毎日更新が3年になりました

今日で毎日更新をはじめて、3年になった。あっという間だった気もするし、長かったような気もする。1,095回も文章を書き続けるなんて、狂気の沙汰じゃないと自分でも思う。今日は3年間ずっと更新し続けてきた自分を、めいっぱい褒めたい。

ちょうどいい機会なので、毎日更新をはじめてすぐの文章を読んだ。初期の文章はあまりにも下手すぎて笑ってしまったし、こんな文章書いたっけ？ともはや記憶にない文章もあった。初期の文章は何が言いたいかわからないし、構成も論理も破綻している文章もある。いまなら絶対に昔のような文章を書かないと思ったと、同時に毎日積み重ねてきたから下手な文章に気付けたんだと、自身の成長に嬉しくなった。

3年間を振り返ると、本当にいろんなことがあった。ここに書き切ろうとしたらものすごい量になるから割愛するんだけれど、なかでも毎日更新をはじめてすぐにベーチェット病という難病になったことは、人生のターニングポイントと言っても過言ではない。

目の手術を2回、両目ともに白内障になって、左目は緑内障にもなった。遠くを見るときは眼鏡が必要で、近くを見るときは裸眼で見ている。遠近感覚はずっとおかしいまま。とても不便な生活になって、この状況を嘆く日々もあるんだけれど、人生を総じるなら僕は幸せ者なんだと思う。たくさんの人に支えられたからこそ、いまもこうして毎日更新を続けることができている。そして、毎日更新で自分の気持ちを整理していたのも事実だ。

この3年間ずっとたくさんの人が読んでくれた。コメントやスキ、SNSでシェアしてくれる人もいたし、何度か「今日の注目記事」にも選んでもらえた。

誰かに反応をもらうために、文章を書いているわけではなく、自分との約束を守るために、毎日更新を続けている。それでもやっぱり誰かの反応は執筆のモチベーションに繋がっているのだ。noteを書いたことで、出会った人もいる。目に見える結果と目に見えない結果を手に入れたその事実は、何ものにも代え難い僕の宝物だ。

毎日更新は自身の生活の一部となった。歯磨きと同じくらい文章を書かなければ、気持ちが落ち着かない。文章を書くことで救われてきたから、誰かの気持ちがすこしでも温かくなる文章を書いていきたいと思っている。烏滸がましいことはちゃんと理解している。それでも自分が救われてきた文章に恩返しをしたいと考えているから、このスタンスは絶対に変えない。

これから先も毎日更新を続けていく。いつまで続くかどうかはわからないけれど、続ける意思がある限りはやめないつもりだ。ってことで、みなさんこれからもよろしくお願いします。