本当は誰にも教えたくない…仕事で困ったときに必ず読むビジネス書10選
「自分と同じように仕事で困っている人がいるはずだ!」
そう考え本noteを書くことを決めました。
* 今回のターゲット *
☑ 仕事で困っている人
☑ 仕事をもっとできるようになりたい人
☑ 後輩・部下の指導に悩む人
本noteで紹介するビジネス書は、ピンポイントに問題を解決したり、効率化できるわけではありません。
それらを要望するなら、ビジネスフレームワークや自伝本などを読むことをすすめます。
私が本当は紹介したくない(笑)10冊は、仕事の本質を根本から見直したり再定義したりするためのビジネス書。
私が仕事で困っているときにまず必ずこの10冊から1番解決してくれそうな本を選んで読み直します。
そしてこの10冊は、今後の仕事のあり方を見直すきっかけをくれる10冊でもあると考えています。
時代がガラリと変わりつつある今、常識は常識ではなくなります。
今までなら小手先の解決策や効率化で乗り切れましたが、今後はそうはいきません…
AI、IoT、ブロックチェーン、自動運転…
誰も見たことがない日常が当たり前になります。
これらが台頭すると、仕事そのものを根本から考え直すことも必要になります。
仕事の困りごとの本質から見直し、今後の仕事のあり方を根本から考えるきっかけになる…
そんなビジネスの原点ともいえる10冊を紹介していきます!
◆ 1冊目 孫氏
☑ 中国最古の兵法書
☑ 孫正義、ビル・ゲイツの愛読書
「勝つための戦い方ではなく負けないための戦い方だ」
孫氏の兵法はビジネスでもよく活用されている考え方。
2000年以上前に書かれた中国最古の兵法書であり、現代でも読み続けられています。
兵法はビジネスでも共通することが多いため、ビジネスマンによく読まれています。
変化が激しく多様性の時代…
予測がしづらくなり、勝つということが難しくなってきます。
孫氏の「負けない戦い方」はより必要になってきます。
◆ 2冊目 0秒思考
☑ 著者は大手外資系マッキンゼー・アンド・カンパニー出身
「ロジカルシンキングとは、相手になるほどね!と言ってもらうこと」
マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントだった著者が世界基準の思考整理術について書いた1冊。
ロジカルシンキングは人に説明し、納得してもらうためには欠かせないスキル。
どれだけプレゼンがうまく、資料がよくできても、内容が充実していなければ相手は納得しません。
毎日A4用紙1枚・1分書くトレーニングでロジカルシンキングを身につけることができます。
◆ 3冊目 7つの習慣
☑ 全世界3000万部、国内200万部を売った大ベストセラー
☑ 2018年に44ヵ国語に翻訳
「人は、物事を自分の見たいように見ている。」
今でも読まれている理由は、人格主義は人の原理原則であり、どの時代にも必要だから。
テクノロジーが人の生活に浸透しても、人の本質は変わらない、そのことがこの1冊から学べます。
マンガ版で表示しているのは1巻にあたる本であり、1巻で7つの習慣についておおよそ学べますが、2~4巻まで読むと理解が深まります。
◆ 4冊目 人を動かす
☑ 累計発行部数1500万部
☑ 半世紀以上読まれ続ける世界的ベストセラー
「名前は、当人にとって、もっとも快い、もっともたいせつなひびきを持つことばであることを忘れない」
1937年に発売してから今も読まれている自己啓発のベストセラー。
著者が存命中、時代に合わせて何度も改訂し続け、どの時代でも読むやすい自己啓発書として知られてきました。
相手を尊重しつつ、自分の望むように動かすための37の原則が書かれた1冊。
◆ 5冊目 ユダヤの商法
☑ 読者が選ぶビジネス書グランプリ2020ビジネス実務部門4位
☑ 総計276刷、82万7000部販売
「全世界でいまだに通用する唯一の商法」
ビジネスには信用が大切。
しかし、ユダヤ人ほど信用を大切にしている民族は世界的に見ても珍しい。
他にもユダヤ人が「定石」として受け継がれた考え方があり、それらは巨万の富を得るためのヒントである。
ユダヤ人の考えを理解し、ユダヤ人に信用されてきた著者がユダヤの商売を体験し書いた1冊。
◆ 6冊目 アウトプット大全
☑ 読者が選ぶビジネス書グランプリ2019総合3位
☑ 読者が選ぶビジネス書グランプリ2019ビジネス実務部門2位
「できる人ほど、アウトプットを重視している」
インプットをしても、正しいアウトプットができなければ自己成長につながらない。
なぜなら脳はインプットした情報をアウトプットすることで重要な情報として記憶するから。
アウトプットへの考え方から始まり、インプットとアウトプットの関係性について解説、80個のコツと7つのトレーニング方法を紹介しています。
アウトプットに焦点を当てているため、成果が目で見て確認しやすいです。
学校教育でインプットばかり身につけてきた日本人には欠かせない1冊。
◆ 7冊目 エッセンシャル思考
☑ 2014年NYタイムズ・WSJベストセラー
☑ 2015年ビジネス書大賞 書店賞受賞
「99%の無駄を捨て1%に集中する」
自分にとって最も必要なことにのみ集中するための考え方。
決してコツやスキルで効率的に実践するタイムマネジメントやライフハックの話ではありません。
人は環境に影響され、人に左右されて生きる…
そんな中で、「本当にやるべきことは何か」という本質を見極めるための1冊。
◆ 8冊目 書く技術・伝える技術
「必要なのは書き手も読み手も負担のかからない文章テクニック」
報告書やメールなど、働くうえでビジネス文章は必ず使います。
文章は読まれて初めて意味があり、読み手に負担をかけない文章が求められる…
読み手に負担をかけない文章とは見やすく論理的に理解できること。
書き手が注意すべき点を本文で実際に反映しながら解説している1冊。
◆ 9冊目 イシューからはじめよ
「知的な生産活動の目的地となるのがイシューなのだ」
仕事には生産性が求められ、向上するためには課題があります。
世の中にはツールやテクニックなどを紹介した課題解決の本はある。
しかし、「本当に価値のあるアウトプットは何か」について言及することはほとんどない…
イシューを考えることで本当に優れた知的生産が可能になり、目的地までブレることなく活動することができます。
イシューによって本当に価値のある仕事をするための1冊。
◆ 10冊目 ひらめかない人のためのイノベーションの技法
☑ 著者は2012年度農林水産研究成果10大トピックス受賞
☑ 研究者として数々の技術を生み出した
「不器用でもセンスがなくても創造性を鍛えることができる!」
AIの普及に伴って、人は創造性を求められるようになります。
ひらめくために、価値基準や科学的手法などの捉え方解説しています。
過去の歴史的な出来事や哲学的考え、あるいはつい最近起こったイノベーションなど、ひらめきの方法について様々な事例が紹介されています。
農業研究者だった著者が20年かけて実証し言語化した、ひらめくためのコツが学べる1冊。
◆ 終わり
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
今回紹介した10冊は、学んだとおりに実践しただけであなたの問題を解決してくれません。
学んだことからどうすればいいかを自分で考えなくてはなりません。
これが本質を学ぶということ。
今回紹介した本に限らず、ビジネス書を読んだら考える習慣を身につけるのもおすすめです。
でないと小手先の解決のみになってしまい、変化の激しい時代ではすぐ陳腐化してしまいます。
本質を見直すための羅針盤になる10冊、よければみなさんも1度活用してみてください!
それではまた次回に!!!
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