学習的無力感

りょーこです。

やっぱり勉強するものだ。

"現地に染まるほど協力隊は立派だ!"
みたいに以前は少し思っていたけれど、
日本のリズムでネットに頼りながら、情報や娯楽も得ないと、何も新しいことが生み出せない…。


学習的無力感、という言葉を知った。

繰り返し解決不可能な状況を経験することで、
解決可能な状態になったときも、諦めてしまうこと。

あぁ、
アフリカの人ってやる気ないなー
と思っていたけれど、
これなんだろうなと思った。

今あるものやできることで
目的を達成する成功体験が極端に少ないのと、

アフリカの人自身も
自らのネガティブな刷り込みがあるのだろうなと。

だからこそ、お金やモノというわかりやすいものに飛びつく。

得られたら必ずプラスになるからだ。


アフリカ人にとっては
チャレンジすることって、
身投げや当たって砕けることに近いのかも。

動けば変わるよ!
って言葉は彼らに響かない。

"いつか"世界を変える!
なんてことも言ってられない。

努力は報われる!
なんて言葉も彼らの前では無力。

今、すぐに、結果が欲しいから。


できるだけ失敗しないで、
確実に結果を実感させてあげられる何かを
活動としてやれたらなぁと思う。


ちなみに、
協力隊員など国際協力を目指す人もよく陥るのかなぁと思う。改善できても解決はしないから。

自分も含め、
各々の満足感や達成感を大事にしないと、
足並み揃えて結果を出せないから、
心理学は本当に大事だなぁと思った、

そんな雨季明けの夜。


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