことない?わがまま言ってもいいのなら、最初で最後が理想的。でも最初になんてなれないし、あなたの過去のことなんて微塵も興味がないから、いつまでも私が最後だと信じさせて欲しかった。2人の未来は突然閉ざされ、最初からもっと話し合えば良かったかなって考えても後の祭り。

もうどうせなら君を虜にしてしまいたかった。どうやら虜になっていたのは私の方みたい。君なしでは生きれないという沼に浸かり、まだ君のことを待ってるってほんと気持ち悪いよね。ああもうごめんなさい。でも私を依存させた君にも原因はあるから、最後まで責任を取れないなら、依存なんてさせないでよ。困っちゃうわね、全く。

ああもう私が悪いことは最初から知ってるんだから、それ以上はもう何も言わないでよ。離れた2人の距離は一向に縮まらず君の独走状態。いつか追いつくことができるのかな?もう無理だよね。今更何を言っているんだろうか。君なしの人生。私の生きがい。一体どこに行ったの?まだ帰ってこないの?まだ私の隣は空いてるからいつでも戻ってきてね。元君の彼女より。

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