1000冊読んで身につけたビジネス書の選び方の本質!!!【初心者編】
「自分が最後まで読めるビジネス書ってどれだろ…」
本noteを読んでいただき誠にありがとうございます。
今回のテーマはビジネス書の選び方です。
今回のターゲットは、
☑ ビジネス書選びが苦手
☑ 書店で本を選びたい
本noteはビジネス書を読むことに慣れていない方に向けて書いています。
内容は全部で5000字超。おそらく慣れていない方は大変かと思われます。
そのため、読み慣れていない方でも読みやすいように、目次の「◆」のついている章を押せば、すぐその章の結論が見れるように編集してあります。
その部分を先に読み、気になったらその章を読むという形でも構いません。
進め方
全部で5章の構成になっています。メインは2~4章です。
第1章ではこのテーマにした理由について。
テーマ決定理由とともに、実際に書店にいて私が感じたことを書きました。
第2章では本の売り場について。
主に、どこにある本を選べばいいのか、場所の説明です。
第3章では本の選び方について。
選び方とともに、選んではいけない本も解説していきます!
第4章ではまとめについて。
第2章・第3章の内容をまとめています。
時間のない方はこちらを先に読んで、気になるところを本文から読んでいくことを薦めます。
第5章では終わりについて。挨拶と最後に告知があります。
このnoteを読んで、1人でも「ビジネス書を読んでみようかな…」と思っていただければ幸いです。
◆ 第1章:このテーマにした理由
なぜ、このテーマにしたかというと…
* 書店に来たのに何も買わずに帰ってしまう人が多いから! *
私はほぼ毎週、書店に行きます。
ビジネス書を選んでいると、サラリーマンだと思われるスーツを着た方がよく来ます。
働き方改革で仕事を効率化する、管理職になって部下の育成をする、そんな悩みがあり、解決のきっかけになるビジネス書を探しに来ているのだと思います。
しかし、ほとんどの人が、
① 売り場を眺める
② 本を手に取る
③ 帯を見る
④ パラパラページをめくる
⑤ 2、3冊同じことをする
で、何も買わずに帰宅。
このパターンの人がとても多い…
私自身の目で数えていても8割くらいがこのパターン。
非常にもったいない、いつもそう感じていました。
なぜだろう、自分の中で考えました。
すると、理由は明白でした。
* 書店は量が多すぎる! *
1つのカテゴリーだけで何十冊もあります。
その中から自分に合ったビジネス書を、ましてや普段から読んでない人が選ぶのは大変です。途中で挫折しても仕方ない。
また、今では、Amazonなどのインターネットで買える時代。
おすすめのビジネス書は検索すれば出ます。
YouTubeでおすすめ紹介動画もあります。
ただ、それでも書店に来るのは、自分に合った内容かどうかが知りたいからではないでしょうか?
ビジネス書は1500円程度で仕事ができる人の知識や経験を知ることができます。
読むだけで貴重な情報を得ることができ、成長して仕事ができるようになります。
ただ、それでもお金はかかります。
自分が必死になって稼いだお金、大切に使いたい、無駄にしたくない、そのように考えているはず…
そんな人達のために、私が1000冊読んで身に着けた本の選び方を教えていきます。
次章から本格的に解説していきます!
◆ 第2章:本の売り場
いきなり結論言います!
初心者の方が書店でビジネス書を選ぶときは、
* 定番売り場に置かれている流行りの本以外から選ぶ *
…ん??と思われてますね…解説していきます!
まず、本を選ぶ前に、書店でどのように本が置かれているか。
まず、書店は入り口の近くに流行りの本をジャンル関係なく置いてあります。
中に入るとカテゴリーごとに本棚が分かれ、売れている本は面陳列(表紙が見えるように陳列)で並べ、他の本は棚差し(背表紙を向けて陳列)で並べています。
それぞれ場所ごとに特徴があります。
▼ 第2章 ① 書店の入り口の売り場
まずは書店の入り口にある本。
おそらく、書店に入ると入り口近くの流行りの本から見ると思います。
書店では、流行りの本の中でも、売りたい本はPOPをつけて大量陳列しています。
客の目に入りやすくし、売り場まで誘導し、手に取ってもらう、これが書店の戦略。
大量陳列は書店に限らず小売業なら当たり前の戦略です。
ここで注意!
ビジネス書を選ぶのが苦手な人が1番やってはいけないこと、それは
* 流行りの本を買ってはいけない! *
なぜなら、
☑ 流行りの本が良書とは限らない
☑ 流行りの本が自分に合った本とは限らない
みんながいいというものが自分にとってもいいものとは限らない。
これは、本に限らず全てのことに言えます。
また、出たばかりの本はレビューで高評価がつきやすいです。
そのため、つい買ってしまう人がいるのが事実。
本当の良書とは、何年経っても読まれ続ける本です。
ここを勘違いしてはいけません。
もちろん、書店員も騙そうとしているわけではないです。
書店員も手探りで日々売り場を考えています。
一生懸命いい本をお客様に届けるために、口コミや作者の知名度から売り場を試行錯誤して作っています。
もちろんお店としては、流行っている本は売りやすいので売り込みますよね…
私自身、本が読み慣れて調子に乗っていたころ、書店で流行りの本を買い込んで読んでいました。
ある時、本が増えて本を売ろうと思いました。売る本を眺めたときにあることに気づきました…それは、
* 売りたい本のほとんどがつい最近まで流行っていた本ばかり *
衝撃でした…
流行っている、ただそれだけで買ってました…
ひどいものだと、流行りの本2冊で1冊にまとめて書かれている本があったぐらい。
お金も使い込んでいたので落ち込みました…
特に、慣れてない人は
☑著者が有名人
☑有名人が帯を書いている
これらの基準で買ってしまうことがあります。
あくまで自分にとって学びがあり、必要かどうかです!
▼ 第2章 ② 書店の定番売り場
定番売り場とは、主に本棚があってカテゴリーごとに本が分けられており、本棚の上にカテゴリー名が書かれている場所です。
大型書店だと、本棚の真ん中2段が面陳列で何冊か並んでおり、後は棚差しで1冊ずつ並んでいます。
小型書店だと、本棚の真ん中1~2段が面陳列で並んでおり、残りは棚差しで1冊ずつ、突き出しで縦2列に平積みしてあります。
2つのタイプの書店に共通するのは、定番売り場には流行りの本と今までに発売された本が混ぜて置かれていることです。
しかし、入り口で流行りの本がどの本か見ているので、流行りの本がわかります。
その本は選択肢から外しましょう。
2つのタイプの書店の違いは、良書の置いてある場所です。
大型書店の良書が置かれている場所は、本棚の真ん中2列で面陳列されている本です。
小型書店の良書が置かれている場所は、突き出しで平積みしている本です。
もし突き出しがない場合は大型書店と同じ場所です。
まず、先ほどと同様、流行りの本を選択肢から外します。
残りの、定番売り場の流行りの本以外の本、ここから選びます。
それでは、実際に本の選び方を解説します!
◆ 第3章:本の選び方
では、どうやって本を選んでいくか…
結論から先に言います!
☑ 主情報が欲しい情報の50%以上ある
☑ 文に太字がある
☑ 章の終わりにまとめがある
これは、初心者がまず1冊の本に書かれていることをきちんと実践に移せるようになるという基準です。
何冊も読んだ方が本当に大切な情報がわかってくるのでいいかもしれません。
ですが、何冊も買わなければなりません。
一度挫折した人にはこれは難しいと思います。
まずは、初めに全文を読む。その後は1冊を全文ではなく要点だけを何回も読み込む、そして実践に移していく。
ここが初心者の初めのゴールです。
それぞれ説明していきます。
▼ 第3章 ① 主情報が欲しい情報の50%以上ある
ビジネス書は主情報と副情報があります。
☑主情報:本の中で著者が伝えたい重要な情報
☑副情報:主情報を詳しく説明するための補助的な情報
まず、主情報が欲しい情報量の50%以上あるかで判断します。
主情報は以下の場所に書かれています。
* 主情報が書かれてる場所 *
☑ 各章のタイトル
☑ 太字の文
☑ 小見出しの終わり
☑ 章の終わりのまとめ
自分が欲しい主情報の多いビジネス書を選ぶ、これがポイントです。
50%あるかどうかの基準は目次の見出しの数から計算しましょう。
ここで、もし欲しい情報量が50%より少ないなら買うのはやめましょう。
私の場合、仮に49%だとしても買いません。厳しめです(笑)。
49%以下の場合、自分の知りたい情報だけ立ち読みでサラッと読んで終わり。
▼ 第3章 ② 文に太字がある
太字を使う理由は、章の中でも特に著者が伝えたいから。
知ってる方がほとんどだと思います。つまり主情報。
今回は1冊を何度も読み込める本を選ぶのがゴール。
全文読むのは時間がかかり、副情報まで読むのは効率が悪いです。
読んで主情報だとわかるのではなく見て主情報だとわかる、それが太字がある本です。
この本をまずは選びましょう。
▼ 第3章 ③ 章の終わりにまとめがある
太字がある文は主情報であることが多い、間違いありません。
しかし、章の終わりにまとめが書かれている場合は、太字の主情報の中でさらに筆者が伝えたいことがまとめてあります。
タイトルと章終わりのまとめを見れば本の構成がおおよそわかります。
もし、太字がなくても、章の終わりのまとめがあれば問題ありません。
優先順位が高いのはまとめです。
▼ 第3章 ④ 初心者が選んではいけない本
選ぶべきビジネス書は主情報が50%あり、太字とまとめがあるもの、ここまではお分かりいただけました。
一方で、初心者が選んではいけない本があります。
初心者が本に慣れていないときに選んではいけない本とは、
☑ 外国書籍を和訳した本
☑ ベストセラーといわれる良書
一つずつ説明していきます。
☑ 外国書籍を和訳した本
外国書籍は、外国で多くの人が読まれてベストセラーとなり、それを和訳して日本でも販売します。
一見よさそうに見えますが、初心者はここで注意が必要です。
それは、外国書籍を和訳した本と日本の書籍の違いにあります。
それは文章を見れば言いたいことがわかるかどうかです。
日本の書籍は読者に理解しやすいように書いてあります。
あくまで視点は読者。読んでもらってなんぼという考えです。
そのため、簡潔に、言いたいことを直接書いています。
一方、外国書籍は、著者の書きたいように書いていることがほとんどです。
例外はもちろんありますが、読みたければどうぞ、そのような印象です。
なので、外国書籍は自分で解釈していきながら本を読み進む必要があります。
読み慣れていないと、このひと手間が読む意欲を削いでいきます。
読むのに時間がかかり、ページが進まず読むのをやめてしまいます。
まずは日本書籍から選びましょう。
☑ ベストセラーといわれる良書
一見いいんじゃないかと思われる方が多いと思います。
ですが、ベストセラーは以下の特徴があります。
* ベストセラーの特徴 *
☑ ページ数が多い
☑ 難しい言葉・専門用語が多い
☑ 字が小さい
☑ 行間が狭い
☑ 文章量が多い
カンタンにいうと読むのが大変そう…読み慣れていない人はこのように印象を持ちます。
ベストセラーと呼ばれる良書は、多くの著者が読んでいます。
そのため、参考文献でもよく使われます。
私が読み始めたころ、某大型書店の自己啓発の本棚1列の参考文献を全て調べました。
すると、多くの本が参考文献として「7つの習慣」を引用していました。
参考文献で使うということは、本に参考文献の内容が含まれているということになります。
つまり、直接ベストセラーと言われる良書を読まなくても、本に参考文献として書かれていれば、読むだけである程度内容を知ることができてしまうのです。
◆ 第4章 : まとめ
最後にまとめです。
まず、初心者が選んではいけないのは、
☑ 流行りの本
☑ 外国書籍を和訳した本
☑ ベストセラーといわれる良書
そして、初心者が選ぶべき本は、
☑ 定番売り場にある
☑ 主情報が欲しい情報の50%以上ある
☑ 文に太字がある
☑ 章の終わりにまとめがある
この条件に合った本をまずは1冊買い、全文を読む。
そして、一度読んで内容がなんとなく理解したら、太字と章の終わりのまとめを繰り返し読み、内容を定着させる。
そして実践し成果につなげる。
これがこのnoteを読んでいただいた方に目指していただきたいあるべき姿です!!!!!!!
◆ 第5章 : 終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございます!
いかがでしたか?
少しでも本を読んでみよう、もう一度やってみよう、そういう風になっていただけたら幸いです!
お得でしたか??(笑)
損だと思われた方、申し訳ございません…意見など踏まえたうえで、改良できる箇所は直していきます!
今回の本noteを読んでいただいた方はおそらくビジネス書に関心がある方だと思います。
そこで、今後の予定として、1000冊読んでほんとに薦められるビジネス書、本の選び方の上級編も考えております!
お楽しみに!!
それではまた次回に!!!
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