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真だらとかちり干しの土鍋ごはん

真だらとかちり干しの土鍋ごはんを炊く。

土鍋ごはんは、ひさしぶり。

先日、角上で真だらの切り身がとてもきれいで、おもわず手に取った。

週末用にひとまず冷凍。

この真だら、焼き魚にしようか、バターソテーにしようか。

迷ったけど、けっきょく土鍋ごはんにいれて、ごはんといっしょに炊いてしまうことに。


1. ごはんをとぐ


ごはんは2合分、5分づきに精米機にかける。

玄米はちょっと重い、でも栄養素がありそう。

だから、あいだをとって5分づきに。

なにより、精米したてのお米って、おいしい。

古米でも、新米にちかい味がたのしめる。

家庭用精米機はおいしいごはんの必需品。


研いでザルにいれて、1時間ほど水切り。

これは土井先生の本で学んだやりかた。


2. 具材を土鍋にいれる


水切り後のごはんを土鍋に投入。

そのうえに真だらをのせて。

冷蔵庫にあったかちり干しをパラパラとふりかけて。


あ、かちり干しって、近所のスーパーでよくみかけて、よく知らないで、よく買ってます。

ちなみにこちらの記事によると、しらすはマイワシとカタクチイワシの稚魚。

そのしらすをさらにドライにしたもの、だそう。


さて、2合の白米と真だら、かちり干しに、400mlのお水と30mlのお酒をいれて。

あと、おもいつきで、白菜の刻んだものをトッピングして。

これで準備完了。


3. 土鍋のフタから湯気がでるまで強火


直火で炊くごはんって、いい。

おこげもホンモノ感があるし。

炊きたてのごはんつぶがツンとしているし。

圧力IHで炊くごはんもおいしい。

でもこの一手間がなんかいい。

林間学校のときみんなでつくって食べたカレーライスが最強だったように。

初ソロツーリングでまだネットもなくて、適当にキャンプ用のバーナーで炊いたごはんがうまかったように。

直火で炊くごはんは最強。


4. 湯気がでたら弱火10分


「始めちょろちょろ中ぱっぱ」っていまだによくわかんない。

直火ごはんのコツって、「はじめ強火。湯気がでたら、弱火10分。蒸らして10分。」

これにつきるとおもう。

このつくり方で、失敗したためしがない。


5. 火をけす前に3秒ほど強火


アウトドアのときは、弱火の10分は測らなくても、おこげのにおいでよくわかる。

そう、弱火10分のあと、さいごに数秒強火でフィニッシュすると、いいかんじのおこげ完成。

あとは10分蒸らして、しゃもじでかきまぜて、完成。


6. 火をけして10分蒸らして完成!


これだけでも、とてつもないいい香りと、かろやかな風味で3杯飯。

ちょっとお塩をさらさらっと振りかけると、パーフェクトめし。

かつおぶしとかかけても、んまい。

でも土鍋ごはんは、なるべくシンプルにいただくのが、おいしいキホン。


7.蒸し布のウラ技


土鍋のごはんは蒸らしたあとフタをしたままだと、蒸れてごはんがすんごい柔らかい。

ぼくはかためのごはんが好きなので、蒸したあと、フタはとって、蒸し布をかけて、そのまま冷やします。

このほうが、つぎの日のごはんが、もちっと心地よいかみ心地で、おいしい。


土鍋って、湯豆腐やおでん、そしてごはんまでつくれちゃう。

火にかけて、じんわり温まって、じんわり冷めてく。

このあたりが、冷めにくくて鍋ものによい。


さいごに


ときどき直火でごはん。

これ、慣れておくと、妙な自信になる。

電気がなくても、ごはんが炊ける。

キャンプのときも、堂々とごはんが炊ける。

お米主食人として、これは基礎教養。

しかも、超カンタン。


土鍋がなければ、ふたつきの深めのフライパンでもOK。

直火で炊いたごはんは、また一味ちがいまっせ、というおはなしでした。

土鍋ごはんが気になったら、まずはこの本です。



真だらとかちり干しの土鍋ごはん

レシピ

・ごはん 2合
・真だら 二切れ
(・かちり干し お好みで)
・水 400ml
・酒 30ml


1. ごはんをとぐ
2. うえの具材を土鍋にいれる
3. 土鍋のフタから湯気がでるまで強火
4. 湯気がでたら弱火10分
5. 火をけす前に3秒ほど強火。おこげができる。
6. 火をけして10分蒸らして完成!


うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。