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ヤフオクという娯楽


久しぶりにヤフオクに出品している。

ヤフオクは敷居が高い。

博学なコレクターが多数利用してそうなイメージがある。

自分が出品するアイテムについて突っ込んで質問されたらオロオロしてしまう。

いろいろ面倒くさそう。


でも年末に有料会員の無料キャンペーンがあって、「LYPプレミアム会員」に登録した。

それから久しぶりにヤフオクを使ってみた。

結果、想像以上にカンタンだった。

イメージで敷居が高いだけで、やり方は他のフリマアプリと変わらない。

出品するアイテムの写真を撮って、説明文を書いて、登録するだけ。

写真もそれほどこだわる必要はなく、スマホの写真でなるべくクリアに撮る。必要な情報を盛り込む。

この2点だけ押さえておけば、問題なかろう。


説明文。

これがいちばん厄介に感じていた。

たとえばデジカメを出品した際に、「シャッター回数を教えてください」

との質問を受けてアタフタしたことがある。

いまはブラウザで無料サービスがあるみたいだけれど。

そう、よくわからんことを突っ込まれて、

あ、こいつモグリだ。こいつから買うのやめよう、

みたいに思われたくはない。


でもちょっと調べてみると、

素人です!

よくわかりません!!

写真から判断してください!!!

で押し通していて、ちゃんと落札している人が多い。

なんだ。それでいいのか。


今回は溜まったフィルムカメラを中心に出品したんだけど、

説明文は「わかりません!!!」で押し通してみた。

もちろん、わかる範囲で簡潔にはまとめたけれど。

それでも入札はつく。ちゃんとつく。あっという間につく。

やっぱりカメラファン、多いんですね。


以前はバイクのジャケット、しかもブランドの物を何点か出品したけれど、

ウォッチリスト(しおりみたいな機能)は増えていくけど、直前まで入札はなかった。

最終的にバイク用品のアクセス数は1000程度だったか。


フィルムカメラ、すごいよ。

1日でアクセス数は1000越え。

しかも入札すでに3。

値段も当初の約2倍近くになってる。

コレクターやファンの熱い思いが感じられる!


ヤフオクで出品する際は、無理しない背伸びしないで、

できる限り丁寧に写真を載せて、説明文を書く。

最低このくらいの値段ならいいな、からスタートする。

売れなくてもいいし、売れたらラッキーだなくらいの気持ちでする。

こんな感じで出品すると、なかなか楽しい。


週末の夜がいちばん盛り上がるので、

土曜日にまずは出品。

終了時間を土日の22時前後に設定。

毎晩、出品したリストを確認して、

ウォッチリスト伸びてる、とか

入札あった、とか

動きないな凪だねえ、とか

みると楽しい。

毎晩のちょっとした楽しみになる。


そして終了時間、1時間前とかになると、もう大変。

どうなるんだろう。

ドキドキ感で何もすることはないのに無駄に慌ててしまう。

悶々と1時間過ごすのも嫌なので、わざとお風呂入ったりランニングに行ったりして気を紛らわしてみたりする。

あ、終了時間過ぎてた!と思ってスマホでチェックすると、延長時間でまだ続いている!

ってなると、もうコーフンしますね。


事前に梱包を済ませておけば、あとは落札→落札者の入金後、発送するだけ。

最寄りのコンビニでお願いできます。


ヤフオクの最大の魅力は、自分がよくわからない物でも、そのときのオークション価格で売れること。

フリマアプリだと値付けが難しいですものね。

ヤフオクだと、最低限損しない価格設定すれば、想像以上に高値で売れる時もある。

ギャンブルの大当たりみたいな感じで、テンション上がります。


あんまり高値狙いでいくと気になって気になってしんどい。

捨てるよりいっか、誰かに使ってもらえたらいっか、レベルでひょっこり出品してみる。

それくらいの方が気軽で楽しい。

で、出品してから次の週末まで、平日夜がちょっと楽しくなる。


一手間かければ、お金もかからず、断捨離もできて、おまけにゲーム性もあって楽しめる。

しばらく使わなかったものを少しずつ出品していきます。





ヤフオクといえばこの本。
20年前くらいにヤフオクで億単位の売り上げを出したお店のはなし。
大量に仕入れて大量に売りさばて儲けるスタイルが赤裸々に書かれています。いまでも個人商売するには参考になる一冊。


ブックオフに対する熱き想いを1冊に込めた作品。
あのころブラブラとブックオフで立ち読みしていた仲間に届け。


気づけば僕のカメラライフはこの一冊からはじまった。
日常のなかにひそむ奇跡を単焦点レンズで切り取る。
そんな1枚1枚に憧れていて、いまも変わらずそこに行きたいと思ってます。


ダカフェ日記と同時期に大好きだった不思議顔の猫まこ。
いまうちにいるノエルは、きっとまこを毎日ブログでみていた頃から出会いがつながっている気がする。


うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。