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「極悪女王」と生き残る作家は同じである

「極悪女王」を見ましたか?
女子プロレスラー・ダンプ松本さんの半生を描いたNetflixの異色のドラマです。

私はあまりの面白さに一気見してしまい、寝不足になってしまいました。。

で、気づいたことがあります。
売れるor生き残る作家は、まさに「極悪女王」と同じということに。

私は現役サラリーマンにも関わらず、これまで10冊のビジネス書を出版してきました。

作家歴は15年以上。その間、何人もの才能溢れる作家が現れては、おしくも消えていくのを見てきました。

そん作家のきびしい場面に出会う度、いつも思っていました。
「彼らの才能はすごいのに、なぜ長く続けることはできないのか?」と。

そして「極悪女王」を見て、はっきり気づいたのです。
それは消えていく作家は「差別化」が出来ていないからだったと。

「極悪女王」で言えば、ダンプ松本さんは当初、正統派プロレスラーに憧れ、自分自身も正統派を目指していました。でも、ぜんぜん目が出ない。しかしあることがきっかけで悪役レスラーに転身したところ、超人気女子プロレスラーにのし上がることに成功しました。

作家も実は同じです。
才能があっても他人と同じことを行えば、目立つことはできません。

たとえば近藤麻理恵(こんまり)さんが「人生がときめく片づけの魔法」を出版し、世界中で大活躍したときには、様々な作家候補が「こんまりさんのような本を出したい」と思ったものです。

でも世間的にはこんまりさんは1人で十分。同じネタの本であれば、新しい人ではなく、すでに実績を出しているこんまりさんに頼めばよいのです。

このダンプ松本さんやこんまりさんが行った「他人との差別化」がわかっていない作家は、どんなに才能があっても生き残ることはできませんでした。

大切なのは「差別化」。

長く続ける・他人より目立つということは才能だけではダメ。必要なのは、自分だけのオリジナルなのです。

ちなみに「お前だどうなんだ?」と言われると思いますので、私の差別化ポイントを話します。それは「現役サラリーマン」です。

サラリーマンなのに本を出版ことは至難のわざ。そんな中、なんとか本を出しても、そのまま会社を続ける人は皆無。辞めて独立する人が実に多い。

でも私は「現役サラリーマン」を差別化ポイントとして活動し、自分たちの悩みにフォーカスをあて続けたところ、おかげさまで10冊の本を出せるほど引き合いをいただけました。最新刊もおかげさまで大変好調です。


生き残る作家には差別化が必要です。「極悪女王」はその差別化を教えてくれるドラマでした。

ドラマは流血が怖いという方は、ダンプ松本さんを描いた漫画もありますので、ぜひチェックしてみてください。


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