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日本のスターバックスにはまだ充分に語られていない成功のカラクリがある -対談のセットに向けての背景-

対談したいので、せっかくだからお聞きになりたい人いますか?ってつぶやきましたら、私の想像を超える人にコンタクトをいただくことになってしまい、これはリモート対応せねばならん!ということで急ぎ、対談の背景などをまとめました。

対談の概要はこちらをご覧ください! 
11月開催:前半2回


12月開催:後半2回(のちほど提示します)


(この記事は3分程度でさらっとお読みくださいませ)

1. 皆さんは人生に刺激を受けるようなメンターや友人、パートナーがいますか? -いわゆる背景-


幸運にも私には、仕事や人生において刺激をいただけるような方達が周りにいます。

同年代の方もいるし、最近は、若いスタートアップ経営者からメンター(お話し相手)をお願いされることも多く、ありがたい状態です。こちらがメンターをしていても、それはあくまでも役割としてであり、若く有望な年下のチャレンジャーから逆にこちらが学びを受けるような、そんな尊敬すべき人たちがたくさんいます。

で、自分がまだ若い頃にはたくさんいた、上の方。諸先輩がたとお話をさせていただける機会ってのは、多かったものです。(当時は面倒だったり鬱陶しかったり、若いからこそ思うこともいろいろあったのですが、)それでも素敵な先輩や上司から頂いた言葉は今も宝であり指針になっています。

40歳も超えると、自分より上の方との対話やお話を伺うというのは、実に貴重でして、歳を重ねるごとと機会がますます減っていく。

でも、まだ、私には数人、いるんです。ありがたいことに、私を面白がって、私と会話してくれる年上の先輩が。

上から見ると扱いづらい、クセの強すぎる私なんかとお付き合いいただいて、接点持っていただいているのは、本当に、本当にありがたい限りです。

で、今回の対談もそういう私からすると知的刺激をくすぐりまくってくれる方のお一人、梅本さんと対談しようというお話になりました!


2. 梅本さんとスタバについて対談することになりました! -対談に至る経緯-

梅本さん。さまざまな経験を有しておらえる敏腕な経営者であり、それを体系的にまとめる学者さんの顔もお持ちです。しかし、強調されるべきは、「日本にスターバックスを持ってきた」というご実績、そして実際に運営の陣頭指揮をとり、実践者として活動なされたご手腕とその評価なんじゃないかと思ってます。

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中部国際空港のスターバックス
名古屋太郎 -https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9409059


すでに、櫻井は、定期的に梅本さんに知的な刺激を交換していただいております。

これまでの対話を経て明らかになったのは、スターバックスは単に「お洒落で素敵なサードプレイス」というキーワードのみで日本市場において成功したのではない、という事実でした。

自分で書いていても、冷静に見れば当たり前ですし、その通りなんです。しかし、この事実はうっかり通り過ぎてしまうものでもあります。何故なら、スターバックスのブランディングとプロモーションが上手すぎて、たくさんのひとが「素敵なサードプレイス」に魅了されて続けている。

だからこの事実に大きな着目がなされていないのだな、と改めて思い始めました。

で、対談の話に行くまえに少しだけ櫻井お話もさせてください。


3. 結局、悩みは組織活性の話に収斂する -対談のきっかけとなる日本組織の悩み-


現在、櫻井は独立して組織開発や組織活性化、次の時代を生きるための知恵、マインドセット、オトナの学び直し、などをマホラ・クリエイティブという会社にてご支援させていただいます。近況は別途、こちらにまとめました。


櫻井は、一応、自称「経営者」として(決して組織やメンバーの舵取りは上手くないものの)、これまで3社ほどエグゼクティブ、いわゆる組織の長・酋長として会社を動かすことを経験した過去があります(現在も一社、進行中)。

また、ここ10年の間では、その間に、役員として関わった企業が3-5社ほど。その他、若い企業家のメンターとしての並走を十数社、他社へのコンサルティング活動としては(小さいものまで大げさに数えますと)およそ100社ほどのアドバイスや業務支援などをしてきました。

仕事をしていると様々な階層の、もう本当にいろんな課題を抱えた方から支援要請を受けます。企業の経営者や変革実践者から数多くの組織の悩みを相談されます。それらの悩みの解消に、全て応えられたわけではありませんが力の限りご支援をしてきました。また、これらの活動の中で、企業が本当に変革すべき問題や課題とは一体、何なのかを突き止めようとしてきました。 

入り口もバラバラ、相談を持ちかけてくる人も、研修担当の若手から、大学休学中の起業家、大きな組織を束ねる社長という立場の方、様々な方が、様々な悩みを抱えているのですが、お話を聞き、対話を重ねていきますと、概ね、一つのところに収斂されていきます。

「今、停滞している自分たちの組織をどう活性化するのがいいのか。。。」

そう、おおよそ停滞している日本組織の問題にぶち当たるのです。

そんなこんなで、私は日本組織の停滞に関する歯痒さを抱えながら梅本さんとの対話をしておりました。

ということで、また梅本さんと私が話している対話に戻ります。


4. 日本のスターバックスにはまだ充分に語られていない成功のカラクリがある -対談のセットに向けて-


この成功のカラクリについては、対話をしていて、思わず私が叫んだ言葉です。

そして、これは私のクライアントや仲間の多くが抱える「日本での停滞を払拭する組織的な問題解決の鍵」になるのではないかと光明を見出した希望でもありました。

梅本さんのお話から、日本市場でのスタバの成功は日本式の組織文化に根ざしたサザビーリーグという企業のもつ企業の存在が大きく影響しているのだ、ということがわかってきました。

なるほど。たしかに、そうでなければ、流行りだけではこの30年間、市場に飽きられることなく成功し続け、一流であるという優れたブランドイメージを保ち続けられる理由に説明がつかない。

外資企業をそのまま日本にもってくるということとは少し違うのではないか?(実際、鳴り物入りで日本市場に参入し消えていった外資系企業などたくさん存在するのだ。)

「実際、違います。」 梅本さんはにこやかに語ってくれます。


5. じゃ、いっちょ対談しようじゃないの -対談の決定-


知的好奇心から始まった我々二人の対話は、次第に熱を帯び、いつしかスターバックスの舞台裏の物語をお話していくというものから、「日本企業の組織が再び活性化するためにはどうしたらいいのか?」というテーマを櫻井が梅本さんにぶつけそれに梅本さんが記憶を紐解きながら答え、梅本さんのアンサーを元に、櫻井が再び日本企業へのヒントになるための変換をするという、議論のリレーの様相を呈してきました。

同時に、これは、このまま雑談にしておくのはあまりにももったいない。と感じ始めます。

このエッセンスは、悩める日本企業が今こそ考えるべき組織活性化にむけた提言そのものになるのではないか?

そう思った櫻井は、思い切って、梅本さんに正式な対談を申し込んだのです。

実は、このやりとりにはもう一人、やつづかさんって素敵な方が重要人物として出てきますが、それはまた次のおはなし。

対談のくわしい内容はこちらをご覧ください!

この対談に興味がある、という方は個別にコンタクトをいただければと思います。

収録は録画する予定です。この録画は後日、見てもらえるようにするつもりでおります。(あくまでもまだ予定ですが・・・)

また、タイアップ企画で進めませんか?というありがたいお話もいただいていることもあり、その辺りも後半戦の動きに関わって参りますので、随時、気になっておられる方にはご報告いたします。

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