見出し画像

グルコサミンについて

最近、膝に違和感がある。

普段特に痛む訳ではないが、何か違和感がある。違和感がある箇所を強く押すとほのかに痛い。

中学生の頃、男子の多くが「オスグッド」いわゆる成長痛に悩まされていた。オスグッドの名前の由来は、押すとぐっと痛いから説と発見者の名前説が有力だが、前者が正しいのであれば、この症状もオスグッドに分類されるだろう。

違和感の原因はハッキリしている。僕は健康の為に、毎晩スクワットをしている。YouTubeの動画に合わせ、おおよそ400回くらいだろうか。仕事終わりの体に鞭を打って行なっている。

加えて、週末はジムに行く。チャリで10分強かけて行き、エアロバイクを1時間漕ぎ、30分トランポリンで躍ね、またチャリで10分強かけて帰る。

明らかに膝を酷使している。その酷使っぷりは、高校野球のエースピッチャーの連投ばりだ。ただでさえ、決して軽いとは言えない僕の体重を毎日支えているのに。

とりあえず、運動前に膝を念入りにストレッチすることにした。屈伸、伸脚、膝回し。今までテキトーにこなしてきた準備に、丁寧に時間をかけた。

しかし、状況は特に好転することはなかった。

ここで、医学の力に頼ろうと思った。そう思った時は、まず市販薬を求めドラッグストアへ行く。

ドラッグストアで「グルコサミン」を発見した。僕らの世代は、膝には「世田谷育ちのグルコサミン」が良いと相場が決まっている。現代に枕詞という概念があるとすれば「グルコサミン」の枕詞は「世田谷育ちの」になるだろう。

CMの演者から察するに、この年齢でまさかお世話になると思っていなかったが、シニア達が笑顔でグルングルン膝を回す神話じみた映像を思い出し、180粒入りを購入した。ちなみに僕が購入したのは、墨田区育ちのグルコサミンである。

購入したその夜、とりあえずスクワット後に一粒飲んでみた。その翌朝、なんかいつもより膝が楽になった気がする。

無論、気のせいである。なんたって、1日に6粒飲んでくださいと書いてあったのだから。プラシーボ効果ならぬグルシーボ効果である。

しかし、6粒とはなかなかの量である。しかも一粒一粒が大きい。ちょっと力を込めてごっくんしないと飲み込めないサイズだ。180粒あっても1ヶ月足らずで無くなってしまう。

とりあえず、毎日3粒ずつ摂取することにした。 2ヶ月後の効果のほどは、また記事にしようと思う。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?