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大学で学べることなどたかが知れている

現在大学生として勉強していますが,はっきり言って大学の4年間で学習することなんて氷山の一角でしかありません.経済学部だから経済学のことをよく知っていると思ったら大間違いですし,物理学科だからといって物理のことに精通していると思ってはいけません.学部で勉強できる学問というのは表層の薄っぺらい部分だけなのです.

では,大学に行く意味とは何か.
それは,研究をするためです.文系の方はゼミ,理系の方は研究室配属という形で研究と触れることになるでしょう.教授と同じ分野の最先端について,自分なりに思考していくわけです.受動的に授業を受けるよりも,能動的に思考して研究した方が確実にその分野への理解が深まります.研究をして初めてその分野を’知っている’と言えるようになるのではないでしょうか.

卒業後もそのような思考するスキルが問われる場面は非常に多いと思います.しかし,研究というのは基本的に大学4年間のうち1〜2年しか行う時間がありません.そこで大学院です.大学院(修士)での2年間の研究を加えることで,さらに思考スキルを磨くことができます.
もちろん,全ての人が研究をしたい(分野への理解を深めたい)と思っているわけではないことは承知していますが,はっきり言って学部卒では何も学んでいないのと同等です.現代社会における’学部卒’の称号を得ただけに過ぎません.
というわけで,もしこれから大学を志望する,または大学院を考えている人は,一つの参考にしていただけるとありがたいです.

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