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妻が泣いています

最近、妻がよく泣いています。
育児が大変だからです。

2歳の長男、0歳の長女の育児で
疲弊しています。
普通に大変なのに、
ADHDとASD(自閉スペクトラム症)
を抱えている妻は、
本当につらそうです。

私は、ほとんど在宅勤務なので、
食事を一緒に食べたり、
お風呂に入れたりと
時間の許す限り、
できることをしています。

ですが、
育児の負担を分け合えば
解決するような話ではなく、
妻が抱えているものは、
もっと根が深いです。

何が問題なのか、少し考えてみます。

妻は長男にずっとイライラしている

妻は、長男に対して、
ずっとイライラしているそうです。
私が仕事をしているときでも、
「大っ嫌い」というLINEが
定期的にきます。

手づかみで食べること、
散らかしっぱなしにすること、
食事を食べないと言うこと、
お風呂に入らないと喚くこと。
2歳児にありがちな
その全てに対して
イライラしています。

長男には、
当然見せないようにしていますが、
一挙手一投足が許せないようです。

子育てはストレスの連続です。
ほとんどがストレスのかかる時間です。

妻は、平日日中帯は
一人で育児、家事をしてくれており、
ずっとストレスがかかっています。

夜も長女が数回起きるので、
安定した睡眠がとれていません。

睡眠不足とストレスの連続で、
ほとんど育児ノイローゼの状態に
陥っています。
子供を可愛くないとさえ
思ってしまう状態です。

長男の一挙手一投足に
なぜイライラするのか。

理由の一つは、
時間の逼迫だと思います。

1日の時間は有限です。
その中で子供がぐずると、
あっという間に
数十分経っていることがあります。
お昼寝で寝ないときは、
数時間頑張って、
結局寝ないで時間の無駄、
となることも少なくありません。

時間がかかる育児。
家事はそっちのけでいいので、
余裕を持って
自分なりにやってくれれば
と思ったりしますが、
家事もきっちりやらないとと言って、
割り切るのは
なかなか難しいようです。

家事であれば、
仕事の後に夜中にでもやるよ、
と言いますが、
うーん、という感じです。

妻は元々家事が苦手です。
ルーティーン的な作業が苦手で、
風呂に入るのすら、
気合を入れないとできないです。
おそらく、ADHDの特徴です。

完璧主義で、やらねばという思い。
何度言っても、やってくれない子供。
ルーティーンが苦手。

これらが組み合わさることで、
育児ノイローゼの状態に陥っています。

時間ないし、ちゃんとやりたいし、子供は操作できないし、繰り返し作業嫌だし。

妻の話をきく

そんな状態の妻と
どう接していくべきでしょうか。
その答えをずっと模索しています。

妻が思っていることを
喋ってくれるとき、
私はとにかく聞くようにしています。

こういう風に考えれば
ラクになるんじゃないかなとか、
ADHDの特徴も調べながら
色々言ってみましたが、
妻に変化はありませんでした。

妻は妻なりに考えて、
自分の特徴も
嫌というほどわかった上で、
対処しながら、
毎日こなしてくれています。

私が的を得たことを
言えていないのもあると思いますが、
私が言ったことを
受け入れられない、
受け入れる余裕がない、
というのが、
現状なのだと思います。

妻は、突然もう無理と言って
泣き出します。

そんなときは、
仕事中であろうが、
一緒に子供をみるなどして、
話を聞いて、
なんとかしのいでいます。

話をとにかく聞く

妻とのコミュニケーション

妻とのコミュニケーションは、
結構むずかしいです。

ASD(自閉スペクトラム症)もあり、
妻は共感性が弱めです。

どういう感覚かというと、
妻が私を信頼してくれていない
ように常に感じています。

何を話しても、
受け入れてもらえていないような感じです。
私が、家族として信頼しているからこそ、
こうしてほしい、こうした方がいい、
ということを言っても、
妻の中では聞いたことを
言葉のまま受けてとめてしまい、
「それは違う。」と
ずれていくことが多いです。

妻の受け止め方が、
いつもすごくネガティブな
方向になってしまいます。
何を言っても、
ネガティブに変換される感じです。

私が話を聞く側にいても、
相槌を打ちながら、
質問を返して理解しようとしながら
聞いていますが、
最終的には、
「どうせわかんないんでしょ。」と言われて、
終わってしまうことが多いです。

仕事や育児の合間に聞いているので、
ちゃんと聞けていないのかもですが、
合間に聞いてくれている、という前提が、
妻の中にはないか、意識が薄いので、
ちょっとした間があると、
「どうせわかんないんでしょ。」
になってしまいます。

ASDの人は、
情緒的な関係性を
築くことがむずかしい
と言われますが、
それをひしひしと感じます。

時々、
「あれ、自分がASDなのか。」
と思ったりします。

私の話になってしまいますが、
私は、逆に、
周りの人に共感することで
生きてきたところがあります。

妻にはたまに
イライラしていまいますが、
他の人にイライラすることは、
めったにないです。

最近は、育児・家事の寝不足や
妻とのコミュニケーションで疲れて、
他の人とのコミュニケーションが
雑になることもありますが、
イライラはしません。

相手の言動に至るまでの
思考プロセスを理解しようとしながら、
コミュニケーションをしており、
そのように考えていると、
言動のバックグラウンドが見えるので、
何を言われようが、何をされようが、
納得できます。

その話は、別の機会にまとめてみます。

「自分がASDかも。」
と思ったりもしますが、
仕事関係の人や知り合いと
会話しているときは、
普通に気持ちよく話ができるので、
たぶん大丈夫なんだろうな
と思っています。

妻とのコミュニケーションは
正直、とてもむずかしいですが、
カサンドラ症候群にならないように、
私自身もうまく抜きながら、
家族を支えていければよいかなと思います。

カサンドラ症候群こわい

最後は、ちょっとお悩み相談的なnoteになり、
申し訳ないですが、
そんなことを悩んで生きている人もいます、
ということで、
読んでいただき、ありがとうございました。

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