自己紹介と記事のテーマについて

ご訪問頂きありがとうございます。Ryoです。
昨年の秋に東京大学を卒業し、4月から社会人生活をスタートいたします。現在は本(主に東洋思想や東洋医学)を読むだけの放浪生活をしています。現在いらっしゃるフォロワーの方は90人弱です。より多くの方に記事を読んでいただきたいので私自身の紹介とこれからどんな記事を書いていきたいかを記していきたいと思います。


出身は東京都です。

私は幼稚園からサッカーを始め、プロ選手になりたいと思っていました。
強豪チームに所属し、練習をつみました。しかし中学年代への昇格で躓きました。
精神的に未熟だった私はこの挫折でサッカー選手になるのは無理だと諦めてしまいました。サッカーが嫌いになり、小学生ながらひねくれた考えを持つようになりました。

勉強が得意だった私はせめて東京大学に入らなければと思うようになりました。
中学受験では東京大学への進学率が高い私立校を目指し、入学しました。

授業をしっかり聞いて、宿題だけはきっちりこなす真面目な学生でした。
学生生活は東京大学に入るためのものだという極端な考えを持っていました。
英語や数学、国語、社会の授業以外は意味がないと決めつけました。
無駄だと思い込んだものは一切排除する癖を身につけたのです。
大学受験とは関係がない科目の授業や学内のイベントは苦痛でした。友達が少なかった私は、特に学園祭や体育祭の居心地が悪かった記憶があります。

勉強の甲斐もあってか無事に東京大学に合格しました。4年間の大学生活も終わりに差し掛かりました。
周囲の学生は就職活動を始める時期となりました。人と話すのが得意でなく、目標がなかった私は何をすればいいのかさっぱりわかりませんでした。

暇だった私は本屋に足を運ぶようになりました。

「秒速で1億稼ぐ条件」「人生の勝算」な惹きつけられるタイトルが目につきました。
資本主義社会の成功者たちが本を書いて、こうすればお金を稼げるんだ、出世できるんだと教えてくれていたのです。

富と名声には興味がありました。承認欲求が人並み以上にあるからです。本を衝動買いするようになりました。大学生活の後半は貪るように本を読んでいました。
数十冊読んでようやく気付きました。自分がただのノウハウコレクターであるということに。

本を否定するつもりは私にはありません。本で理論をきちんと学び、実践すれば、富と名声、幸福を手にできる方もいらっしゃるでしょう。
ただ私の場合は、「お金持ち」や「社長」という表面上の言葉に釣られているだけだったのです。

本当に必要なこと

私たちが現在、自己啓発本で目にする成功法則や倫理観などは大きく2種類に分けることができると思います。


一つ目は古来より東洋の地に伝わる思想です。

日本の神道や大陸から伝わった仏教や中国の諸氏百家などです。


二つ目は幕末の開国以来、徐々に日本国に浸透した西洋の合理主義的思想です。

合理主義を簡単にまとめると、中学高校時代の私のような考え方です。目的を達成するために、余計だと思うものは排除し、最短ルートを行こうとするような考え方です。


合理主義に染まりすぎた私は、本から得られるノウハウを活かす前の段階なのです。
事を成したいというそもそもの土台がないということです。

私に限った話ではないと思っています。現代の情報化社会に本当に必要なことはノウハウを得ることではないと思うのです。東洋の先人たちが残した考え方を骨の髄まで染み渡らせることなのではないかと思うのです。

どのような方に読んでいただきたいか

私の記事は

・ノウハウを聞いてもなぜか実践できない

・人生で何がやりたいのかわからない

という私と同じような悩みを持つ方に読んでもらいたいと思っています。

未熟なもの同士、私と一緒に先人たちの思想から少しでも何かを学び取りたいと思う読者の方がいれば幸いです。


スマホを見ていると他人の人生が目に入ってきます。
本屋にはプチ成功者たちが自分をアピールするノウハウ本が溢れています。
現代の情報化社会にあってもぶれない軸や生き方、考え方を手にしていきたいという方々とぜひ一緒に勉強していきたいと思います。

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