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【働き方】「個」で働く時代に必要な能力とは?

「個人に仕事が集まる時代に必要な能力は何?」

先行き不透明、VUCAの時代で主流になる「個」の働き方とは一体…

本noteを読んでいただきありがとうございます。

今回は、働き方について少し書いていこうと思います。

あなたも一度は耳にしているはずです…

「これからは個で働く時代だ!」

メディアでは働き方改革が大きく取り上げられてますが、個で働くということはあまり聞きません。

にもかかわらず、個で働くことになるのは薄々気づいていますよね。

ではなぜ個で働く時代になるのか…

そして個で働くにあたり必要な能力は何か…

それでは見ていきましょう!!!


◆ 「個」で働く時代とは?

* 「個」で働く時代 *
☑ 会社に雇用されずに個人で仕事をする働き方

今までは企業が人材募集を出し、それに応募して雇用され働いていました。

しかし、これからは雇用自体が減っていくと推測されています。

それは、IT技術の向上やAIの普及に伴い人がしていた仕事を機械がやるようになるから。

例を出しますと、日本のメガバンク大手3行は、AIの導入に伴い、従業員3万人削減する方針を掲げました。

今まで日本を支えてきたメガバンクですら収益化が課題になり、機械化による業務プロセスの自動化で利益向上を目指しています。

今まで以上に人が介入せずに企業は利益を上げることができるようになるんです。

つまり、企業に雇用してもらいたくても、企業はそこまで人を必要としなくなります。

無論、プログラミング・AI人材は圧倒的に不足しており、先の時代に必要なため需要はありますが…

ではどうするか…
個人で仕事を取りに行くしかありません。

もちろん、起業という選択肢がありますが、時代の変化が早い今では、企業寿命が約30年から15年に減ると推測されており、現実的ではありません。

個人で仕事せざるを得ない人が圧倒的に増える、この方向性で「個」に仕事が集まる理由を解説します。


◆ 「個」の優位性

* 個の優位性 *
☑ 時代の変化の速さに適応しやすい
☑ SNS普及により情報発信が容易になった
☑ 自分に合った働き方ができる

企業が機械化により人を必要としなくなる。
そのため、個人で働く必要があると解説しました。

では、個人で働くと、雇用されて働くより不利になるかと言われると、そうではありません。
むしろ、企業で働くよりも個人で働く方が優位になることがあります。

その中で3つ理由を挙げていきます。



☑ 時代の変化の速さに適応しやすい

時代の変化が早い要因の1つに、スマートフォン(以後スマホ)の普及が関係しています。
スマホでどこでも容易に情報を入手できるようになったから。

一般人でも分野ごとのプロと遜色ない情報を得ることができます。
スマホは速報性でも従来の情報源より比較して優れており、情報収集では大きな差が出ません。

時代が早く変動すると、人が求めることも早く変わります。

例を出すと、2019年にはタピオカがブームになっていましたね。
Instagramで情報発信してたくさんのユーザーに見てもらうよう「インスタ映え」の1つとしても注目されました。

しかし、もうタピオカもインスタ映えも流行から離れています。
2020年では、インスタ映え自体が古いと言われたり、派手だったりカラフルなものではなく日常感があるものがInstagramでは人気が出ています。

1年足らずで求めるものが変わってしまうんです。
これは少し前の時代からは考えられなかったのではないでしょうか?

求められる変化の早さは働くことにも当てはまります。
その1つが意思決定です。

大企業だと、職位の階層が中小企業に比べて多いのが一般的。
意思決定までに階層を経て判断するため、時間がかかります。

これは今の時代、そしてこれからの時代に合いません。

タピオカの例のようにあまりに判断する時間がかかると、実行するころに需要がなくなるといったことも十分ありえます。

一方で個人ならどうでしょうか?
自分が決める、これだけです。
自分がどうしたいか、方向性さえ決まっていれば、すぐ行動に移すことができます。

これは、圧倒的優位ではないでしょうか?



☑ SNS普及により情報発信が容易になった

スマホが普及するにあたってSNSも普及しました。
Twitter、LINE、Instagramなど、SNSだけでもその種類は豊富ですね。

SNSによって、商品やサービスの評価を発信する「口コミ」が力を持つようになりました。

従来は企業が広告としてテレビCMや新聞広告欄で宣伝していました。
しかし、口コミは第三者による情報のため、企業の広告より信頼性があると判断されるようになりました。

広告の形態も「マス」から「個」に変わりつつあります。

今までは宣伝するならテレビCMや新聞広告欄に掲載してもらう必要があり、多額の費用がかかりました。
これは個人で払うとなると到底厳しいです。

ですが、SNSを使えば容易に情報発信できます!
しかも無料で!
これは個人だけでなく企業でも有利ですね。

しかし、企業アカウントでは、自由度がある企業はごくわずか。
どちらかというと一方的な情報発信…
SNSの双方向のコミュニケーションを十分に発揮できません…

個人で働くならSNSを有効活用することで、企業とひけを取らない情報発信が可能になります!



☑ 自分に合った働き方ができる

これは、超高齢化社会と人口減少が関係しています。

超高齢化社会とは、総人口のうち65歳以上が大部分を占める社会のことを言います。

医療技術向上による寿命の伸びや団塊世代が高齢者になることで超高齢化社会になろうとしています。

高齢者が増えるにあたって、介護の問題も考える必要があります。

人手不足や労働環境の問題で介護する人が減っています。
それにあたり、家で親の介護を余儀なくされる人も多いのではないでしょうか?

今までは会社まで通って働いていた人も、親の介護によって通勤が困難になり、やむをえず退職するような事例も見かけますね…
超高齢化社会になるにあたって、このような事例が増えると予想します。

すると、会社側も人口減少による労働人口低下につながり、立ち行かなくなります。

つまり、介護しながら働くように、会社に通わずに働く方法が求められます。

働く人は例に出したように働きながら家で親の介護ができる環境、会社はどこにいても自社の仕事ができる環境が求められます。

その中の1つの例としてテレワークがあります。
近年の新しい働き方ので注目されつつあります。

テレワークは会社に通わずに仕事をすることを指し、新しい働き方の1つとして注目されています。

これにより、会社を辞めずに今まで通りの仕事をすることができ、通勤で使っていた時間を有効活用できるようになります。

つまり、自分1人で仕事ができる環境が整備されていくということです。

ということは、会社に雇用されている人もされてない人も、個人で働きやすい環境で働くことができるようになります。


「個」で働く時代に必要な能力

* 「個」で働く時代に必要な能力 *
☑ 対等な立場のコミュニケーション能力

会社で働いてきた方は上司や部下がいましたね。
上司の指示を聞いて仕事したり、部下に仕事を任せたり教えたり…

これは、学生生活から影響も受けています。
部活動や委員会など、日本は上下関係をきちんと守ります。
そのため、その考えが会社に雇用されるようになっても続き、上下関係を守ります。

これは意識してる人はおらず、自然とやっていますね。

しかし、「個」で働く時代では、上下関係はなくなっていきます。

どういうことか。ブログやTwitterなどのSNSで、やりたい事業・企画のスタッフを集め、サービスを提供する。
これが働くにあたり常態化すると考えています。

つまり、全員が1からスタートであり、経験者が上の立場ということがなくなります。

無論、責任者は決めることになりますが、企業のように上の立場になることはなくなるでしょう。
意思決定は全員の同意が必要になりますが、企業のように自分の意見に対して上司の判断だけで可否が決まるようなことはなくなります。

これは個人で働く人に限らず、会社に雇用されている人も同様です。
会社に雇用されていても、時代の変化の早さに対応するために、他の企業の一部の社員と提携して仕事をする、これが当たり前になります。

依頼するといった上下関係ではなく全員で1つのことを完成させるようになります。

そこで最も求められる能力が、対等な立場のコミュニケーション能力だと考えています。

従来の上下関係のコミュニケーションはあくまで企業や職位の立場に差があることで行われたコミュニケーション。

会社の経営方針・戦略に沿って上司から指示を出されたり、何かを任せたり教えたり…このようなコミュニケーションはなくなるでしょう。

軸としてまず「自主性」が必要になります。

これは、経営者や管理職なら部下に持ってもらいたいものですよね…
ただ、少し意味合いが違います。

経営者、管理職が求めている自主性は「自分が与えた課題に対して」自分で考え行動する能力。

しかし、個人で働く時代に必要なのは、「自分で何が必要か考えて探し」自分で考え行動する能力。

この自主性を踏まえた上で、対等な立場のコミュニケーションでは、役割分担、情報共有がより重要になります。

それぞれまとめると、このようになります。

* 対等な立場のコミュニケーションで必要な要素 *
☑ 役割分担…何ができるかだけでなく何ができそうかまで考え役割を担う
☑ 情報共有…お互いに得た情報を他の人に共有する

「個」で働く時代では、役割も1から決めなければなりません。

企業のように職位ごとに役割が自動で分担されていません。
職位に合った仕事だけやる、ということはなくなります。

そのため、やったことがなくても必要ならやらなければならないことが企業で働いてた時よりも増えるでしょう。

企業では苦手でも指示を出されたらその作業をやらざるを得ません。
しかし、対等な立場だとコミュニケーションを取りながら誰が適任か、自分ができそうかまで踏まえて判断することができます。

どの役割を自分は担えるか、これがチームでの成功につながります。

情報共有では、仮説や提案の精度を高くするために自分から共有する必要があります。

気づきや感じたこと、何でも言い合える環境が求められます。

これは「心理的安全性」と言います。

これは、自分の考えを自由に発言したり、行動したりできる状態のことです。
Googleがチームで成功するために最も重要であると発表したことで注目を浴びました。

企業のように上下関係があると、少しばかり気を使って発言を控える…そのような経験は誰しもあるはず。

しかし、「個」で働く時代では、対等な立場になる、つまり企業よりも言い合える環境になるはずです。

情報共有をしやすい環境に心理的安全性は欠かせません


◆ どこで身につければいいか?

* どこで身につける? *
☑ リアル脱出ゲーム

では、対等な立場のコミュニケーションをどこで身につければいいか…

私自身悩みました…

でも実はあるんです!
しかも遊び感覚で自然に鍛えられます!

それは…

リアル脱出ゲームです!!!

知らない人のために少し説明します。

* リアル脱出ゲームとは *
☑ 謎を解いて脱出する体験型ゲーム・イベント
☑ アニメ、ゲームなど人気コンテンツとコラボ
☑ 大人から子供まで幅広い層に人気

このリアル脱出ゲームが「個」で働く時代で必要な対等な立場のコミュニケーションを身につけることができるんです!

具体的に解説します。

まず、対等な立場ということは年齢による上下関係も重視されなくなります。
敬語を使ったり使わなかったり。

リアル脱出ゲームでは、参加する年齢層が幅広いです。
私でいうと、下が10歳、上が60歳の人とゲームをしました。

年齢に差はあっても、お互いの立場は対等。
ここでのコミュニケーションは今まで経験したことがない感覚。

「個」で働く時代では、共に働く人も多様になりますが、立場は対等。

これは仕事だけでは慣れないのではないでしょうか?
いくつも仕事を掛け持ちしていれば違いますが、掛け持ちできる人はほんの一握り…

リアル脱出ゲームなら、年齢に関係なく対等な立場でコミュニケーションをとるための練習ができます。

先程、対等な立場で必要な要素として、役割分担、情報共有をあげました。
これは、リアル脱出ゲームでクリアに最も必要とされる二大要素でもあります。

経験した上で言うと、本当に大事です。

自分が何が得意化踏まえた上で、何が必要かを話し合い全体で役割を割り振ることで目標のクリアに近づきます。

自分だけが持つ情報を共有することで、仮説や提案に幅が出てクリアに近づきます。

これは「個」で働く時代に通じています。

できることを踏まえて必要なことを偏らずに役割分担することで目標の達成に近づきます。

自分が持つ専門的な知識を情報共有することで、新しいアイデアへとつながり、仮説や提案の幅が広がります。

役割分担、情報共有の2つの重要性を実体験できます。

リアル脱出ゲームは何かと「個」で働く時代に必要なものがゲームという形で体験できます。

おそらくここで書かれたことだけ読んでいてもあまりイメージは膨らまないでしょう…

一度参加してみてはいかがでしょうか?


◆ まとめ

これからの時代では、IT技術の進歩やAIの普及による機械化の影響で、会社に雇用されずに個人で仕事をする働き方が求められます。

「個」で働くと、時代の変化の速さに適応しやすい、SNS普及により個人の情報発信が容易になった、自分に合った働き方ができるなど優位性があります。

「個」で働くにあたって必要になる能力が対等な立場のコミュニケーション能力。

対等な立場のコミュニケーションでは、自主性を踏まえて、役割分担、情報共有が重要になります。

対等な立場のコミュニケーションを身につけるためにはリアル脱出ゲームが最も適しており、「個」で働く時代に通じることが多いです。

リアル脱出ゲームでこれからの時代に必要な能力を身につけるべき!!!


◆ 終わり

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

今回の記事はプログラミングを本格的に勉強し始めたのと重なって少々進行が遅くなりました…申し訳ございません…

ただ、よく見てみると、文字数が6000文字超え…これは今まで30記事以上書いた中でも一番多いんです!

リアル脱出ゲームの話も出たのでつい熱く語ってしまいました…

リアル脱出ゲームは趣味で何度も行くのですが、毎回学びがあって面白いです!

リアル脱出ゲームをやると、結構ムキになって本性でやすいんですよね…
これはやったことがある人なら共感してくれるはず(笑)

考え方や行動が人それぞれ違って、時には意見がぶつかったり、共感しあったり…

多様性の中で仕事をするとなるとこんな感じなのかな、と思いました!

学ぶためには非常に有意義なのですが、もちろん、遊びとしても近年注目されており、クリアしたときの感動は他に代えがたいものがあります!

ぶっちゃけて言うと、会社で何かいいことあった時よりリアル脱出ゲームでクリアした方がうれしかったです(笑)

なにせクリア率平均10%ですから…

難しいからこそ真剣に楽しみながら対等な立場のコミュニケーションを学ぶことができます。

みなさんもぜひ一度参加してみてください!

本当にクリアするの難しいので(笑)

それではまた次回に!!!

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