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ゴール達成より前に進んでいることが気持ちよかったり。

2020年はゴールを達成できなかった。

これは紛れもない結果であり、事実なのだが、何だろう、、達成しなかった自分に全くがっかりしていない自分がいる。満たされている、という表現が適切なのかもしれない。

到底達成できないような、雲の上のゴールではなく、
甘すぎず、一方で、自分を追い込みすぎず、適度な"変化"と"努力"が必要なSMARTゴール設定だったはず。コンフォートゾーンの外の良い位置にあったゴールだった。

それなのになぜ、満たされているのか?
ゴールを真剣に考えていなかったのかな?って自問しても、そうでもなくて。

振り返ってみて、辿り着いた答えは、
「良い習慣を取り込んで前進していた感覚に意味を感じていた」からです。

結局、今回はゴール達成という着地点より、毎週でも毎月でも何かしら小さなことでも、前に進んでいるsmall winを実感して満たされていたからではないかと思う。

2020年12月31日時点、この瞬間で評価したときに、ゴールには辿りついていなかった。

ただ、僕にはこの「刹那なゴール達成」という成果より、
「継続的できる良い習慣が身に付いて、着実に前に進んでいる」成果を上げた。
進撃の巨人みたいな。 ←ちょっと違うか

これはゴール達成以上にパワフルと気付いた。
まず、ゴール止まりではなくなる。
良い習慣は一生利用できる財産みたいなものだ。

また、良い習慣で前進しているのであれば、ゴールに固執する必要もない(ゴール以上に達成可能)その土台ができたりします。

改めて振り返ると、ゴール達成に必要な良い習慣に時間をかけることで、
「ゴールを達成しなければ」、と自分に言い聞かせるプレッシャーと強制的な自制心が必要なくなってくるし、

良い習慣があれば、「この調子で進めばゴールを達成できる」、なんて信じ始めて、ゴールの達成状況を見なくなっていくのではと思う。

ゴールは進む方向とどんな習慣が必要なのか決める上で大事なので、不要とは思わないが、ゴール達成に執着しなくていいなと思う。それよりも良い習慣。

実はこれについては、米国研究記事や論文を読んで、なんとなく頭ではわかっていて。

Good Habits Versus Goals - business.com

今回、「ほんとだな~」と経験できたのは初めてでした。

仕事や職場環境に当てはめると、結果が出ていない以上、どんな充実した過程であれ、「失敗」と評されるでしょう。

「甘い。成果を出さなければ意味がない」なんて言われるかもしれない。

確かにそうで、異論はありませんが、成果を評価するタイミングをスナップショット的に評価していないか?株価みたいに経緯と変動、見込みを見て評価が必要に思える。

少なくとも、職場ではゴールの話ばかりで、習慣の話が足りていない気がする。


手段を問わないような結果だけにこだわると、ゴール達成後で終わりですが
継続できている良い習慣があれば、ゴール達成のその先にも適用できる。

そりゃあ、良い習慣のほうが長い意味で効果的なのではないか。



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